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お知らせ (更新日 2月1日)

最新のお知らせ一覧は以下の通りです

センターからのお知らせ

イベント開催情報


【初心者も大歓迎!!】
映画の音声ガイド製作ボランティアを募集しています

映画の音声ガイド製作ボランティア イメージ写真

 近年、映画館で上映される作品へのバリアフリー化が劇的に進んだこともあり、視覚障害者の方で映画を楽しむ方が増えています。その際に必須となるのが、「音声ガイド」です。
 音声ガイドとは、場所や登場人物の動き・表情など、映画の音のみではわからない、物語の理解に必要なことを言葉にして伝えるものです。
 川崎市は「映像のまち・かわさき」推進事業を通して、映像に親しむ街づくりを目指しています。当センターは市のビジョンに共感し、視覚障害者の方に映画の魅力をお届けすべく上映会などのイベントを毎月開催しているほか、鑑賞できるタイトル数の充実を目指し音声ガイド製作に取り組んでいます。
 センターではこの度、製作の作業をお手伝いしてくださるボランティアの方を募集しています。経験は不問、映画が好きな方、視覚障害者へのボランティアに関心のある方、どなたでも大歓迎です。またわずかではありますが、謝金のお支払いがあります。
 詳しくは下記、連絡先までお問い合わせください。お申し込み、お待ちしています!

【作業内容】

主に以下のようなものがあります。ご希望や適性に応じてお願いしています。

(1)ディスクライバー(台本製作)
音声ガイドの台本を書くボランティアです。PCスキルはネット検索とメール、エクセルでの文字入力ができれば十分です。
(2)ナレーター
ディスクライバーが作成した台本を読みます。また、吹き替えを担当することもあります。収録はセンターのスタジオ、または環境が整っている方は自宅録音でも構いません。経験者のみの募集となります。
(3)編集者
ナレーションを映画に同期させる作業です。初心者向けの動画編集ソフトを使用します。操作方法につきましては、スタッフが丁寧にご説明しますのでご安心ください。先輩編集者も「0」からスタートしています。
(4)モニター
ディスクライバーが作成した台本をチェックする視覚障害者のことをモニターと呼びます。映画が好きな方、とくに20代から40代の方を若干名募集しています。

※詳しくは以下のファイルをご覧ください。
参考資料:教えて、音声ガイド[PDF形式 / 288KB]

【お問い合わせ】

音声ガイド製作担当 橋口
電話:044-222-1611 (開館時間:午前9時から午後5時 ※月曜・祝日休館)
e-mail:hashiguchik@kawasaki-icc.jp


センター長からひとこと ごあいさつ

センター長 杉山 雅章 近影

 センター長として8年務めてまいりましたが、この3月末を持って退職することになりました。この4月からは 内藤 副センター長がセンター長として就任することになります。今回の巻頭言が最後になりますので、これまでの自分を少し振り返ってみたいと思います。

 大学を出て10年ほど自動車部品の開発・設計業務に従事しておりましたが、福祉の仕事がしたいと思い立ち、1991年7月、34才の時、縁あって日本点字図書館に勤めることになりました。最初は、視覚障害者用具を扱う部署に配属されました。商品を販売する部門ですので、時々お客さまからお叱りを受けることもありましたが、見えづらくなって不安を抱えているかたに、用具を通して、気持ちを少しでも明るくできることに、やりがいを感じていました。皆さまの生活上の不便さを少しでも解決したいと思い、生活雑貨店で便利そうな商品を探したり、メーカーに依頼して商品を製作してもらったり、独自で商品を開発したりしていました。その後、総務や図書関係の部署を経験し、60才になりこのアイeyeセンターに赴任しました。

 このセンターは市民サービスを行う施設で、自分にとっては初めて経験する地域の施設です。自分が想定していた以上に利用者に寄り添ってサービスを提供している事に、新鮮な驚きを感じました。以前、この巻頭言でもご紹介したことがありますが、ある講演で眼科医の先生が「視覚障害リハビリテーションのゴールは、当事者のかたに自信を持っていただくこと、そして笑顔を取り戻していただくこと。」とおっしゃっていました。このセンターは、そこにまっすぐに取り組んでいるように思えます。この職場の根底には、「お客さんを笑顔にしたい。」という思いが流れているように感じるからです。このような同じ気持ちで同じ方向を向いて仕事をしている職員に助けられ、このセンターの業務を通して、皆さまのたくさんの笑顔を見ることができました。

 このセンターでの8年間、とても充実した時間を過ごすことができました。これも、当センターを利用してくださった皆さまのおかげです。本当にありがとうございました。

 この4月から私はセンターを離れますが、その根底に流れる「おもてなしの精神」は変わりません。皆さまにもっとセンターを利用していただけるように、サービスや訓練内容を見直したり、新たなイベントを考えたり、職員全員が皆さまのニーズに合わせるよう尽力してくれると思います。どうぞ、4月からも新体制のセンターにご期待ください。

 私は市内に住んでいることもありますので、4月以降もセンターのイベントにお手伝いにくることもあるかもしれません。顔を合わせた際は、どうぞ、気軽に声をおかけください。それでは皆さま、引き続き、センターをよろしくお願いいたします。

センター長 杉山 雅章 (すぎやま まさあき)


パートタイム職員募集(図書貸し出し業務担当)

 川崎市視覚障害者情報文化センターでは、見えない・見えにくい方々に提供する主に図書等の貸出業務に携わってくださるパートタイム職員を募集します。

雇用形態
パートタイム職員
採用予定人数
1名
採用予定日
2025年3月6日以降(応相談)
勤務地
川崎市視覚障害者情報文化センター
(川崎市川崎区堤根34番地15ふれあいプラザかわさき3階)
従事すべき業務
図書の貸し出し業務、視覚障害職員に対する補助業務(代読、代筆、外出同行など)、イベント関連業務、その他事務作業、および特命の業務
勤務条件
  • 時給: 1,162円(2025年4月から 時給:1,226円)
  • 一時金: 夏冬年2回支給(規定による)
  • 諸手当: 通勤手当・時間外勤務手当等
  • 勤務日時等: 火曜日から土曜日の9時から17時まで(但し、所定労働時間を超えて勤務をお願いすることがあります)
    ※曜日・時間帯は応相談
  • 休憩時間: 所定労働日につき労働時間中の1時間
  • 休日: 月曜・祝日・年末年始・夏期休業期間
  • 有給休暇: 雇い入れ時期による所定の日数
  • 各種社会保険: 健康保険・厚生年金・雇用保険・労働者災害補償保険など契約条件に応じて加入
  • 定年: 65歳
  • 受動喫煙防止措置の状況: 屋内禁煙 (屋外に喫煙場所設置)
契約期間
有期契約 6か月(但し、初回のみ契約時期により短縮あり。試用期間なし)
契約更新
業務上の都合、勤務実績等を勘案のうえ、更新を行ないます。
応募条件
次の項目すべてに該当するかた。
  • 視覚障害者の福祉に理解と関心を有するかた
  • 目視による作業が可能なかた
  • パソコンによる作業が可能なかた
選考方法
書類選考、面接 ほか
提出書類
履歴書(写真貼付。メールアドレス記載のこと)
※封筒の表に「パートタイム職員応募書類在中」と明記してください。
応募締切日
2025年2月15日(土曜日)
書類提出先・お問い合わせ先
〒210-0026 川崎市川崎区堤根34番地15(ふれあいプラザかわさき3階)
川崎市視覚障害者情報文化センター(愛称:川崎アイeyeセンター)
電話: 044-222-1611 (火曜日~日曜日 9時~17時 月曜日・祝日・年末年始は休館)
メール: kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
担当: 藤本・内藤
※年末年始は12月29日(日曜日)から1月3日(金曜日)まで休館となります。
※お仕事の内容や環境について、ご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください!
募集者
川崎市視覚障害者情報文化センター
指定管理者:社会福祉法人日本点字図書館

デイジー図書ダウンロードサービス おすすめセットのお知らせ

 当センターでは、サピエ図書館にコンテンツのあるデイジー図書のダウンロードサービスを行っております。SDカード・CFカードをご自身で用意していただき、お好きな図書・雑誌を当センターでダウンロードしてお渡しいたします。
 今回は、おすすめセット第15弾として、期間限定で以下の5つのセットをご用意いたしました。

セット内容
1. 舞台は長屋!時代小説ベストテン
2. 主役は動物!推理小説ベストテン
3. ひたむきな子役!シネマ・デイジーベストテン
4. そろそろ終活!教養図書ベストテン
5. ラジオは友達!ラジオに関する図書ベストテン

 1.は、個性豊かな長屋の人々が活躍する、人情時代小説です。貧しくても日々を正直に生き、助け合う姿に元気をもらえること請け合いです。2.は、犬や猫が登場する推理小説です。警察犬が活躍する小説や、探偵が相棒の猟犬とともに失踪した少年を追う話、もう会えない人からの想いを伝える「伝言猫」など、動物が出てくるミステリーを10作品ご紹介します。3.のシネマ・デイジーは子役が活躍する映画です。警部補古畑任三郎が中学生時代に最初に手掛けた事件、12歳の少年たちの夏休みの冒険譚、男女が入れ替わってしまう中学生の話など、10作品を集めました。4.は、人生の終わりに向けた終活に関する教養図書です。スマホやパソコンなどのデジタル遺品をどうするのか、「死後事務委任」とはなにか、ペットの終活、「ひとり老後」の知恵袋など、老後の不安を少なくし、心構えをしておくための本を集めました。5.はセンターきってのラジオ通職員・浦野がセレクトしたラジオもの。10作品をお楽しみください。

 ご希望のかたは、お手持ちのカードを添えて当センター貸し出し担当までお申し込みください。各セットの先頭にはタイトルリストを入れてお送りします。このタイトルリストは、合成音声でタイトル・著者名・時間数を読み上げたものです。セットの中にどんなタイトルが含まれているのかが図書を読む前にわかるようになっています。どうぞご活用ください。また、タイトルリストは墨字のリストでも配布しております。音声版のタイトルリストのみを聞いてみたいという方には、CDでの貸し出しも可能です。各セットの内容はホームページからもご確認いただけます。
 SDカード・CFカードについては、当センターの用具販売で取り扱っておりますので、お気軽にご購入いただくことができます。その際は、ご希望のデイジー図書がすでにダウンロードされた状態でカードを送付させていただきます。

 尚、このセットのお申込期間は、2024年12月1日から2025年2月28日までとさせていただきます。
 このサービスなら、返却期限を気にすることなく読書をお楽しみいただけます。どうぞご利用ください。

お申し込み・お問い合わせ
貸し出し担当 藤本・庄司まで

「ふれあいプラザかわさき」の触察模型が寄贈されました

 2024年6月15日(土曜日)、当センターが入っている建物「ふれあいプラザかわさき」を3Dプリンターで製作した立体模型が鶴見大学文学部 元木 章博 研究室から寄贈されました。健常者は建物の形を目でみて把握できますが、視覚障害者は触ることではじめて理解することができます。センターに度々来場される方も、建物がどのような形をしているかは知りません。今後、当施設の全体把握に役立てていきたいと思います。

左:センター長・杉山と元木章博教授 右:ふれあいプラザかわさきの立体模型
左:センター長・杉山と元木章博教授
右:ふれあいプラザかわさきの立体模型

 また、当日は鶴見大学文学部 元木 章博 研究室のご協力により「東京・神奈川の『触れる』有名建物展」を当センターで開催し、多数の模型を視覚障害者の方々に触っていただきました。特に、横浜ランドマークタワー、横浜マリンタワー、東京スカイツリー、東京タワー、東京都庁第一庁舎の模型は、高さの比較ができたため反響が大きかったように感じました。雷門、浅草寺の模型と一緒に浅草周辺の触地図も用意され、位置関係を確かめながら建物の形を知ることができたことも好評でした。また、横浜市立中央図書館のような個性的な建物に加え、元木教授は、エスコンフィールド北海道、甲子園球場、東京ドームなどを追加して持参。皆さんに興味深く触っていただきました。

参加者が立体模型を触れている様子
参加者が立体模型を触れている様子

 今回の展示会は、鑑賞する当事者は自席に座り、説明する学生のみなさんが建物別に交代で説明するスタイルだったので、じっくりと触ってもらうことができました。一度席に座ると1時間から1時間半は在席。さらに、鑑賞中に投げかけられた様々な質問に学生の皆さんが熱心に回答していました。席を8席設けましたが、会場は常に満席で、順番を待つ人もいらっしゃいました。その間、元木教授を含め8名の説明員はフル稼働。会場から出てくる参加者から「とても楽しかった~」という声が多数聞かれました。説明員である元木教授、学生のみなさんの対応の誠実さが、今回の展示会をより満足度の高いものにしてくれました。
 鶴見大学 文学部 元木研究室のみなさま、このような触察イベントを開催していただき、ありがとうございました。


イベント受付方法変更のお知らせ

 これまでセンターでは、週末にほぼ毎回イベントが予定されているため、スケジュールが過密で新たなイベントを加えることが難しい状況です。これは、新型コロナウイルス感染を考慮し、定員を減らし、開催回数を増やして実施していることが主な要因です。4月以降はスケジュールに余裕を持たせ、柔軟にイベントを開催できるようにしたいと考えています。そこで、定員を新型コロナ前の状態に戻し、同時に開催回数を見直して実施することにしました。
 これに伴い、以下のガイドラインに従って受付を行います。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

2024年度 各種イベントに関する参加受付ガイドライン

 センターでは、市内の視覚障害者(見えづらさを感じているかたを含む)が各種イベントに参加できるように、参加受付方法の見直しを行ないました。2024年4月のイベントより、以下に基づいて受付いたします。

対象イベント
「音声解説付きDVD映画の体験上映会」
「ヨガ教室」
「れきおんクラブ」
「CDで聴くクラシック音楽講座」
「読書会(例:小説の中の○○を楽しむ会)」
「かわさき春の(または冬の)コンサート」
「落語会」
  1. 各イベントに定員と申し込み締切日(約2週間前)を設けます。
  2. 川崎市内に在住・在勤・在学の視覚障害者を先着順で受け付けます。
  3. 上記2.以外のかたは、定員を超えた場合に抽選となります。抽選結果は当落に関わらずご連絡いたします。
  4. お付き添いのかたは1名までとします。(かわさき春の(または冬の)コンサートと落語会を除く。)
  5. 「ヨガ教室」に限り、スペースの都合でお付き添いのかたは別室にてお待ちいただきます。
  6. その他、上記以外については、状況を勘案してセンタースタッフの協議の下、対応を検討いたします。

ネット閲覧室お届けサービスのご案内

 プレクストークPTR3、リンクポケットでサピエ図書館をご利用中のかたにご案内します。
 当センターでは2022年8月から11月にかけて、ネット閲覧室お届けサービスの先行サービスを試験的に実施しました。ご利用いただいたかたには概ね好評で、またいくつかのご指摘もいただきました。この試行期間を経て、2023年4月から新たなサービスとして「ネット閲覧室お届けサービス」を始めました。
 このサービスは、PTR3、リンクポケットのネット閲覧室(サピエ図書館内にある私書箱)に当センターのスタッフが図書をお届けするというものです。ご利用いただくには、ご希望のタイトルを電話などでお申し込みいただく方法と、毎月25日(センター休館日を除く)、2タイトルの図書がネット閲覧室に届く「コース利用」という方法があります。「コース利用」には5種類あり、コース毎にスタッフがタイトルを選定するいわば“スタッフお任せコース”となります。25日のお届け後に、登録完了メールをお送りします。
 ご自分の希望を、お電話で申し込んだあと、ほどなくネット閲覧室にお届けするこのサービス。自分で頼まずとも、そして選ばずとも、ネット閲覧室に図書が送られてくる「コース利用」も含めて、ご希望のかたはもちろん、興味をお持ちのかたも、どうぞお気軽に貸し出し担当までお電話ください。ご利用をお待ちしております。

対象者
プレクストークPTR3、リンクポケットからネット閲覧室をご利用中のかた
※ご自身が利用対象なのかご不明なかたは、お電話でご相談いただけます。
ご希望タイトル数の上限
1回につき30タイトルまで
コース利用に関して
月1回、毎月25日(センター休館日を除きます)2タイトル、ネット閲覧室登録後にメール送信あり、同時申し込みはお一人3コースまで。
5種類のコースについて
1. 日本小説安定コース
日本の小説の新着完成作品の中から、2タイトルをお届けいたします。
2. 小説教養バランスコース
小説と教養図書の中から、2タイトルをお届けいたします。
3. サピエランキングコース
サピエ図書館のランキングから、スタッフ選定のもと、2タイトルをお届けします。ランキング1位、2位とは限りません。
4. スタッフセレクトコース
古今東西ジャンル不問でスタッフが独自にチョイスした2タイトルをお届けいたします。
5. 徒然なるままエッセイコース
あの作家が、あの芸能人が、あの著名人が書いた随筆を、古いものから新しいものまで含め、2タイトルをお届けいたします。
お申し込み・お問い合わせ
川崎市視覚障害者情報文化センター 貸し出し担当まで。

音声版『アイeye』創刊のご案内

 センターで発行しているメールマガジン『アイeye』(月2回発行)が読者にとても好評です。メールマガジンとは、パソコンやスマートフォン、携帯電話にインターネットを通して送信するメールの広報誌です。このメールマガジンをメールが受信できないかたにもお読みいただきたいと思い、音声版『アイeye』を創刊いたしました。メールマガジン2か月4号分を再編集し、奇数月にCDで貸し出す新たな音声雑誌です。メールマガジンならではの、タイムリーな情報、職員の素顔を垣間見ることのできるコラム、図書や用具の紹介、訓練のエピソードなどが気軽に楽しめる30分から40分ほどの音声雑誌です。ご希望のかたは、センターまでお申し込みください。なお音声は合成音声で製作しています。


愛称を「川崎アイeyeセンター」に変更しました

 当センターの愛称 「アイeyeセンター」 を2018年4月より 「川崎アイeyeセンター」 といたしました。 “川崎”をつけることにより、サービスの対象地域を明確にし、川崎市民の視覚障害者に身近な施設として感じていただくためです。
 新たな愛称と共に、より多くの方にご利用いただけるよう努力して参ります。今後とも、どうぞよろしくお願いします。


4月26日(土曜日)
音声解説付きDVD映画の体験上映会(予約制)開催のお知らせ

 当センターでは音声ガイドの質の向上および普及を目的に、音声解説付きDVD映画の体験上映会を毎月開催しています。上映作品はシネマ・デイジーになっている作品ですので、見逃したかたも貸し出しをご希望くださるか、サピエからダウンロードして聞くことができます。
 それでは、上映作品をご紹介します。

作品「Love Letter」 1時間53分 日本

監督・脚本:岩井 俊二/出演:中山 美穂、豊川 悦司、酒井 美紀、柏原 崇 ほか

日にち
2025年4月26日(土曜日)
時間
午後1時30分から上映開始
会場
センター内 多目的室A
締め切り
2025年4月11日(金曜日)午後5時
定員
46名 ※ 定員を超えた場合、市外のかたは抽選となります
内容
婚約者の樹を山の事故で失った渡辺博子は、彼の旧住所である小樽に手紙を送る。奇跡的にその手紙は樹と同姓同名の女性に届き、文通を通じて彼女が樹の中学時代の同級生であることが判明。さらに、少年時代の樹と女性の樹との複雑な関係や秘めた想いが浮かび上がる。博子は婚約者を忘れられない思いを抱えながらも、小樽での出会いや手紙を通じ、心の整理を進めていく。岩井俊二の長編初監督作品となる本作は、1995年公開当時に韓国をはじめアジアで大ヒット。昨年急逝した中山美穂が主演で、博子と女性の樹を二役に挑戦している。
お申し込み・お問い合わせ
イベント担当まで。

4月5日(土曜日)
CDで聴くクラシック音楽講座(予約制)のご案内

 この音楽講座ではクラシック音楽をわかりやすくひも解くと同時に、選りすぐりの名曲・名演奏を聴いていただき、音楽の新たな発見とその魅力をお伝えいたします。
 クラシック音楽をあまりお聴きにならなかったかたにも耳馴染みの良い、わかりやすい曲を取り入れていますので、ぜひお楽しみください。

第12回 シューマン
~複数の才能に恵まれたドイツ・ロマン派前期の代表的作曲家~

 ドイツ・ロマン派前期を代表する作曲家、ロベルト・シューマン。
 作曲家としてだけではなく、文章能力にも長けた彼は評論家・文筆家としても才能を発揮しました。その音楽は、ロマンティシズムに溢れ、激情と抒情性をともに有しています。
 今回は、他の同世代の作曲家との交流や、天才ピアニストでもあった愛妻クララ、愛弟子ブラームスとの関わりにふれながら、その独特の音楽世界を全てのジャンルにわたって堪能いたします。

日にち
2025年4月5日(土曜日)
時間
午後1時30分から3時30分
会場
センター内 多目的室A
締め切り
2025年3月21日(金曜日)午後5時
定員
46名 ※ 定員を超えた場合、市外のかたは抽選となります
曲目
  • 交響曲第1番変ロ長調作品38「春」
  • 交響曲第3番変ホ長調作品97「ライン」
  • ピアノ協奏曲イ短調作品54
  • チェロ協奏曲イ短調作品129
  • 組曲「子供の情景」作品15より
  • 組曲「クライスレリアーナ」作品16より
  • 歌曲集「詩人の恋」作品48より
  • 歌曲集「女の愛と生涯」作品42より
  • ピアノ四重奏曲変ホ長調作品47
お申し込み・お問い合わせ
担当 金子まで。

 2025年度は下記のテーマを予定しております。時間はいずれも午後1時30分から3時30分です。皆様のご参加をお待ちしております。

  • 2025年4月5日(土曜日)シューマン
  • 2025年6月7日(土曜日)ブラームス(その1)
  • 2025年8月2日(土曜日)ハイドン
  • 2025年10月4日(土曜日)ベートーヴェン(その2)
  • 2026年2月7日(土曜日)ボヘミアの国民楽派

3月22日(土曜日)
音声解説付きDVD映画の体験上映会(予約制)開催のお知らせ

 当センターでは音声ガイドの質の向上および普及を目的に、音声解説付きDVD映画の体験上映会を毎月開催しています。上映作品はシネマ・デイジーになっている作品ですので、見逃したかたも貸し出しをご希望くださるか、サピエからダウンロードして聞くことができます。
 それでは、上映作品をご紹介します。

作品「ギルバート・グレイプ」 1時間57分 アメリカ

監督:ラッセ・ハルストレム/原作・脚本:ピーター・ヘッジズ/出演:ジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオ、ジュリエット・ルイス ほか

日にち
2025年3月22日(土曜日)
時間
午後1時30分から上映開始
会場
センター内 多目的室A
締め切り
2025年3月7日(金曜日)午後5時
定員
46名 ※ 定員を超えた場合、市外のかたは抽選となります
内容
アイオワ州の小さな町エンドーラ。特になにもないこの町から生まれて24年間出たことがない青年ギルバートは、ハンディキャップを抱えた弟アーニーと、身動きが取れないほど太った過食症の母、そして2人の姉妹の面倒を見ながら日々を送っている。家族を守ることに精いっぱいで自分の夢も希望も見失っていたギルバートは、ある日、トレーラーで旅をしながら暮らしている少女ベッキーと出会う。車の故障でしばらく町にとどまることになったベッキーとの交流を通して、ギルバートは自分の人生を見つめ直していく。
お申し込み・お問い合わせ
イベント担当まで。

3月15日(土曜日)
ヨガ教室(予約制)対面クラス・オンラインクラスのご案内

 ヨガ初心者のかたでも無理なくできるヨガ教室です。
 会場で直接レッスンを受ける対面クラスと、パソコンやスマートフォンなどを使ってご自宅でレッスンを受けるオンラインクラスの二つを開催いたします。

対象者(対面クラス)
全盲、ロービジョン(弱視)、見えにくいと感じているかた。
対象者(オンラインクラス。以下の1.から3.のすべてに該当するかた)
  1. 全盲、ロービジョン(弱視)、見えにくいと感じているかた。
  2. 川崎市在住・在勤・在学のかた。
  3. ご自宅でZoomアプリを使用できるかた。(Zoomアプリの操作に慣れていないかたには、事前に直接指導いたしますので、ご相談ください。)
日にち
2025年3月15日(土曜日)
時間
午前の部 午前10時から11時30分
午後の部 午後1時30分から3時(オンラインクラス同時開催)
会場
センター内 多目的室A
締め切り
2025年2月28日(金曜日)午後5時
定員
対面クラスは各回16名
オンラインクラスは10名
※定員を超えた場合、市外のかたは抽選となります
ご用意いただくもの
  • 動きやすい服装。靴下着用のかたは、滑り止めのついた五本指靴下。
  • 汗ふきタオル。
  • 水分補給用の水など。
お申し込み・お問い合わせ
担当 金子まで。

※対面クラスに同行のご家族様・ガイドヘルパー様は別室でお待ちいただきますので、予めご了承ください。


3月8日(土曜日)
触察イベント+「小説の中の形を楽しむ会」を開催します

 通常の読書会に新たな楽しみを加えて開催しております「小説を楽しむ会」。今回は、読書会の前に、鶴見大学文学部の 元木 章博 教授による触察イベントを開催いたします。元木教授は、誰もが必要な情報にアクセスするための情報保障がご専門です。視覚障害があっても、模型や触地図など様々な形を触ることでたくさんの情報を得ることができます。今回は、元木教授に触ることの奥深さなどを存分にお話いただき、ご参加の皆さんにはそれを実際に体感していただこうと考えています。
 そのあと、綾見 洋介 著『その旅お供します 日本の名所で謎めぐり』をテーマに、「小説の中の形を楽しむ会」を開催します。『その旅お供します』は、バー「トラベラー」の常連客である歴史学者の青年が、バーで知り合った様々な客の旅に同行し、そこで起こる不思議な出来事を解決していくお話です。今回は、厳島神社で起こる小さな謎をご参加の皆様とともに考えていきます。物語のポイントをデイジー図書で聞き、物語に出てくる建物や場所を模型などを使って体感しながら、より深く読書を楽しんでみます。個人で読んだときには気づかなかった視点から作品を見ることができ、色々な感想に触れることができます。テーマ図書については、読了しているかどうかは問いません。

日時
2025年3月8日(土曜日)午後1時30分から3時30分
前半:触察イベント
後半:小説の中の形を楽しむ会
会場
川崎市視覚障害者情報文化センター 多目的室A
締め切り
2025年2月21日(金曜日)午後5時まで
川崎市外のかたには、抽選結果をご連絡いたします
定員
視覚に障害のあるかた15名 予約制(定員を超えた場合は抽選となります)
作品
綾見 洋介 著『その旅お供します 日本の名所で謎めぐり』
バー「トラベラー」の常連客で歴史学者の青年は、バーの客の旅に同行し、そこで起こる不思議な出来事を解決してみせる。厳島の海辺の穴の正体、古墳の密室から消えた少年…。世界遺産検定1級の著者が描くトラベルミステリー。
点字3巻(製作中)、デイジー1巻(8時間28分)。
著者
綾見 洋介(あやみ ようすけ)
1984年生まれ。東京工業大学大学院修了。第15回『このミステリーがすごい!』大賞において、隠し玉を受賞。『小さいそれがいるところ 根室本線・狩勝の事件録』で2017年デビュー。世界遺産検定1級を取得している。

 触察イベントでは、鶴見大学の学生さんのご協力のもと、様々な形をご体感いただきます。読書会では、厳島神社の触地図や、大鳥居の模型などに触れていただく予定です。ご参加いただいた視覚障害当事者の皆さまには厳島神社大鳥居の模型をプレゼントいたします。
 どなたでも楽しんでいただける催しですので、お気軽にご参加ください。皆さまのご参加をお待ちしています。

お申し込み・お問い合わせ
担当 庄司まで

3月1日(土曜日)
第50回れきおんクラブ(予約制)のご案内

 国立国会図書館が配信している「歴史的音源」は、1900年代初めから1950年頃までにSP盤や金属盤に収録された貴重な音源をデジタル化して一般に公開している音源です。当センターでは、この歴史的音源を楽しむ会「れきおんクラブ」を開催しています。
 3月はご好評いただいているシリーズ企画「れきおんふるさと巡り」第4弾、「中国・四国編」です。太平洋、瀬戸内、日本海の豊かな海、そして間を隔てる山地によって多彩な気候と風土に恵まれ、長い歴史を持つ中国・四国地方に暮らす人々の思いを、ゆかりの音楽で巡ります。「よさこい節」「金毘羅船船」「貝がら節」などの民謡や、琵琶による平曲「壇の浦」、音楽落語「桃太郎」、そして平和を祈る広島の願いなどを、貴重な音源でお届けします。お楽しみに。

日にち
2025年3月1日(土曜日)
時間
午後1時30分から3時30分
会場
センター内 多目的室A
締め切り
2025年2月14日(金曜日)午後5時
定員
46名 ※定員を超えた場合、市外のかたは抽選となります
お申し込み・お問い合わせ
担当 金子まで。

2月22日(土曜日)
音声解説付きDVD映画の体験上映会(予約制)開催のお知らせ

 当センターでは音声ガイドの質の向上および普及を目的に、音声解説付きDVD映画の体験上映会を毎月開催しています。上映作品はシネマ・デイジーになっている作品ですので、見逃したかたも貸し出しをご希望くださるか、サピエからダウンロードして聞くことができます。
 それでは、上映作品をご紹介します。

作品「あ・うん」 1時間54分 日本

原作:向田 邦子/監督:降旗 康男/出演:高倉 健、富司 純子 ほか

日にち
2025年2月22日(土曜日)
時間
午後1時30分から上映開始
会場
センター内 多目的室A
締め切り
2025年2月7日(金曜日)午後5時
定員
46名 ※ 定員を超えた場合、市外のかたは抽選となります
内容
見栄えも性格も全く対照的ながら、神社の狛犬・阿と吽のように親密な友情で結ばれた門倉と水田。女性関係の派手な門倉は心の奥で水田の妻・たみにほのかな思慕を抱いている。3年半ぶりに東京に戻った水田を迎え、両家の家族ぐるみの付き合いが始まる。向田邦子原作の文芸作品を映画化。太平洋戦争の影が忍び寄る世相を背景に、ふたりの男とひとりの女の微妙で不思議な関係を描く。
お申し込み・お問い合わせ
イベント担当まで。

2月15日(土曜日)
かわさき冬のコンサート バイオリンと打楽器のデュオ「Dot & Line!」

 ソロで多彩な活動をする穴澤雄介と小川このん。2人が明るさと楽しさをお届けする今までにないスタイルのデュオ、それが「Dot & Line!」です。
 「Dot & Line!」は、それぞれが担当する楽器の音楽的要素を表していて、点的な音を得意とする打楽器と、線的な音を得意とするヴァイオリンのデュオという意味です。いわゆるベース楽器、コード楽器は存在しませんが、それを補うために編み出される斬新なアイディアや、点と線が織り成す立体的な音の世界をお楽しみください。

バイオリンと打楽器のデュオ「Dot & Line!」写真
プロフィール
穴澤 雄介(ヴァイオリン・ヴィオラ奏者、作編曲家、ラジオパーソナリティー)
これまで20枚のCDをリリース。第7回ゴールドコンサートにてグランプリ、第25回浅草ジャズコンテスト・バンド部門にて金賞他、受賞多数。フランス、韓国、シンガポール、アゼルバイジャンなど、海外でも演奏活動を行なう。NHKラジオの番組テーマ曲に二つの自作曲が採用され、その活動はテレビ東京のドキュメンタリー番組『生きるを伝える』でも紹介される。毎日新聞社発行の『点字毎日』では、「幅広おすすめCDレポ」を毎月連載中。また、「全盲のYouTuberアナちゃん」として、毎日動画も投稿中。
小川 このん(ドラム・パーカッション奏者)
17歳で打楽器奏者の塚田靖に師事。竹本孝之のツアー、原みゆき、などのサポートをスタート。その後“Chara(チャラ)”のデビュープロジェクトにドラマーとして参加。サポートでは他に、 古内東子、少年隊、ケロポンズ、三好鉄生、麻美ゆま、トワ・エ・モア、白鳥英美子、染谷俊などのコンサートやライブ、小泉今日子、上戸彩、渡辺真知子、渡辺美奈代、中西圭三、井上ヨシマサとのユニット“ATOM”などのレコーディングにも参加。サポートの他には、田代ユリ(ハモンド)、中川浩二グループ、米澤美玖(Ts)等のJazz系ライブやセッション、伊藤浩子(アコーディオン)、シャンソン、朗読ユニット”音魂”、オカリナ、リコーダーアンサンブルなど多ジャンルのコンサートやレコーディングに参加。さらに自己のJAZZグループや、ロックバンド“Amulette”での活動など、楽器やジャンルの枠を越え、様々なコラボレーションでダイナミックレンジの広いドラムパーカッションとして、より繊細な演奏活動を行う。
日にち
2025年2月15日(土曜日)
時間
午後1時開場 午後1時30分開演
会場
ふれあいプラザかわさき2階ホール
締め切り
2025年1月31日(金曜日)午後5時
定員
140名(指定席) ※ 定員を超えた場合、市外のかたは抽選となります
お申し込み・お問い合わせ
イベント担当まで

2月1日(土曜日)
CDで聴くクラシック音楽講座(予約制)のご案内

 この音楽講座では、クラシック音楽をわかりやすくひも解くと同時に選りすぐりの名曲・名演奏を聴いていただき、音楽の新たな発見とその魅力をお伝えいたします。
 クラシック音楽をあまりお聴きにならなかったかたにも耳馴染みの良い、わかりやすい曲を取り入れていますので、ぜひお楽しみください。

第11回 ヘンデル
~バロック音楽を集大成させたバッハと並ぶ大作曲家~

 バッハと並ぶバロック時代最後期の大作曲家、ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル。
 バッハよりわずか一ヶ月前、それも殆ど隣の町に生を享けた彼は、バッハがその生涯を現在のドイツの一地方で過ごしたのと対照的にヨーロッパの他国に進出。最終的にはイギリスで大成功を収めました。
 そして二人はその音楽性も正反対。バッハの内省的で緻密、充実しているがどこか重苦しさを感じる音楽に対し、ヘンデルの音楽は実に伸びやかで開放的、但しやや軽いという印象で、オペラ、オラトリオ、管弦楽曲、協奏曲等に多くの名作を送りだしました。
 今回は、代表作のオラトリオ「メサイア」を中心に、ヘンデルの大らかな音楽を堪能いたします。

日にち
2025年2月1日(土曜日)
時間
午後1時30分から3時30分
会場
センター内 多目的室A
締め切り
2025年1月17日(金曜日)午後5時
定員
46名 ※ 定員を超えた場合、市外のかたは抽選となります
曲目
  • 組曲「水上の音楽」(ヘ長調HWV348、二長調HWV349、ト長調HWV350)
  • ハープ協奏曲変ロ長調作品4の6(第一楽章)
  • オルガン協奏曲ヘ長調HWV295(第一楽章)
  • オラトリオ「マカベウスのユダ」HWV63より「見よ、勇者は帰る」
  • オラトリオ「メサイア」HWV56より12曲
お申し込み・お問い合わせ
担当 金子まで。

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