2026年9月25日 発行
発行責任者 稲垣直子
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10月は、日本映画「ライフ・イズ・クライミング!」を上映いたします。本作は、シネマ・デイジーの製作はありません。
※ 上映後に、中原想吉監督のトークショーを開催します。撮影の苦労話、映画を通して伝えたかったことなど、ここでしか聞けない製作の裏話をたっぷりとお届けします。映画を観た後なので、作品がより味わい深くなること間違いなしです。芸術の秋のスペシャル企画、たくさんのお申し込みをお待ちしています!(16時終了予定)
高津区諏訪にある小黒恵子童謡記念館は、詩人・童謡作家 小黒 恵子(1928年生まれ、2014年没)の歩みと作品にふれることができる施設です。小黒 恵子さんの作品は、植物や昆虫など自然を愛するやさしいまなざしにあふれています。
記念館は、1991年に小黒さんの自宅を改築して開館された全国初の童謡館であり、2014年に亡くなるまで小黒さんご自身により大切に運営されてきました。その後、川崎市へ遺贈され、現在はその功績と音楽の楽しさを伝える場となっています。
当日は、小黒 恵子さんの童謡や日本で親しまれてきた童謡を皆で歌いながら、その世界にふれます。また、小黒さんゆかりのオルゴールや蓄音器の音に実際にふれ、味わっていただきます。
なつかしい歌と音に包まれるひとときを、ぜひご一緒にお楽しみください。貴重な機会となっておりますので、皆様のご参加をお待ちしております。
皆様、こんにちは。音訳担当の橋口です。
センターでは録音図書の読み手を養成する「音訳者養成講座」を2年に一度、西暦の奇数年に開催していますが、ここ数年かけて行っていた大掛かりなカリキュラムの見直しが終わったため、今年度は試験的に規模を縮小して実施することになりました。
新しいことに挑戦することもあり意気込んでいた私たちでしたが、その矢先にエアコンの故障というイレギュラーに見舞われてしまい、早くも暗雲が立ち込める形になりましたが、ギリギリ間に合う形でエアコンが復旧し、なんとか無事にスタートすることができました。この間、利用者の皆様からあたたかいお気遣いをたくさん賜りましたこと、心より感謝申し上げます。肝心の人数ですが、オーディションに合格した7名の方が現在受講されています。
さて、養成講座を受講中の新人さんたちの話題に続きますのは、長らく音訳に従事されている先輩たちの話題です。去る9月9日(水曜日)、東京の池袋にあるホテルメトロポリタンを会場に、公益財団法人 鉄道弘済会・社会福祉法人日本盲人福祉委員会共催による「朗読録音奉仕者感謝の集い」が開催され、校正者の梶原さんと音訳者の岩崎さんが表彰されました。鉄道弘済会は、1932年(昭和7年)に鉄道省が設立した歴史ある団体で、時を経ても変わることなく社会の福祉ニーズを幅広く支援する事業を展開されています。
式典は立派なものだったようで、後日おふたりから写真を見せていただきましたが、とても晴れやかな姿に我がことのように嬉しくなりました。梶原さんはセンターの蔵書製作はもちろん、地元では対面朗読などでご活躍ですし、岩崎さんは水車の会の会長を長らく務めていたことから、ご存じの読者の方も多いことでしょう。おふたりのこの度の栄誉に、心よりお祝い申し上げます。読者の皆様からも何かお祝いの言葉がございましたら、必ずおふたりにお伝えしますので、ぜひ気軽にお寄せください。
さて、録音図書を製作するのに欠かすことができない音訳者ですが、利用者の皆様と接することはほぼなく、完全に黒子に徹する存在です。表舞台に立つ機会も少ないものですが、何かの節目くらいにはこのような華やかな場をご用意できるよう、担当として業務以外のところにも力を入れていきたいとあらためて心に誓った、そんな金木犀が香りだした秋口の出来事でした。
貸し出しの庄司です。探偵ガリレオシリーズなどで人気の作家、東野 圭吾さんが亡くなりました。享年68歳。早すぎる(涙)。作品は、学園物・本格推理・パロディなど多彩で、大阪府立大学工学部出身らしく原子力や脳移植などの科学を扱った作品も多いです。仕事が終われば銀座の文壇バーによく行き大沢在昌や奥田英朗らと飲んでいるとか、スノーボードが趣味で二階堂黎人、貫井徳郎らとゲレンデへ行くなど、明るいお人柄のようでした。サピエ図書館の最近1か月のランキングをみると、上位100タイトルに8作品がランクイン。特に『白夜行』『黒笑小説』『放課後』など20年以上前に執筆された作品を掘り出している方が多いようです。今回は個人的なおすすめを3タイトルご紹介します。
内容:学生街のビリヤード場で過去を隠し偽名で働いていた男が殺された。彼の同僚だった光平は疑われるが、そんな中、第二の殺人が。1988年吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞の、それぞれ候補になった作品。およそ40年前の作品なのにAIの行く末を予測している!さすがです。
内容:小学校教師の竹内しのぶ。担当児童の父親が殺され、家庭内暴力に悩んでいた児童と母親に嫌疑がかかる。疑念を覚えたしのぶは調査を開始。子供の作文から、事件解決の鍵がたこ焼きにあることに気づく。教え子たちと奔走する探偵活動の結末やいかに。大阪の小学生の描き方がリアルかつレトロで楽しい。
内容:東京竹芝で弁護士が殺された。容疑者は、30年ほど前に愛知で起きた金融業者殺害事件の関係者だった。捜査が進む中、事件は解決したと思われたが、被害者の娘と加害者の息子は互いの父の言動に違和感を抱く。タイトルが示す、白いものと黒いものが逆転する瞬間がたまりません。
夏の終わりの某日、この原稿を書いています。今年は例年より早く暑さが退散してくれたように感じます。猛暑日が延々と続く最近の夏に比べれば、今年は楽だったのではないでしょうか。
さて、秋はイベントが盛りだくさんです。「ニュース&トピックス」で取り上げられなかったイベントを2つご紹介します。
以上、秋のお出かけ先にいかがでしょうか。
メールマガジン『アイeye』 編集委員 浦野盛光
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