2025年7月25日 発行
発行責任者 内藤牧
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8月11日(月曜日)は山の日のため、8月12日(火曜日)は月曜祝日の翌日に当たるため、それぞれ休館となります。
また、15日(金曜日)と16日(土曜日)は図書整理日のため、17日(日曜日)はセンター清掃日のため、それぞれ休館とさせていただきます。
図書利用のご希望などはお早めに。19日(火曜日)から平常通り開館いたします。
利用者の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。
8月は、日本映画「ラーゲリより愛を込めて」を上映いたします。本作は、シネマ・デイジーの製作はありません。
株式会社ファンケルによるメイクセミナーです。
ファンケルは、社会貢献活動の一環として2013年から視覚障害のある方の自立支援を目的にしたセミナーを全国で実施しています。本セミナーは、ファンケルの無添加化粧品※を使用したスキンケア、メイクアップ方法を自身で行う実習形式のセミナーです。講師はファンケルの従業員が担い、川崎市にお住まいの視覚に障害がある方であれば、どなたでも参加いただけます。
この機会にメイクアップ方法を習得して、気分をあげてお出かけされてみてはいかがでしょうか。ご参加をお待ちしております。
※ ファンケルの「無添加化粧品」は、防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤を一切使用していません。
貸し出し担当の大森です。現在、私の父は入院中で介護が必要な状態です。転倒して左大腿骨頸部を骨折し、手術をしてリハビリ病院に入りましたが、今も一人で歩けずトイレにも一人では行かれません。加えて、パーキンソン病を患っており、口から食事をとろうとすると誤嚥性肺炎を起こしてしまう可能性があるため、口から食事は出来ず、胃ろうといって腹部に穴をあけて、そこから栄養を取っています。感染予防のため、面会は週2回で1日2人まで、時間は10分間です。
一番困っている事は本人の話す内容が聞き取れず、何を言いたいのか分からない事です。何度聞き返しても分からず、苦慮しています。父はもともとスポーツをすることや見ることが大好きでした。特に野球や相撲のテレビ観戦が好きで、かつてはテレビにかじりついて見ていました。現在はテレビを見る気力を失ってしまっています。
若い頃はこうなる日が来るとは思ってもみませんでした。せめて残りの日々が穏やかであるよう、私も家族も見守っていきたいです。そのためには私自身、仕事との両立やストレスをため込まないようにすることを考えていかなくてはいけません。仕事をしていると、職場の同年代の方とお互いに介護の話が出来たり、励ましあったり出来て良いものです。担当の先生や看護師さん・ソーシャルワーカーさんがとても親切で、父は病院で大切にされていて恵まれた環境にいます。これからは本人の意思を尊重し、家族で一番良い方法を話し合いながら、この尊い日々を過ごしていければと思っています。
総務会計担当の安藤です。
先日、第173回芥川賞・直木賞の発表がありましたね。いいタイミングなのでこちらで紹介しようと画策していたところ、なんと27年半ぶりの該当作品なしという結果に。これはどうしたものかと焦っていたところ、前号のスタッフルームからの記事で、「コクリコ坂から」好きが公表された勢いもあり、大人になってもちょっとキュンとしたくなる時に聞きたい読みたい作品を、ジブリ作品からご紹介してみようと思います。大人の一途な恋や、若者の初々しい純愛が描かれる作品ですが、よく知っているようでそうでない作品もあるかもしれません。ご希望は貸し出し担当までどうぞ。
コメント:高校生の海と俊が、取り壊し寸前の文化部部室棟「カルチェラタン」の保存活動を通して心を通わせていく中、俊の亡き父と海の母にまつわる意外な過去が明らかになり、二人の関係に影が。彼らの未来はどこへ向かうのか。
コメント:読書好きな中学生の雫は、図書館で借りる本の貸出カードに必ずある名前を見つけ、その人物、聖司に惹かれていく。やがて彼が夢を追う職人志望と知り、雫も自分の進むべき道を見つけ、お互いの夢を応援し、成長していく甘酸っぱい青春ラブストーリー。
※原作者、柊 あおい の『耳をすませば 映画ノベライズ』は、点字3巻・デイジー5時間56分
コメント:第一次世界大戦後、飛行艇乗りのポルコは魔法で豚の姿に。旧友の女性ジーナは彼を一途に想い続けるが、ポルコは亡き友人への想いを引きずっている。新たな飛行艇設計士のフィオもポルコに惹かれ、彼を巡る淡い恋模様が展開される。
以上3タイトル。静かにじっくり聞いてみるのもいいものですよ。
6月25日号で投稿を募集した「おすすめ音楽」。早速投稿いただきましたので、ご紹介いたします。
私の一押し音楽です。
「おすすめ音楽」にお声をいただいた方々、ありがとうございました。引き続き投稿をお待ちしております。
暑い日が続きますね。私は早くも夏バテぎみですが、皆様もご注意ください。
メールマガジン『アイeye』 編集委員 浦野盛光
発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
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