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お知らせ (更新日 12月1日)

最新のお知らせ一覧は以下の通りです

センターからのお知らせ

イベント開催情報


デイジー図書ダウンロードサービス おすすめセットのお知らせ

 当センターでは、サピエ図書館にコンテンツのあるデイジー図書のダウンロードサービスを行っております。SDカード・CFカードをご自身で用意していただき、お好きな図書・雑誌を当センターでダウンロードしてお渡しいたします。
 今回は、おすすめセット第13弾として、期間限定で以下の6つのセットをご用意いたしました。

セット内容
1. 江戸の世は義理と人情でできている!お仕事時代小説ベスト10
2. スタッフが驚愕した!ミステリーファンに捧げる大どんでん返しベスト10
3. 日常の小さな謎解きはいかが?人が死なないミステリーベスト10
4. 「ジューッ」「コトコト」、音まで美味しい料理たち♪グルメ映画ベスト10
5. 耳が遠い、眠れない、物忘れ、色々痛い!みんなのお悩み健康情報ベスト10
6. むかし夢中で読んだあの本の結末は?今読むからグッとくる児童書ベスト10

 1.は人情時代小説です。江戸の町に活気を与える摺師や凧師、現代にも続く寿司屋・菓子舗・小間物屋などの職人が活躍する人情小説を集めました。2.はどんでん返しが味わえるミステリーです。最後にアッと驚く仕掛けが待っています。3.は日常の小さな謎を解くミステリー。殺人は起こりません。4.はお腹も心も満たされるグルメ映画です。原本とセットでお楽しみください。5.は、健康に関する図書です。舌や歯ぐき、眠り、痛みしびれ、睡眠、耳の聞こえ、緑内障、食べ方、認知症など、皆さん共通の話題だと思われる図書をセットにしました。6.はなつかしい児童書です。「かわいそうなぞう」や「大造じいさんとガン」などの日本のものや、「赤毛のアン」「くまのパディントン」などの海外文学シリーズを集めてみました。

 今回は、各テーマに沿っておすすめの図書を10タイトルずつセットにしました。
 ご希望のかたは、お手持ちのカードを添えて当センター貸し出し担当までお申し込みください。今回も、各セットの先頭にタイトルリストを入れてお送りします。このタイトルリストは、合成音声でタイトル・著者名・時間数を読み上げたものです。セットの中にどんなタイトルが含まれているのかが図書を読む前にわかるようになっています。どうぞご活用ください。また、タイトルリストは墨字のリストでも配布しております。音声版のタイトルリストのみを聞いてみたいという方には、CDでの貸し出しも可能です。各セットの内容はホームページからもご確認いただけます。
 SDカード・CFカードについては、当センターの用具販売で取り扱っておりますので、お気軽にご購入いただくことができます。その際は、ご希望のデイジー図書がすでにダウンロードされた状態でカードを送付させていただきます。

 尚、このセットのお申込期間は、12月1日から2月29日までとさせていただきます。
 このサービスなら、返却期限を気にすることなく読書をお楽しみいただけます。どうぞご利用ください。

お申し込み・お問い合わせ
貸し出し担当 藤本・庄司まで

ネット閲覧室お届けサービスのご案内

 プレクストークPTR3、リンクポケットでサピエ図書館をご利用中のかたにご案内します。
 当センターでは2022年8月から11月にかけて、ネット閲覧室お届けサービスの先行サービスを試験的に実施しました。ご利用いただいたかたには概ね好評で、またいくつかのご指摘もいただきました。この試行期間を経て、2023年4月から新たなサービスとして「ネット閲覧室お届けサービス」を始めました。
 このサービスは、PTR3、リンクポケットのネット閲覧室(サピエ図書館内にある私書箱)に当センターのスタッフが図書をお届けするというものです。ご利用いただくには、ご希望のタイトルを電話などでお申し込みいただく方法と、毎月25日(センター休館日を除く)、2タイトルの図書がネット閲覧室に届く「コース利用」という方法があります。「コース利用」には5種類あり、コース毎にスタッフがタイトルを選定するいわば“スタッフお任せコース”となります。25日のお届け後に、登録完了メールをお送りします。
 ご自分の希望を、お電話で申し込んだあと、ほどなくネット閲覧室にお届けするこのサービス。自分で頼まずとも、そして選ばずとも、ネット閲覧室に図書が送られてくる「コース利用」も含めて、ご希望のかたはもちろん、興味をお持ちのかたも、どうぞお気軽に貸し出し担当までお電話ください。ご利用をお待ちしております。

対象者
プレクストークPTR3、リンクポケットからネット閲覧室をご利用中のかた
※ご自身が利用対象なのかご不明なかたは、お電話でご相談いただけます。
ご希望タイトル数の上限
1回につき30タイトルまで
コース利用に関して
月1回、毎月25日(センター休館日を除きます)2タイトル、ネット閲覧室登録後にメール送信あり、同時申し込みはお一人3コースまで。
5種類のコースについて
1. 日本小説安定コース
日本の小説の新着完成作品の中から、2タイトルをお届けいたします。
2. 小説教養バランスコース
小説と教養図書の中から、2タイトルをお届けいたします。
3. サピエランキングコース
サピエ図書館のランキングから、スタッフ選定のもと、2タイトルをお届けします。ランキング1位、2位とは限りません。
4. スタッフセレクトコース
古今東西ジャンル不問でスタッフが独自にチョイスした2タイトルをお届けいたします。
5. 徒然なるままエッセイコース
あの作家が、あの芸能人が、あの著名人が書いた随筆を、古いものから新しいものまで含め、2タイトルをお届けいたします。
お申し込み・お問い合わせ
川崎市視覚障害者情報文化センター 貸し出し担当まで。

センター長からひとこと ボランティアの皆様へ感謝

 早いもので、もう12月。クリスマスのメロディーが流れ、イルミネーションの美しく輝く季節がやってきました。皆さま、元気でお過ごしでしょうか。

 当センターでは、点訳者と音訳者の養成講座をそれぞれ一年おきで行っており、今年は音訳者の養成が行われています。今回は、この養成講座について少しお話ししたいと思います。

 まず養成講座を開催するにあたり、講座の説明会を開催します。その説明会開催の記事が「市政だより」に加えて「朝日新聞」に掲載されたこともあり、過去最高の82名ものかたが集まりました。そのため、説明会を急遽3日間、開催することにしました。ボランティアに興味を持つかたが、これほど沢山集まってくださったこと、本当に嬉しく思いました。「社会貢献をしたい」「声を使ったボランティアをやってみたい」「音訳に興味がある」「当事者を支援したい」など、動機は様々ですが、ご自分の得意な分野で視覚障害者に支援したいという思いはみなさん共通しています。

 説明会では、視覚障害者のために図書を音声化することを音訳といい、朗読のような感情をこめて読むものではないこと。文字を正確に伝える必要があること、そのために、漢字の読み、アクセントなどの下調べが必要なこと。そして、それらに多くの時間が費やされることなど、具体的な作業の内容を説明しました。また講師からは「音訳ボランティアになるのは、かなり覚悟が必要ですよ。」と、現実を率直にお話しいただきました。さらに、声のボランティアですので、どうしても適性が必要になります。適性検査に合格する必要があることをお伝えし、受験者を募ったところ52名ものかたが手を挙げてくださいました。検査は「小説の抜粋文を読みあげる」というもので、そのために、日を改めてセンターに来て、スタジオで録音していただきました。その音源を講師やベテラン音訳者が審査し、熱い議論の末、最終的に12名が選出されました。そして、9月28日、約5ヶ月間、全17回の講座が始まりました。この講座では、アクセント、区切り方、引用文の読み方、イラスト・図表の読み方、不明な漢字のよみの調査方法などなど、必要なスキルが指導されます。そして単にこの講座を修了しただけでは音訳者にはなれません。最終課題が待っており、その課題に合格しなければ音訳者として活動できません。30時間以上講義を受け、様々なスキルを身に付け、さらに最終審査に合格することが音訳ボランティアになる条件です。参加者の長期にわたる努力に、感謝の念が堪えません。来年3月に受講生全員が音訳者として羽ばたかれるのを願うばかりです。

 私が常々感じるのは、音訳ボランティアを含め、ボランティア活動に従事される方々は、何か凛としたものがあり、はつらつと前に向かう姿勢のかたが多いように思います。ボランティアをする側は、受け手の喜びに思いを馳せ、何らかの支援をしているという自負がエネルギーになっていると思うのです。12月9日(土曜日)に行われるセンターまつりでは、音訳ボランティアによる朗読ミニライブが予定されています。また、市内の音訳、点訳、パソコン・スマートフォンを指導するボランティアグループが、ブースを出しています。どうぞ、これらのイベントやブースに立ち寄っていただき、地域で活躍しているボランティアに声を掛けてみてください。きっと喜んでいただけると思います。センターまつりは、ボランティアの皆さまとの交流の場でもあります。どうぞ気軽にお立ち寄りください。

 さて、皆さまは年末年始をどのようにお過ごしの予定でしょうか。寒さもだんだん厳しくなってきますので、くれぐれもお体に気を付けて、新年をお迎えいただきたいと思います。そして、また皆さまの元気な姿にお目にかかれることを楽しみにしています。それでは、どうぞ良い年をお迎えください。

センター長 杉山 雅章 (すぎやま まさあき)


2023年度上映会作品とパンフレットを公開

アイeyeシネマ館のイメージ写真(サングラスを掛けた女性がポップコーンを食べながら映画を観ている画像)

 川崎市視覚障害者情報文化センターでは、音声ガイドの普及およびボランティアの養成を目的として、シネマ・デイジーの製作に力を入れています。さらに「音声解説付きDVD映画の体験上映会」を毎月開催し、いただいたご意見などをボランティアにフィードバックして、音声ガイドの質の向上に努めています。
 また人材の養成ばかりでなく、来場される方が娯楽として映画を思う存分お楽しみいただけるよう、サウンドにもこだわりました。2021年にスピーカー増設工事を行い、サラウンドシステムに対応。迫力はもちろんのこと、豊かな表現力で、まるで映画の世界に飛び込んだかのような感動を味わうことができます。
 ぜひ、センターに足をお運びいただき、自慢のサウンドを体感してみてください。

(1) 2023年度上映作品一覧
(2) 作品紹介パンフレットのデータを公開

(1) 2023年度上映作品一覧

4月21日(金曜日)・22日(土曜日)
マイ・フェア・レディ 2時間53分 アメリカ
5月26日(金曜日)・27日(土曜日)
ファーザー 1時間37分 イギリス・フランス
6月23日(金曜日)・24日(土曜日)
雨あがる 1時間31分 日本
7月21日(金曜日)・22日(土曜日)
裏窓 1時間52分 アメリカ
8月19日(土曜日)
【特別企画】UDCast体験上映会 コーヒーが冷めないうちに 1時間56分 日本
8月25日(金曜日)・26日(土曜日)
虹色ほたる(アニメーション) 1時間45分 日本
9月29日(金曜日)・30日(土曜日)
オリヲン座からの招待状 1時間56分 日本
10月27日(金曜日)・28日(土曜日)
天国と地獄 2時間23分 日本
11月24日(金曜日)・25日(土曜日)
わたしを離さないで 1時間44分 アメリカ・イギリス
12月22日(金曜日)・23日(土曜日)
素晴らしき哉、人生! 2時間11分 アメリカ
1月26日(金曜日)・27日(土曜日)
わたしは光をにぎっている 1時間36分 日本
2月16日(金曜日)・17日(土曜日)
きこえなかったあの日 1時間56分 日本
3月22日(金曜日)・23日(土曜日)
アポロ13 2時間20分 アメリカ

(2) 作品紹介パンフレットのデータを公開

 上映作品を紹介した、 20ページにおよぶボリューム満点のパンフレットです。

ダウンロード
(1) 拡大文字版[PDF/1.14MB]
(2) テキストデータ[txt/13.9KB]
(3) 点字版[BES/18.4KB]
(4) 音声デイジー版[DAISY/8.01MB]

※(4)はZIP形式で圧縮されていますので、解凍ソフトで解凍してからご利用ください。

お問い合わせ
音声ガイド製作・上映会担当の橋口までどうぞ。

音声版『アイeye』創刊のご案内

 センターで発行しているメールマガジン『アイeye』(月2回発行)が読者にとても好評です。メールマガジンとは、パソコンやスマートフォン、携帯電話にインターネットを通して送信するメールの広報誌です。このメールマガジンをメールが受信できないかたにもお読みいただきたいと思い、音声版『アイeye』を創刊いたしました。メールマガジン2か月4号分を再編集し、奇数月にCDで貸し出す新たな音声雑誌です。メールマガジンならではの、タイムリーな情報、職員の素顔を垣間見ることのできるコラム、図書や用具の紹介、訓練のエピソードなどが気軽に楽しめる30分から40分ほどの音声雑誌です。ご希望のかたは、センターまでお申し込みください。なお音声は合成音声で製作しています。


愛称を「川崎アイeyeセンター」に変更しました

 当センターの愛称 「アイeyeセンター」 を2018年4月より 「川崎アイeyeセンター」 といたしました。 “川崎”をつけることにより、サービスの対象地域を明確にし、川崎市民の視覚障害者に身近な施設として感じていただくためです。
 新たな愛称と共に、より多くの方にご利用いただけるよう努力して参ります。今後とも、どうぞよろしくお願いします。


2月16日(金曜日)・2月17日(土曜日)
音声解説付きDVD映画の体験上映会(予約制)開催のお知らせ

 当センターでは、音声解説付きDVD映画の体験上映会を以下の1.から4.の要領で開催しております。音声解説とは、登場人物の動きや背景等、映画の視覚情報を言葉で説明した音声ガイドです。

  1. 同一映画を、日にちを変えて2回上映します。
  2. 各日定員30名とし、原則先着順といたします。
  3. 座席は間隔をあけて配置します。
  4. 換気のために窓やドアを開けての上映となります。(会場が明るくなります)

作品『きこえなかったあの日』
2月16日(金曜日)・2月17日(土曜日)
いずれも午後1時30分より開催

1時間56分 日本
監督・撮影・編集 今村 彩子
映像提供 目で聴くテレビ

――いくつもの「あの日」から生まれた、私たちの「いま」と「これから」 「珈琲とエンピツ」、「友達やめた。」の今村彩子監督によるドキュメンタリー映画。東日本大震災直後に宮城を訪れた今村監督が抱いたのは「耳のきこえない人たちが置かれている状況を知ってほしい」という痛切な思いだった。あれから10年。聴覚障害者への情報保障には、手話言語条例の制定や知事会見の手話通訳など、これまで見られなかった新しい動きが生まれた。今村監督はこれらをカメラに収めつつ、熊本地震や西日本豪雨、新型コロナウイルス蔓延などに直面するろう者の思いに触れ続けた。みんなが安心して暮らせるその日まで…本作は、今村監督がみつめた、聴覚障害者と災害、その10年の記録である。

お申し込み・お問い合わせ
川崎市視覚障害者情報文化センターまで。

2月10日(土曜日)
かわさき冬のコンサートのご案内

 今回の冬のコンサートは、世界的ヴァイオリニストである和波たかよしさんをお迎えして、極上の演奏とともに語りも楽しんでいただく時間をお届けいたします。
 和波さんは1945年東京生まれ。生来の全盲で、4歳からヴァイオリンを始めました。1958年、13歳で全日本学生音楽コンクール中学の部第1位。1962年、17歳で日本音楽コンクール第1位、特賞。そして桐朋学園大学音楽学部在学中で20歳を迎えた1965年、パリのロン=ティボー国際音楽コンクール第4位、特別賞を受賞し、ヴァイオリニストとしての地位を確かなものとしました。以後、ロンドンのカール・フレッシュ国際コンクール第2位、文化庁芸術祭優秀賞、サントリー音楽賞などを受賞されました。
 今回はパートナーであるピアニスト土屋美寧子さんもお迎えし、肌寒い2月でもあたたかく親しみやすい楽曲と高い技術による上質な時間をお楽しみいただきます。

ヴァイオリニスト 和波 たかよし

日時
2024年2月10日(土曜日)
午後1時開場 午後1時30分開演(午後3時30分終演予定)
出演
和波たかよし・土屋美寧子
会場
ふれあいプラザかわさき 2階ホール
参加費
無料
定員
70名。予約制(全席指定)
申込締切
2024年1月27日(土曜日)午後5時までに、お電話またはメールでセンターまでお申込みください。定員を超えた場合、抽選となります。
お申し込み・お問い合わせ
イベント担当まで

2月3日(土曜日)
CDで聴くクラシック音楽講座(予約制)のご案内

 この音楽講座ではクラシック音楽をわかりやすくひも解くと同時に、選りすぐりの名演を聴いていただき、音楽の新たな発見とその魅力をお伝えいたします。
 クラシック音楽は大変幅が広く、様々な側面がありますので、作曲家をシリーズにして、毎回1名から2名を取り上げていきます。クラシックを真に楽しむには、基礎知識が必要です。音楽史、楽曲の形式、楽器の種類、楽譜の基本等を必要に応じて初心者にもわかるように説明したうえで、その作曲家の厳選した名曲・名演奏をセンターの高音質のオーディオシステムでたっぷりと聴いていただきます。
 クラシック音楽をあまりお聴きにならなかったかたにも耳馴染みの良い、わかりやすい曲を取り入れていますので、ぜひお楽しみください。

第6回 シューベルト
~青春の哀感に満たされた珠玉の旋律の数々~

 モーツァルトよりもさらに短い、わずか31年の生涯の中で、数多くの美しいメロディーを紡いだ「歌曲の王」フランツ・シューベルト。しかしその旋律はどこか儚げで、青春の哀しみに満たされています。今回は、彼が残した全ての楽曲ジャンルにわたり、その芸術を堪能いたします。

曲目
歌曲「アヴェ・マリア」、歌曲「春の想い」D686、歌曲「野ばら」D257、歌曲「ます」D550、ピアノ五重奏曲「ます」D667 第4楽章、歌曲「魔王」D328d、歌曲集「美しき水車小屋の娘」D795より第4曲「小川に寄せる感謝の言葉」・第20曲「小川の子守歌」、歌曲集「冬の旅」D911より第5曲「菩提樹」・第24曲「ライアー回し」、4つの即興曲D899より第3番変ト長調、ミサ曲第6番変ホ長調D950より「クレド」、ピアノソナタ第21番変ロ長調D960 第1楽章、交響曲第8番ロ短調「未完成」D759 第1楽章・第2楽章。
日時
2024年2月3日(土曜日)午後1時30分から3時30分
会場
川崎市視覚障害者情報文化センター 多目的室
参加費
無料
定員
30名。予約制。
お申し込み・お問い合わせ
イベント担当まで。

1月26日(金曜日)・1月27日(土曜日)
音声解説付きDVD映画の体験上映会(予約制)開催のお知らせ

 当センターでは、音声解説付きDVD映画の体験上映会を以下の1.から4.の要領で開催しております。音声解説とは、登場人物の動きや背景等、映画の視覚情報を言葉で説明した音声ガイドです。

  1. 同一映画を、日にちを変えて2回上映します。
  2. 各日定員30名とし、原則先着順といたします。
  3. 座席は間隔をあけて配置します。
  4. 換気のために窓やドアを開けての上映となります。(会場が明るくなります)

作品『わたしは光をにぎっている』
1月26日(金曜日)・1月27日(土曜日)
いずれも午後1時30分より開催

1時間36分 日本
監督 中川 龍太郎
出演 松本 穂香、渡辺 大知、徳永 えり、吉村 界人 ほか

「閉店します」の貼り紙、壊される建物、姿を消す商店街…再開発のもとに失われてゆく愛おしいものを、丁寧に見送る主人公の姿を通して、現代に生きる私たちに「大切なものの終わり」とどう向き合うかを教えてくれる珠玉の作品。中川監督曰く、「翔べない時代の魔女の宅急便」。宮川澪は祖母と小さな民宿を切り盛りしていたが、祖母が入院してしまったため民宿をたたまざるを得なくなる。上京し、父親の親友の京介が営む銭湯に居候しながら仕事を探すものの、引っ込み思案な性格が災いし難航してしまう。祖母の「目の前のできることから、ひとつずつ」という言葉を励みに銭湯を手伝ううちに、常連客との交流も生まれ、都会の生活に喜びを見出すようになる。ところがある日、区画整理のために銭湯が閉店されることを知り、澪はある決意をする。

お申し込み・お問い合わせ
川崎市視覚障害者情報文化センターまで。

※音声解説付きDVD映画の体験上映会は、新型コロナウイルス感染拡大状況によっては直前で中止・延期になる場合があります。予めご了承ください。


1月20日(土曜日)
ヨガ教室(予約制)対面クラス・オンラインクラスのご案内

 ヨガ初心者のかたでも無理なくできるヨガ教室です。
 会場で直接レッスンを受ける対面クラスと、パソコンやスマートフォンなどを使ってご自宅でレッスンを受けるオンラインクラスの二つを開催いたします。

対象者(対面クラス)
全盲、ロービジョン(弱視)、見えにくいと感じているかた。
対象者(オンラインクラス。以下の1.から3.のすべてに該当するかた)
  1. 全盲、ロービジョン(弱視)、見えにくいと感じているかた。
  2. 川崎市在住・在勤・在学のかた。
  3. ご自宅でZoomアプリを使用できるかた。(Zoomアプリの操作に慣れていないかたには、事前に直接指導いたしますので、ご相談ください。)
開催日
2024年1月20日(土曜日)
開催時間
午前の部 午前10時から11時30分
午後の部 午後1時30分から3時(オンラインクラス同時開催)
会場
川崎市視覚障害者情報文化センター 多目的室
参加費
無料
定員
対面クラス:各回16名・予約制。
オンラインクラス:10名・予約制。
ご用意いただくもの
  • 動きやすい服装。靴下着用のかたは、滑り止めのついた五本指靴下。
  • 汗ふきタオル。
  • 水分補給用の水など。
お申し込み・お問い合わせ
担当 金子まで。

※対面クラスに同行のご家族様・ガイドヘルパー様には別室でお待ちいただく場合がありますので、予めご了承ください。


1月13日(土曜日)
「小説の中の味を楽しむ会」を開催します

 昨年度から、通常の読書会に新たな楽しみを加えて開催しております「小説を楽しむ会」。今回は、坂木司著『和菓子のアン』をテーマに、「小説の中の味を楽しむ会」を開催します。
 この小説には、おいしそうな和菓子がたくさん出てきます。普段のおやつにいただきたいお饅頭や大福、お茶席などに出てきそうな季節の上生菓子、そして辻占。今回は、和菓子が重要な役割を果たすシーンを中心に小説版をデイジー音源で聞き、そこに登場する色々な和菓子を食べ比べてみましょう。甘いものを食べると幸せな気持ちになりますが、みんなで一緒に和菓子をいただきながら楽しむ小説には、特別な味わいが感じられることでしょう。テーマ図書については、読了しているかどうかは問いません。また、今回は金曜日ではなく土曜日の開催となりますのでご注意ください。

日時
2024年1月13日(土曜日)午後1時30分から3時30分
会場
川崎市視覚障害者情報文化センター 多目的室AおよびB
参加費
無料
参加方法
会場に直接お越しいただく直接参加 または パソコンやスマートフォンなどを使ってご自宅から参加するオンライン参加
定員
直接参加36名 オンライン参加10名 予約制
定員を超えた場合は抽選となります。
申込締切
2023年12月23日(土曜日)午後5時まで
締め切り後に、お申込みいただいた皆さまに結果をご連絡します。
作品
坂木 司(さかき つかさ)著 『和菓子(わがし)のアン』
主人公は、ぽっちゃりした体形が気になる18歳の女性。高校を卒業したけれど特にやりたいこともなく、デパートの地下食品街の和菓子屋さんでアルバイトを始めます。彼女は、個性的すぎる店長や同僚に囲まれながら様々な事を学び、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていきます。読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなるお仕事ミステリー。点字5巻、デイジー1巻(9時間12分)。
著者
坂木 司(さかき つかさ)
1969年、東京都生まれ。出生年・出生地・学歴は公開しているが他は性別すらも未公表。性別などのプロフィールを公開することによって読者に先入観を与えないため。ほかの著作に『アンと青春』『アンと愛情』『ひきこもり探偵シリーズ』などがある。

 会場では、和菓子の試食を行う予定です。当日は手指消毒を行い、会場の換気に気を付けて実施いたします。体調に不安のある方はご来場をお控えください。アレルギーのあるかた、食事制限のあるかたは、試食なしでの参加も承ります。ご相談ください。
 オンライン参加は、視覚障害がある川崎市在勤・在学・在住のかたで、ご自宅でZoomアプリを使用できるかたが対象です。Zoomアプリの操作に慣れていないかたには、事前に直接指導いたしますのでご相談ください。なお、オンライン参加のかたには、試食品はご用意いたしません。ご了承ください。
 どなたでも楽しんでいただける催しですので、お気軽にご参加ください。皆さまのご参加をお待ちしています。

お申し込み・お問い合わせ
担当 庄司まで

1月6日(土曜日)
れきおんクラブ(予約制)開催のお知らせ

 国立国会図書館が配信している「歴史的音源」は、1900年代初めから1950年頃までにSP盤や金属盤に収録された貴重な音源をデジタル化して一般に公開している音源です。当センターでは奇数月に、この歴史的音源を楽しむ会「れきおんクラブ」を開催しています。
 1月は新春企画として「蘇る!第4回紅白歌合戦」をお届けします。
 年末恒例の紅白歌合戦、日本の大みそかのイメージを変えた番組は、1951年のお正月番組としてスタートしました。今回お送りする「第4回紅白歌合戦」は、初めての大晦日の放送で、テレビ中継も始まり、国民的な番組に飛躍した会です。紅組には赤坂小梅、淡谷のり子、江利チエミ、奈良光枝、二葉あき子、白組には伊藤久男、近江俊郎、小畑実、ディック・ミネら、紅白各17名の人気歌手が歌った懐かしい名曲を、当時のプログラムをもとにれきおんの豊富な音源で再現してみます。お楽しみに。

日時
2024年1月6日(土曜日)午後1時30分から3時30分
会場
川崎市視覚障害者情報文化センター 多目的室
参加費
無料
定員
30名。予約制。
お申し込み・お問い合わせ
担当 金子まで。

12月22日(金曜日)・12月23日(土曜日)
音声解説付きDVD映画の体験上映会(予約制)開催のお知らせ

 当センターでは、音声解説付きDVD映画の体験上映会を以下の1.から4.の要領で開催しております。音声解説とは、登場人物の動きや背景等、映画の視覚情報を言葉で説明した音声ガイドです。

  1. 同一映画を、日にちを変えて2回上映します。
  2. 各日定員30名とし、原則先着順といたします。
  3. 座席は間隔をあけて配置します。
  4. 換気のために窓やドアを開けての上映となります。(会場が明るくなります)

作品『素晴らしき哉、人生!』
12月22日(金曜日)・12月23日(土曜日)
いずれも午後1時30分より開催

2時間11分 アメリカ
監督 フランク・キャプラ
出演 ジェームズ・ステュアート、ドナ・リード ほか

ジョージは、子どもの頃からずっとツキに見放されてきた。世界一周旅行をしたいという願望を抱いていたが、住宅金融会社を経営していた父が過労により倒れたことにより、夢を諦めて会社を継ぐことになる。さて、町にはポッターという強欲な資産家がいたが、彼はことあるごとに会社を潰そうと策を講じてきた。ジョージはなんとかしのぎながら会社の業績を伸ばしていったものの、クリスマスについに人生最大の窮地に陥る。あるアクシデントにより、会社の金8000ドルを失ってしまったのだ。絶望した彼は保険金を得るために、身投げすることを決意する。ところが老人の飛び込みを目撃してしまい、慌てて助け出してしまう。その老人は自分を天使だと告げるが…。アメリカの映画協会が選ぶ「感動の映画ベスト100」で1位に輝いた、クリスマスの定番映画!

お申し込み・お問い合わせ
川崎市視覚障害者情報文化センターまで。

※音声解説付きDVD映画の体験上映会は、新型コロナウイルス感染拡大状況によっては直前で中止・延期になる場合があります。予めご了承ください。


12月16日(土曜日)
ヨガ教室(予約制)対面クラス・オンラインクラスのご案内

 ヨガ初心者のかたでも無理なくできるヨガ教室です。
 会場で直接レッスンを受ける対面クラスと、パソコンやスマートフォンなどを使ってご自宅でレッスンを受けるオンラインクラスの二つを開催いたします。

対象者(対面クラス)
全盲、ロービジョン(弱視)、見えにくいと感じているかた。
対象者(オンラインクラス。以下の1.から3.のすべてに該当するかた)
  1. 全盲、ロービジョン(弱視)、見えにくいと感じているかた。
  2. 川崎市在住・在勤・在学のかた。
  3. ご自宅でZoomアプリを使用できるかた。(Zoomアプリの操作に慣れていないかたには、事前に直接指導いたしますので、ご相談ください。)
開催日
2023年12月16日(土曜日)
開催時間
午前の部 午前10時から11時30分
午後の部 午後1時30分から3時(オンラインクラス同時開催)
会場
川崎市視覚障害者情報文化センター 多目的室
参加費
無料
定員
対面クラス:各回16名・予約制。
オンラインクラス:10名・予約制。
ご用意いただくもの
  • 動きやすい服装。靴下着用のかたは、滑り止めのついた五本指靴下。
  • 汗ふきタオル。
  • 水分補給用の水など。
お申し込み・お問い合わせ
担当 金子まで。

※対面クラスに同行のご家族様・ガイドヘルパー様には別室でお待ちいただく場合がありますので、予めご了承ください。


12月9日(土曜日)
センターまつりのご案内

 今年は4年ぶりにセンター最大のイベント「川崎アイeyeセンターまつり」が復活します。これまで通り「オブリガード」、「川崎市視覚障害者福祉協会」と協力して盛り上げていきます。
 会場は例年通り「ふれあいプラザかわさき」の2階、3階を使用します。皆さまに楽しんでもらえるよう、色々なコーナーをご用意します。主なものをご紹介します。2階ホールでは、午前は恒例のお楽しみプログラム、音訳ボランティアによる、本の朗読や朗読劇などの、「朗読ミニライブ」、午後は隅田川馬石師匠による落語会を行います。また、2階の各部屋では川崎市視覚障害者福祉協会によるマッサージコーナー、ボランティア団体の体験ブース、話題の商品を集めた用具機器展を行います。3階は、視覚に障害を持ったかたのための相談コーナー、お楽しみ抽選付き用具販売コーナー、コーヒー・紅茶等の無料サービスのある休憩室、盲導犬体験コーナーなどです。
 見どころ、聴きどころ、楽しいものいっぱいの川崎アイeyeセンターまつりは12月9日(土曜日)に開催します。
 どうぞ、皆さまお誘い合わせのうえ、お越しください。

日時
2023年12月9日(土曜日)午前10時から午後4時
会場
ふれあいプラザかわさき 2階・3階
参加費
無料
予約
不要(落語会のみ要予約、次項に詳細情報)
お問い合わせ
川崎市視覚障害者情報文化センター

「聞いて聴いて朗読ミニライブ」

 センターまつりでは、音訳ボランティアによる本の朗読や朗読劇などの「聞いて聴いて朗読ミニライブ」を、当日11時より開催いたします。音訳ボランティア各団体から演目が寄せられていますのでご紹介いたします。

 音訳ボランティアの団体名、作品名と著者名、朗読者の順番に読み上げます。

かざぐるま
「魔法の効力」森 瑤子 著
「戸越銀座でつかまえて」星野 博美 著
朗読者 小角 正子
ひいらぎ
「ばべるの塔」沖野 岩三郎 著
朗読者 中林 千恵子
みやまえエコー
「猫の集会」
朗読者 みやまえエコー当日出席者
さんざし
「失敗園」太宰 治 著
朗読者 さんざし当日出席者
水車の会
「はやぶさの旅(仮)」書き下ろし
朗読者 水車の会当日出席者

※当日の登壇は順不同となります

日時
2023年12月9日(土曜日) ※ センターまつり内のイベントです
開演
午前11時00分
会場
ふれあいプラザかわさき2階ホール
参加費
無料
定員
80名(自由席)

「隅田川馬石 落語会開催のご案内」

写真:落語家 隅田川 馬石さん

 年末恒例のお楽しみ演芸会。今年はセンターまつりのプログラムのひとつとして、隅田川 馬石(すみだがわ ばせき)師匠の落語をお聴きいただきます。馬石師匠は1993年に五街道雲助師匠に入門、2007年に真打に昇進されました。滑稽噺から大ネタの人情噺まで、幅広い古典落語を聴かせてくれる、落語ファンにはおなじみの師匠です。今回はどんな噺が飛び出すでしょうか。馬石師匠の話芸をぜひ、皆さまにお聴きいただきたいと思います。
 なお、当日は、席と席の間を空けて座席を配置し、定員80名で全席指定といたします。11月18日(土曜日)午後5時までにセンターにお申し込みください。応募者多数の場合は、抽選とさせていただきます。落選した場合でもご連絡を差し上げます。沢山の皆さまの応募をお待ちしています。

日時
2023年12月9日(土曜日) ※ センターまつり内のイベントです
開場:午後1時00分 開演:午後1時30分 終演:午後3時30分(予定)
会場
ふれあいプラザかわさき2階ホール
出演者
隅田川馬石(落語家)ほか
参加費
無料
定員
80名 予約制・全席指定 (感染状況により定員の変更あり)
申込締切
11月18日(土曜日)午後5時まで
お申し込み・お問い合わせ
イベント担当まで

※全席指定ですので、早めに来て並ぶ必要はありません。開場後にお越しください。


12月2日(土曜日)
CDで聴くクラシック音楽講座(予約制)のご案内

 この音楽講座ではクラシック音楽をわかりやすくひも解くと同時に、選りすぐりの名演を聴いていただき、音楽の新たな発見とその魅力をお伝えいたします。
 クラシック音楽は大変幅が広く、様々な側面がありますので、作曲家をシリーズにして、毎回1名から2名取り上げていきます。クラシックを真に楽しむには、基礎知識が必要です。音楽史、楽曲の形式、楽器の種類、楽譜の基本等を必要に応じて初心者にもわかるように説明したうえで、その作曲家の厳選した名曲・名演奏をセンターの高音質のオーディオシステムでたっぷりと聴いていただきます。
 クラシック音楽をあまりお聴きにならなかったかたにも耳馴染みの良い、わかりやすい曲を取り入れていますので、ぜひお楽しみください。

第5回 バッハ(その1) クリスマスにお似合いの名曲
~音楽の父バッハ。それまでの音楽を集大成し、新たな地平を築いた史上最大の作曲家~

 バロック音楽を集大成し、新しい音楽の地平を築き上げたヨハン・セバスチャン・バッハ。その音楽の持つ、精神の気高さ、密度の濃さでは他の作曲家の追随を許さず、神童も楽聖も敵ではありません。今回は膨大な宗教曲や器楽曲の中から、クリスマスにふさわしい明るめの曲を選んでみました。

曲目
カンタータBWV140「目覚めよと呼ぶ声あり」より、カンタータBWV147「心と口と行いと生活」より、カンタータBWV80「神はわがやぐら」より、ヴァイオリン協奏曲ホ長調BWV1042 第1楽章、管弦楽組曲第3番 BWV1068 第2曲 アリア、ブランデンブルグ協奏曲第5番 BWV1046 第1楽章、クリスマス・オラトリオBWV248より。
日時
2023年12月2日(土曜日)午後1時30分から3時30分
会場
川崎市視覚障害者情報文化センター 多目的室
参加費
無料
定員
30名。予約制。
お申し込み・お問い合わせ
イベント担当まで。

先月までの主なお知らせ


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