2026年6月25日 発行
発行責任者 稲垣直子
目次ここまで
7月は、日本のアニメ映画「コクリコ坂から」を上映いたします。
事務担当の金子です。約6年前のことになりますが、ある朝、実家の庭に小さな猫が3匹、ひょっこりと現れました。どうやら誰かが置いていったらしい。家族はそれを拒むこともなく、エサや水、毛布など、お世話グッズが少しずつ増えていきました。それから時が流れ、3匹のうち2匹はいつの間にか姿を見せなくなりました。残ったのは1匹だけ。今も庭に住み続けています。
ただ、この1匹との距離が、なかなか縮まりません。気付かれないように忍び足でそっと近づく。あとほんの少しで手が届きそうというところで、驚くほど鋭い勘が働くのか、さささっと素早い動きで物陰に隠れて、こちらをじっと見つめる。その繰り返し。そう、この6年の間に一度も触れたことがないのです。
それでも、こちらが背を向けて離れると、物陰から出てきて絶妙な距離を保ったまま、あとからついてくる。歩みを止めて振り向くと、立ち止まる。何かの遊びのようなやりとりを、今も続けています。
この猫は普段、庭の外にはあまり出ないようですが、朝のゴミ出しから戻る途中、一度だけ道路で見かけたことがありました。徐々に近づいて目が合うと、いつものように足早に庭に戻り、こちらを見つめています。さらに近づくと、目を閉じて顔を横に向け、知らん顔。まるで「外になんか出てませんよ」と言っているかのような仕草がとてもおかしくて、思わず笑ってしまいました。しかし、さらに距離を詰めればすぐに隠れてしまいますし、呼びかけに応じる気配も全くありません。
そんなもどかしささえ感じるこの距離感に、最近少し変化がありました。家の窓を開け放しておくと、中の様子を伺いながら、音もなく室内に忍び込んでくるようになったのです。そして、開いた窓のすぐ近くに座ったり横になったりして、我が家のようにくつろいでいる。しばらくすると静かに庭に戻っていくので、その後ろ姿を見送りながら窓をそっと閉めると、なぜか大きな声で鳴く。「窓閉め反対!」と言わんばかりに。
人間に触れられるのは断固拒否なのに、どうやら近くにはいたいらしい。外出時に窓の鍵をかけたり、夕方になって雨戸を閉めたりすると、これまた大きな声で鳴く。その一方、すぐそばでこちらが大きな音をたてて作業したり、目の前を行き来したりしていても、まったく動じない。
手を伸ばせば届きそうで届かない、この「あと少し」の攻防戦は、7年目も続きそうです。
世の中はワールドカップで沸いておりますが、スポーツ観戦はあまりしない貸し出し担当の藤本です。本日は海外著作の図書をご紹介します。どういう選定基準かは最後に説明することにして、4作品をご紹介します。
今回はすべて「翻訳者」という視点から選んだ4作品です。
海外作品を読むとき、私たちは翻訳者の言葉を読んでいます。翻訳者が選ぶ作品には確かな傾向があり、それを頼りに本を探すのも面白いものです。本日ご紹介の翻訳者さんは、他にも魅力的なタイトルが揃っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
さて、あなたの「ブック ワールドカップ」を制する優勝タイトルは、いったいどの作品になるでしょうか。
点訳担当の浦野です。今月からプレクストークの新機種PTR3PLUSが発売になりましたね。センターにもデモ機がやってきましたので、早速レポートします。以下ではPTR3PLUSのことを単にPLUSと呼ぶことにします。
まず本体を触った感じは、前モデルPTR3と変わりません。それでは区別がつかないので、今回のモデルはプラスのマークが浮き出し文字で付いています。このマークは本体左上、電源ボタンの上側にあります。ちなみに色は、PTR3が青系の側面だったのに対して、PLUSはグレー系になったそうです。
外面的には大きな変更がないPLUSですが、機能面ではいくつかの追加があります。今回はそのうちの3つを紹介します。
今回はPTR3PLUSについてレポートしました。スマホとの連携が強化されましたが、これまで通りCDやSDカードに入れた図書を再生するだけという使い方も可能です。買い替えをご検討の方は、当センターまでご相談ください。
サッカーのワールドカップが始まりました。ラジオでは文化放送が日本戦を中継していますよ。第3戦は26日(金曜日)午前7時40分からです。もちろんラジコでも聴取可能です。
メールマガジン『アイeye』 編集委員 浦野盛光
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