2026年3月10日 発行
発行責任者 内藤牧
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バッハの2回目は、宗教曲と並ぶ創作活動のもう一つの本流、鍵盤楽曲や弦楽器による無伴奏曲を中心に聴きます。当時としては革新的な優れたオルガン奏者であったバッハはオルガン・チェンバロ曲などの多くの鍵盤楽曲は勿論、当時としては新しい楽器であったヴァイオリンやチェロのための名作も数多く世に送り出しました。
今回は、そのオルガンやチェンバロに加え、ピアノによるものや弦楽器の無伴奏曲を中心に、広大なバッハ音楽の世界を存分に堪能いたします。
3月16日(月曜日)から3月26日(木曜日)まで、センター近くの日進町交差点で横断歩道に敷設されているエスコートゾーンの張り替え工事が行われます。対象となる横断歩道は、セブン-イレブン側から短い距離の横断歩道、その先の市電通りの横断歩道の2か所です。工事期間のうち4日間は、エスコートゾーンが敷設されていない状態となります。なお、2か所の施工時期は前後する予定です。横断に不安のある方は、横断前に近くにいる方へお声がけいただき、一緒に渡っていただくなど、安全対策をとってご来所くださいますようお願いいたします。
こんにちは、澤村です。数年前から、日本点字図書館労働組合の執行部を務めています。就業規則が大幅に変更された後の引き継ぎだったため、労務に詳しくない私は不安を抱えてのスタートでした。そこで、労働組合について学ぶ通信教育を受講し、川崎市の労働学校にも通いました(おすすめです)。日本国憲法や労働基準法をはじめ、労働契約、賃金、解雇などの基本的なルールを学びました。しかし、得た知識を法人の各規則の点検にどう生かし、より良い労働条件の実現につなげていけばよいのかがつかめませんでした。そこで友人にお願いし、社会保険労務士の先生を紹介していただくことにしました。ご紹介いただいた社労士の先生が「お友達価格」で当組合の相談パートナーを引き受けてくださったのは、私たちの労働環境の向上が、ひいては日本の視覚障害者の情報アクセスの保障や生活の充実、人としての尊厳を支えることにつながると考えてくださったからだと私は受け止めています。
相談の中で、最初に印象に残っているのは、合理的な線の引き方です。法解釈はいつも明確に白黒つけられるものではありません。黒(アウト)は論外ですが、すべてを白に寄せて安全側に振り切れば、実務の負担が大きくなり、余白のない硬直した運用になります。「ここはこのままでいきましょう」という判断は、プロだからこそ可能な着地だと頼もしく感じました。
私たちの目線に合わせて相談にのっていただけるのは、労働規則の問題に限りません。組合員アンケートから希望をくみ取り、未来軸をもった提案をいただくこともあります。時には私が「例の件、まったく進まなくて」と愚痴をこぼすと、「そんなものですよ」と受け止めてくださることもあり、心の支えになっています。
情報があふれる時代だからこそ、自分に本当に必要な情報を選び取ることは容易ではありません。たとえ必要な情報に出会えても、それを仕事や生活に生かすには、さらに高いハードルがあります。そして、情報を常にアップデートし続ける努力も必要です。それでも現実を引き受けて進むしかないとき、そばに相談できる人がいることは、前へ進むための大きな力になります。
普段は相談を受ける立場にある私にとって、相談する側の経験は大きな財産です。この貴重な学びを、今後に生かしていきたいと思います。
訓練担当の田村です。
今回は専用のアプリで計測結果が分かる体温計を2種類紹介します。アプリは「オムロンコネクト」といい、iPhoneとAndroidのどちらにも対応しています。
注意
以上です。スマホ利用者の新たな選択肢になれば幸いです。
点訳担当の浦野です。
皆様は銀行口座の管理をどのようにしているでしょうか。通帳を読むのが困難な視覚障害者にとって、インターネットバンキングは有効なサービスです。パソコンやスマートホンを使いこなせるようになった方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
さて、どの銀行でインターネットバンキングを利用するとよいでしょうか。大手メガバンクでもよいのですが、インターネット専用の銀行を利用する方法もあります。インターネット専用銀行は不安という方もいらっしゃると思いますが、これらの銀行には金利が高い、各種手数料が安いなどのメリットがあります。
インターネット専用銀行にはATMがないため、主にコンビニATMなどを利用することになります。しかし、その手数料は毎月一定回数は無料で利用できます。特にセブン-イレブンのATMを24時間無料で利用できるのは便利です。
また、他行への振り込み手数料も月に2から10回程度無料にすることができます。銀行によっては毎月決まった金額を自動的に振り込んでくれる機能があり、家賃の支払いなどに便利です。
このように便利なインターネット専用銀行ですが、対面のサポートが受けられないデメリットがあります。したがって、ブラウザ画面やスマホアプリが音声読み上げに対応していないと、大変不便なものになってしまいます。また、口座開設はインターネットから申し込む必要があり、このとき本人認証を求められます。最近は本人認証が厳しくなり、マイナンバーカードを撮影したり、顔写真をその場で撮影してアップロードする必要があります。これは全盲の視覚障害者には大変困難な作業です。
そんな中、私は最近とても使いやすい銀行を見つけました。それがソニー銀行です。
まず、申し込み時にマイナンバーカードや顔写真の撮影が必須ではありません。キャッシュカードを受け取るときに配達員にマイナンバーカードを見せて認証してもらう方法が選べるのです。ほかにこの方式が選べるのは、楽天銀行です。
次にスマホアプリ(iOS版)が使いやすく、音声読み上げで使いづらいところがほとんどありません。セキュリティを強化するため、あらかじめ登録した端末上のスマホアプリで操作するのが前提になっています。なお、パソコンで送金する場合でも、スマホアプリで認証する方式を選ぶのがおすすめです。
いかがだったでしょうか。興味を持たれた方、挑戦してみてください。
4月からのセンター定例イベント申し込みは、第4土曜日の映画体験上映会を除き、 先着順とさせていただきます。映画会は、これまで通り定員を超えた場合、市外の 方は抽選となります。引き続き、皆様に楽しくご参加いただけるよう 努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
メールマガジン『アイeye』 編集委員 澤村実希
発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
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