2026年10月10日 発行
発行責任者 稲垣直子
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11月のれきおんクラブは、「懐かしの童謡集 海沼實と川田三姉妹」です。
「お猿のかごや」「からすの赤ちゃん」など今も歌い継がれる童謡を作曲した海沼 實は、日本最古の児童合唱団・音羽ゆりかご会を設立するほか、川田 正子・孝子・美智子の三姉妹をはじめ、多くの童謡歌手を育て、日本中に童謡ブームを巻き起こしました。昭和初期の貴重な音源から、私たちの心の奥に残る懐かしい童謡の数々を、川田三姉妹の歌声でお届けします。どうぞお楽しみに!
朝起きたときや夜眠る前に、ちょっとしたセルフケア(運動習慣)を取り入れてみませんか。本講座は、その第一歩となる90分です。少し意識を向けるだけで、日々の過ごし方が変わっていきます。
例えば、膝に不安を感じている方は多いのではないでしょうか。実は、セルフケアによって負担を軽くすることも可能です。当日は、体のある部分に意識を向け、実際に「命令」を出す練習を行います。
講師は、柔道整復師であり、川崎市生活支援コーディネーターでもある田村武晴先生です。医療・介護の分野で20年以上の経験をお持ちで、ご自身でも会社を設立されるなど、幅広く活動されています。
先生からは「冬至にかぼちゃを食べるような気軽な気持ちで、ぜひご参加ください。楽しむことが大切です。」とメッセージをいただいています。どうぞお気軽にご参加ください。
皆様、こんにちは。センター長の稲垣です。
我が家には18歳のトイプードルがいます。一説によると、小型犬の18歳は人間の88歳くらいにあたるそうで、すっかり高齢犬です。ここ数年でトイレまでたどり着けずに失敗することが増え、おむつをつけるようになりました。足腰も弱くなり、少し歩くと転んでしまいます。自力では立ち上がれず、起こしてよーと言わんばかりに「くぅーん、くぅーん、ワン!」とアピールします。日中、家族がいない日が多いため、昼間はぐっすり眠り、夜になると「起こしてよー」の「くぅーん、くぅーん、ワン!」が始まり、すっかり昼夜逆転です。食事も、以前はがっつくように何でもペロリと食べていたのが嘘のようにムラが出てきて、食べないことも増えてきました。それでも食事の介助までは必要なく、自分で食べてくれるので、まだ助かっています。
そんな姿を毎日見ていると、人間が年を重ねていくことと、どこか似ているなと思います。今まで当たり前にできていたことが、少しずつ難しくなる。歩くのに時間がかかるようになったり、生活のリズムが変わったり、食が細くなったり。そして、誰かのちょっとした手助けが必要になっていく。
私自身も年齢を重ね、「以前とはちょっと違うな」と感じることが少しずつ増えてきました。食べる量は減ったのに、体重は減らない、むしろ増える…とか。昔は何時間でも寝ていられたのに、夜中の3時にいったん目が覚める…とか。そして、今は当たり前にできていることも、いつか誰かに「ちょっと手伝って」とお願いする日が来るのでしょう。
そう思うと、夜中に何度も「くぅーん、くぅーん、ワン!」と呼ばれ、「またですか…」と思いながら起こしに行く時間も、少し違って見えてきます。本人(本犬?)にしてみれば、できないから助けを求めているだけ。「はいはい」と起こしてあげると、よたよたと歩き出します。そして、またすぐに転びます。
18年という年月を一緒に過ごしてきた我が家の大切な家族です。若かった頃のように走り回ることはできなくなりましたが、ゆっくり歩き、ご飯を食べ、安心したように眠っている。その姿を見られるだけでも、ありがたいことなのかもしれません。いつまで一緒にいられるのかは分かりませんが、今一緒に過ごせる時間を大切にしたいと思っています。
私自身も、その時々にできることを楽しみながら、こんなふうに穏やかに年を重ねていけたらいいなと思います。
クライミングを楽しむ視覚障害者が増えています。見えない・見えにくい人は、「サイトガイド」と呼ばれる仲間に「ホールド」の情報を教えてもらいながら、壁面を登っていきます。今回は実際にクライミングを楽しまれている方お二人に、お話を伺いました。
ゆまです。小学校4年生のときに友達に誘われて「チャレンジドガールズクライミングスクール」に参加し、中学生になった今も楽しく続けています。自分でどう登るかを考え、「サイトガイド」に教えてもらいながら工夫し、ゴールできたときは大きな達成感があります。スクールにはさまざまな障害のある女性がいて友達もできました。私は知らないことを知るのが好きで、多くの方と関わる中で「こんな世界があるんだ」と知ることがたくさんあります。楽しく話したり、クライミングではお互いに応援し合ったりしています。いつか大会にも出てみたいです。
かなです。クライミングを始めたのは、休職中、車いすユーザーの知人がInstagramに投稿していたクライミングの様子を見て興味を持ち、NPO法人モンキーマジックのスクールで体験したのがきっかけです。その後、自宅近くのジムに通ううちに、どんどん夢中になりました。 視覚障害者は「サイトガイド」にホールドの形や方向、距離などを教えてもらいながら登りますが、それ以外に特別なルールはなく、健常者と同じ道具やスペースを使って登ります。思い描いた感覚とのずれに難しさを感じることもありますが、それも含めて楽しさがあります。
日頃はストレッチや減量を意識し、股関節や肩甲骨の可動域を広げ、背中と足を使って登ります。自分で考え、自分の力で登る充実感が大きな魅力です。また、危険と隣り合わせだからこそ、互いに命を預けることを常に意識する中で、信頼関係も深まっていきます。
障害の有無にかかわらず、誰もが楽しめるクライミングを通して、「次は何に挑戦しよう」と前向きな気持ちが生まれます。現在は、競技者としてもクライミングに励みながら、スクールでのボランティアや、地域交流型イベント「濱モンキー」(横浜・センター北)の運営にも関わっています。関心のある方はぜひご参加ください。
仲間とともにさまざまなスポーツを楽しめるよう、環境が整いつつあります。今後も、趣味や楽しみにつながる情報をお伝えしていければと思います。
読者の皆様の中で「こんなことを楽しんでいるよ」「こんなことに挑戦しているよ」という情報がありましたら、ぜひお知らせください。
藤子・F・不二雄先生の没後30年にあたり、休日に市内にある先生のお墓へお参りしました。グーグルマップの案内どおりの場所にあり、石像のドラえもんとドラミちゃんが出迎えてくれました。ご命日が近かったためか、たくさんのお花が供えられていました。
AIの発展は、ドラえもんが誕生する未来へと近づいていくのでしょうか。喜怒哀楽をのび太とともにし、その豊かな表情がかわいいドラえもん。一緒に考え、伴走してくれる心強さが、次の一歩を踏み出す勇気を与えてくれます。常に新しい発見がありながら、一方で大切なものは変わらない、藤子・F・不二雄先生が込めたドラえもんの世界について、あらためて思いを巡らせています。
メールマガジン『アイeye』 編集委員 澤村実希
発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
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