2026年2月10日 発行
発行責任者 内藤牧
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3月のれきおんクラブは、「れきおんふるさと巡り」の「近畿編 その1」です。
日本列島各地の名曲を南北から訪ねてご好評いただいているこのシリーズ。九州、中国、四国を経ていよいよ近畿地方に入ります。多彩で豊富な音楽で彩られる近畿地方、今回は、滋賀・和歌山・三重・奈良・兵庫の5県をめぐります。
「串本節」「デカンショ節」などの民謡のほか、「青葉の笛」「浪花節 紀伊国屋文左衛門」「六甲おろし」「琵琶湖哀歌」など、長い歴史と特色ある風土に培われた人々の暮らしを貴重な音源で綴ります。どうぞお楽しみに。
来年度にセンターで開催する恒例イベントスケジュールをお知らせします。すべて土曜日の開催です。近くなりましたら、本誌をはじめ各種センター広報媒体でご案内いたします。
「2026年度の上映作品はいつ頃わかりますか?」
いつもこの時期、新年気分がようやく抜けた上映担当者たちが一斉にザワつくのが、利用者様からのこのお問い合わせです。それだけ皆様が楽しみにしてくださっているということで、担当としては嬉しい限りです。
昨年も多くの上映会が満席となりました。今回も前年以上にご満足をいただくため、トレンドを意識しつつ、リクエストやバランスを見ながら、DVDの山に囲まれて唸り続けていました。そして、ついに次年度の上映作品が決定しましたので、今回は上半期分を発表します。
毎月第4土曜日は「アイeyeシネマの日」、皆様のお越しをお待ちしています!
物価高の影響を強く受けている子育て世帯を支援し、子供たちの健やかな成長を応援する観点から、物価高対応子育て応援手当(対象児童1人当たり2万円)を支給します。2025年9月30日時点において児童手当支給対象児童(0歳から高校生年代まで)を養育し、児童手当を受給している世帯には、申請不要で本年2月16日に支給を予定しています。新生児(2025年10月1日から本年3月31日生まれ)世帯も申請は不要です。
ただし、児童手当を勤務先から受給している公務員の方は、川崎市に申請手続きが必要です。また、離婚・離婚協議中により、新たに児童手当の受給者となった方は、応援手当の支給対象となる場合があり、申請手続きが必要です。
本制度の手続きについてお問い合わせは、川崎市物価高対応子育て応援手当コールセンター 044-222-7315(受付時間は平日8時30分から17時)まで。
制度についての詳細は、川崎市のホームページをご確認ください。
皆様、こんにちは。訓練担当の田中です。
私が3年前に全盲になったあと、さまざまなことで深く悩みました。その中でも特に大きな悩みの一つが、「病院や買い物などの外出を、この先どうすればいいのだろうか」ということでした。子供たちはまだ小さいですし、妻にはあまり負担をかけたくありません。離れて暮らす両親には、心配をかけたくないので相談すらできませんでした。
おそらく、皆様の中にも同じような悩みを抱えられた方がいるのではないでしょうか。その不安を解消するために私が利用しているのは同行援護です。
※ 同行援護とは、主に移動する際、ガイドヘルパーさんが一緒に歩いてくれたり、代読や代筆をしてくれるサービスです。
※ 川崎市に同行援護を申請すると、川崎市の職員等が障害支援区分認定調査のために訪問し、本人の障害の状況などをお聞きします。川崎市は、調査結果を踏まえ、障害支援区分を認定しますが、認定されないこともあります。
詳しくは最寄りの区役所にご相談ください。
私が主に利用しているのは、通院や買い物、そして散歩などです。また、子供たちの学校への提出物の代読や代筆もお願いしており、とても助かっています。同行援護はとてもありがたいサービスなのですが、ガイドヘルパーさんに対して気を遣うシーンがいくつかあります。その中の一つが、お金をおろす時です。ガイドヘルパーさんに暗証番号や預金残高を知られたくないので、一人でATMの操作ができないかと調べてみました。すると、金融機関やコンビニのATMには備え付けの受話器があり、音声を聞きながら受話器の裏にあるプッシュボタンの操作で入出金ができるようになっていました。引き出しの際は、誰が見ているかわからないため、少しだけ離れた位置にガイドヘルパーさんに立ってもらっています。知っている人に見守られているだけで、安心してお金を引き出せます。もし一人だった場合は、かなり不安を感じるでしょう。引き出した後も、「後をつけられていないかな」などという不安を抱えながらの歩行になってしまいます。
私にとって、ガイドヘルパーさんはとても大事な存在です。「いつもありがとう」という感謝の気持ちを持って、同行援護を利用しています。
訓練担当の石川です。見えない・見えにくいなかでの日常生活では、視覚障害者用の用具や便利グッズを買いそろえるのに、お金がかかります。ご家庭にあるちょっとしたもので、一工夫してみませんか?
まずは、靴下や手袋の洗濯。これらは、片方がなくなったり、色や模様が違う組み合わせができてしまうと困りますので、脱いだらすぐに洗濯ネットに入れ、洗濯を終えた後は、ネットから取り出して、ペアのまま一つの洗濯ばさみに干します。これなら、ペアを見失うことは少なくなります。ご家族の分の洗濯をされる方は、ご家族にもネットに入れるところまで協力を呼び掛けてみてはいかがでしょうか。
次は、今の季節特においしい鍋料理。キッチンには、鍋の素がいくつも並ぶ時期ですが、種類を見分けるときの工夫が必要になってきます。その際には、セロハンテープを使います。セロハンテープをうさぎの耳のように上に飛び出す形に貼り付けたものがキムチ鍋、人間の耳のように横に飛び出す形に貼り付けてあるものが豆乳鍋など、テープの貼り方を変えて自分で種類の見分けがつくようにしておきます。これは、鍋の素だけでなく、同じ手触り、同じ大きさのパッケージで判別がしづらいものにも使うことができます。
このほかにも、付箋やジップロック、輪ゴムなど、身近で安価なものを使って、手軽に工夫をすることができますよ。
センターのスタッフルームでは、皆が黙々と仕事に集中する時間もあれば、さまざまな話題が飛び交い賑やかな時間もあります。隣の職員の電話対応を聞いて自分も真似してみようと学んだり、うまくいかない時には話を聞いてもらい、背中を押してもらうこともあります。私自身も日々メンバーに助けられています。
メンバー全員が、利用者の皆様一人一人にどんな情報をどうやって届ければお役に立てるのかを真剣に考えているからこそ生まれるチームワークで、これからもお互いの力を生かし合いながら取り組んでいきたいと思います。
メールマガジン『アイeye』 編集委員 澤村実希
発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
住所:郵便番号 210‐0026 川崎市川崎区堤根34番地15
電話:044-222-1611
ファクス :044-222-8105
メールアドレス:kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
公式ウェブサイト:http://www.kawasaki-icc.jp/
メールマガジンは ここまでで終わりです。