川崎アイeyeセンター
メールマガジン『アイeye』

第250号

2025年12月25日 発行
発行責任者 内藤牧


目次

目次ここまで


1 ニュース&トピックス

(1) 「音声解説付きDVD映画の体験上映会」のご案内

 2026年1月は、日本映画「大河への道」を上映いたします。本作は、シネマ・デイジーの製作はありません。

日時
2026年1月24日(土曜日)13時30分から(1時間52分)
定員
46名・予約制(定員を超えた場合、市外の方は抽選となります。)
締め切り
2026年1月9日(金曜日)17時
作品情報
落語家・立川志の輔による新作落語「大河への道 伊能忠敬物語」を映画化。主演の中井貴一をはじめ、松山ケンイチ、北川景子らキャストがそれぞれ1人2役を務め、現代を舞台に繰り広げられる大河ドラマ制作の行方と、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描き出す。杉山前センター長も推薦する新年に見ていただきたい一本。
監督
中西 健二
原作
立川 志の輔
脚本
森下 佳子
出演
中井 貴一、松山 ケンイチ、北川 景子、岸井 ゆきの ほか

お知らせ

 この映画会の終了後、自由参加でアイeyeセンター内の避難訓練を実施します。「もしも」に備えて、ぜひご参加ください。

(2) 漫才公演「宮田陽・昇独演会」のお知らせ

 2026年2月は、例年のコンサートに代わり、漫才の公演をお届けします。

 ある日、内藤センター長は思いました。利用者の皆様に漫才を生で楽しむ機会を提供したい。そこで、センターの演芸担当・浦野が動きました。知り合いに協力を求めつつ、芸人さんにアタック。漫才コンビ・宮田陽・昇のお二人をお招きできる運びとなりました。
 お二人は秋田県出身の宮田陽と広島県出身の宮田昇による漫才コンビです。漫才協会や落語芸術協会の寄席を中心に活躍されています。テレビやラジオの演芸番組でお聞きになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日時
2026年2月14日(土曜日)13時開場 13時30分開演
会場
ふれあいプラザかわさき2階ホール
締め切り
2026年1月30日(金曜日)17時
定員
140名(指定席)※定員を超えた場合、市外の方は抽選となります

(3) おすすめセットのお知らせ

 当センターでは、川崎市内に在勤・在学・在住の方に、サピエ図書館にコンテンツのあるデイジー図書のダウンロードサービスを行っております。SDカード・CFカードをご自身で用意していただき、お好きな図書・雑誌を当センターでダウンロードしてお渡しいたします。
 今回は、おすすめセット第17弾として、期間限定で以下の5つのセットをご用意いたしました。

  1. 平安の雅な香りが漂う時代小説15
  2. 地方警察が活躍する推理小説15
  3. センター製作の最新シネマ・デイジー15
  4. 皇族や天皇陛下に関する著作15
  5. 架空の時代や異世界を楽しむ小説15

 各セットの詳しい内容は貸し出し担当までお問合せください。またホームページからもご確認いただけます

 ご希望の方は、お手持ちのカードを添えて貸し出し担当までお申し込みください。このサービスなら、返却期限を気にすることなく読書をお楽しみいただけます。どうぞご利用ください。

お申し込み・お問い合わせ
貸し出し担当 藤本・庄司まで

2 スタッフルームから/「大人の習い事」

 訓練担当の石川です。わたしは、スポーツがとにかく好きだということを、このメルマガで何度も書いてきましたが、今回はスポーツ以外のことを書いてみようと思います。

 突然ですが、先月から声楽レッスンに通い始めました。真面目に発声をして、腹式呼吸で声を出して歌うという機会は、大学卒業後、ほとんどありませんでした。いつかもう一度声楽を習いたいと思っていたこともあり、仕事との両立や資金面での不安はありましたが、挑戦してみることにしました。

 もともと高校生の頃、音楽を担当してくれていた先生が声楽の専門で、声楽に興味を持ったわたしに、基礎的な知識や技術を丁寧に教えてくれたことをきっかけに、自分の体を楽器にして演奏する声楽の魅力にはまりました。大学に進んでからも歌い続けたいと、大学の混声合唱団でも同世代の一般学生といっしょに活動しました。しかし、社会人になると、歌える機会はほとんどなくなり、時々友人と楽しむカラオケ程度になりました。

 高校の頃は、学校の文化祭や地域の盲学校から集まった生徒が音楽発表をする場など、ステージでイタリア歌曲を歌う経験をしました。大学時代には、千人規模のホールでコンサートをするという貴重な体験もできました。

 せっかく楽しんでいた声楽を社会人になっても続けたいという思いが年々強くなり、行動開始。全盲のわたしを快く受け入れてくれる教室を、わたしの声楽への様々な思いをかなえてくれる先生を探しました。

 受け入れてくれたのは、視覚障害の方を教えたことのある先生で、わたしの事情も理解してくださり、また、仕事や家庭を持ちながら習うという、大人の習い事にとても協力的な先生でした。「負担のない範囲で、希望するなら発表会やコンクールなど、ホールのステージであなたも歌ってほしい」といってくれた先生のもとで、楽しく、そして自分の満足がいく音楽を奏でることができればと思っています。高校時代の恩師に報告をしたところ、とてもよい出会いをしたと喜んでくれました。

 限られた練習時間と、両立すべき日常の事柄をうまくコントロールするのは、正直自信もなく、どこまで続くのかなと思う気持ちもありますが、チャンスをいただけるうちに、そして悔いのないようにこの挑戦を楽しんでいきたいと考えています。こんなわたしですが、皆様来年もどうぞよろしくお願いします。


3 本棚を探して/「2025年のオンラインリクエスト人気作」

 貸し出し担当の藤本です。
 2025年の年末が迫る中、この2025年、サピエ図書館のオンラインリクエストを通して利用された点字図書・録音図書の1位・2位をそれぞれ発表します。話題の映画「国宝」の原作は入るのか。それとも、やっぱり本屋大賞か。

点字図書

1位 『クスノキの女神』 東野 圭吾 著
点字5巻(デイジー9時間13分)
2024年6月に出版された「クスノキ」シリーズ第2弾。その木に祈れば願いが叶うと言われるクスノキを舞台に、番人を任された青年と祈りに訪れる人々を描いた物語です。ミステリーというよりファンタジー要素のある東野作品で、どなたにも読みやすい一冊です。
2位 『架空犯』 東野 圭吾 著
点字7巻(デイジー15時間35分)
まさかの東野圭吾ワンツー独占となった2025年の点字図書利用状況でした。本作は「白鳥とコウモリ」に続くシリーズ第2作。殺人事件を軸に展開しつつ、伏線がうまく回収される読み応えのある作品です。やや長めですので、時間と余裕のあるときにご利用なさるのをおすすめします。

音声デイジー図書

1位 『カフネ』 阿部 暁子 著
デイジー10時間7分(点字5巻)
2025年の本屋大賞受賞作。最愛の弟を失った主人公が、弟の元恋人を通じて家事代行サービス会社「カフネ」の仕事に関わっていくのですが、料理の描写が印象的で、温かな余韻を残す2025年の話題作でした。
2位 『架空犯』 東野 圭吾 著
デイジー15時間35分(点字7巻)
音声デイジーでも点字図書と同じ作品が上位に入りました。安定の人気と言える結果ですが、せっかくなのでもう1タイトルご紹介します。
3位 『迷うな女性外科医』 中山 祐次郎 著
デイジー7時間0分(点字製作中)
「泣くな研修医」シリーズ第7作で、作中に登場する女性外科医に焦点を当てたスピンオフ的な作品です。

 点字・音声ともに話題性と読みやすさを兼ね備えた作品が多く利用されました。気になる一冊があれば、ぜひ貸し出し担当にご希望くださいませ。


4 編集後記

 臨時休館期間には、大変ご迷惑をおかけしました。この間にお電話やご来所いただいた皆様、またセンターまつりや落語会を楽しみにしていただいていた皆様、申し訳ありませんでした。センターは14日より通常営業に戻っております。
 なお、前号でご案内しました川崎駅中央通路東口階段付近の仮囲いは撤去されました。西口側のみ残っていますが、センターへのご来所には影響ありません。
 さて、今年のセンターは新しいスタッフを3名迎えました。新しいアイディアを取り入れながら、2026年も皆様に喜ばれるサービスに努めてまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。

メールマガジン『アイeye』 編集委員 浦野盛光


発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
住所:郵便番号 210‐0026  川崎市川崎区堤根34番地15
電話:044-222-1611
ファクス :044-222-8105
メールアドレス:kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
公式ウェブサイト:http://www.kawasaki-icc.jp/


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