川崎アイeyeセンター
メールマガジン『アイeye』

第222号

2024年10月25日 発行
発行責任者 杉山雅章


目次

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1 ニュース&トピックス

(1) 「音声解説付きDVD映画の体験上映会」のご案内

 11月は、アメリカ映画「ウォルト・ディズニーの約束」を上映いたします。

日時
11月30日(土曜日)13時30分から(2時間5分)
定員
46名・予約制(定員を超えた場合、市外の方は抽選となります。)
締め切り
11月15日(金曜日)17時
作品情報
長年にわたり『メリー・ポピンズ』映画化を目指すウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)は、ついに原作者P.L.トラヴァース(エマ・トンプソン)と共に映画の製作に入る。しかし、彼女は提案する脚本やアイデアをことごとく否定しはじめ、製作は難航していく。なぜ彼女は頑なに映画化を阻むのか。名作映画誕生に隠された真実とは。
監督
ジョン・リー・ハンコック
出演
トム・ハンクス、エマ・トンプソン ほか

(2) 「みんな生き生きTAROアート鑑賞~視覚障がい(ロービジョン)の方とそのご家族編」のご案内

 川崎市岡本太郎美術館からのご案内です。岡本太郎の作品は、鮮やかな原色や不思議なかたちが特徴であり、受ける人によってさまざまな感じ方、楽しみ方ができます。このイベントは、視覚支援機器「レティッサ オン ハンド」を使用して太郎さんの作品の世界を感じながら、気軽に感想を自由に語り合いより深く楽しんでもらうためのプログラムです。

日時
11月9日(土曜日)
午前:10時30分から12時
午後:13時30分から15時
対象
視覚障がい(ロービジョン、見えにくさ)のある方とご家族(同伴者は、必ずしもご家族でなくてもかまいません)
定員
各回6組・予約制
会場
川崎市岡本太郎美術館内のガイダンスホール・展示室
川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内
料金
要観覧料
※ 障害者手帳をお持ちの場合は、参加者と同伴者1名が無料になります。
お申込み・お問合せ先
美術館へ直接 電話044-900-9898(先着順)
協力
株式会社QDレーザ

(3) 「ホッチポッチ ミュージックジャーニー」のご案内

 ミュージックジャーニー、それは音楽の旅。ごちゃまぜな音楽と人で囲まれたホッチポッチマーケット&ミュージックフェスティバルで、今年も視覚障がいのある方限定のツアーを開催します。全身で潮風を浴びながら、音楽に包まれる「ミュージックジャーニー~ことばと音楽でつながろう~」でワクワクの宝箱のようなホッチポッチを一緒に満喫しませんか。この旅の船長を務めるガイドと、貴方と一緒に漕いでいくお話好きなボランティアで皆様の参加をお待ちしております!

日時
11月3日(日曜日)12時から15時まで
会場
象の鼻パーク(みなとみらい線日本大通り駅より徒歩6分)
募集人数
視覚障がいがある方10名(付き添いの方は除く、先着順)
申込締め切り
10月28日(月曜日)
※ 詳細はホッチポッチミュージックフェスティバル公式サイトをご覧ください。
お問い合わせ
NPO法人アークシップ ミュージックジャーニー担当
arcship.intern.13th@gmail.com

(4) 「アイコサポート」オンライン座談会を開催します!

 スマートホンを用いた遠隔サポート「アイコサポート」からのお知らせです。
 この度、アイコサポートに加入されていない方や体験されたことがない方、フリーエリア会員の方を対象にオンライン座談会を開催します。アイコサポートのサービス内容の説明や活用方法の紹介に加え、皆様からのご質問にもお答えいたします。

日時
11月15日(金曜日)19時30分から21時
お申し込み先
eyecosupport@prime-as.co.jp

2 スタッフルームから/「骨折」

 貸し出し担当の大森です。数カ月前、職場で右手手首を骨折しました。急いでいたところ、廊下で転倒し、手をついてしまったのです。そして、しばらく動けない状態が続きました。誰も見ていなかったので、一人で立ち上がり、仕事に戻りました。家に帰ってからも痛みは続き、整形外科を受診することにしました。

 レントゲンを撮り、打撲と右手首にヒビが入っていることが分かりました。ギブスと包帯をしてもらい、それからしばらく不自由な生活が始まりました。字は左手で書くので良いのですが、普段右手を使う、お箸・歯磨き・ドライヤーが左手では上手く使いこなせず、苦労しました。お箸は左手を使うと、食べ物をこぼしてしまうのでお箸を使わないで食べられるもの、例えばパンやおにぎりなどを中心に食べていました。お弁当などを食べることはとても難しかったです。ギブスがとれてからも痛みは続き、右手で印鑑を押すことさえもできませんでした。

 今回学んだことは「急ぐと良いことはない」ということです。今思えばあんなに急ぐことはなかったと後悔しています。ケガが治り、右手でお箸が使えるようになったら、あれを食べたい、これを食べたいと想像しながら日々を過ごしていました。そして、無事骨が元通りになり、おいしいものが心置きなく食べられるようになった今、毎日に幸せを感じています。皆様もくれぐれもケガにはお気を付けください。


3 ようこそ、第8回センターまつり/「古今亭文菊落語会」

 点訳担当の浦野です。今年もあと2か月ほどになりました。年末が近づくとソワソワし始める私。そう、年末にはセンターまつりの落語会があるからです。今年は古今亭文菊(ここんてい ぶんぎく)師匠をお招きします。

 私と文菊師匠の出会いは、17年前の新宿の夜でした。たまたま友人と足を運んだ若手の勉強会に出演していたのが、文菊師匠(当時の菊六さん)でした。演目は「権助提灯」でしたが、その世界にすっかり引き込まれ、ファンになりました。私と同学年ということもあって、親近感がわいたこともあったと思います。その後も文菊師匠の会に足を運び、終演後に握手していただいたのも良い思い出です。そして、2012年に抜擢で真打に昇進されてからは遠い存在になってしまったような感覚がありましたが、陰ながら応援してきました。今では人気落語家の一人です。

 そんな文菊師匠を当センターにお招きできることになりました。皆様も文菊師匠の話芸をじっくりとご堪能ください。

日時
12月14日(土曜日)13時開場 13時30分開演 15時30分終演予定
会場
ふれあいプラザかわさき2階ホール
出演者
古今亭 文菊(ここんてい ぶんぎく)
参加費
無料
定員
100名・予約制・全席指定
※定員を超えた場合、市外の方は抽選となります。
締め切り
11月16日(土曜日)17時
※ 全席指定ですので、早めに来て並ぶ必要はありません。開場後にお越しください。

4 交流ひろば/「新百合ヶ丘駅周辺」

 今回は麻生区にお住いのペンネーム・1リスナー様からの投稿です。

 私は新百合ヶ丘駅の近くに住んでいますが、駅周辺の情報を投稿します。

 駅の近くには映画学校があって、ロケが行なわれています。また、タカラジェンヌを目指す女の子たちもたくさんいて、とてもにぎやかです。

 北口にはアルテリオ映像館というマイナーな映画を上映する映画館があります。上映前には監督や出演者たちが解説をしてくれます。音声ガイドも対応です。

 また、北口には昭和音楽大学の北校舎もあります。校舎内のホールでは藤原歌劇団のメンバーがフリーコンサートやワンドリンクコンサートを開催しています。

 南口には有名なカレー屋さんがあります(編集部注:「Curry & herbCherry blossom」)。お店を出るときに背の低いドアをくぐると、幸運が訪れると言われています。カレーは昔ながらのおふくろの味ですが、最近はスパイシーカレーも提供されるそうです。

 カレー屋さんの反対側にはケンタッキーフライドチキンがあり、このお店は売上日本一と聞きます。店頭にいるカーネル・サンダースの衣装も見事ですよ。 かつて麻生区の一部は川崎のチベットと言われましたが、三角点があります。駅からバス20分の七国峠です。この近くには川崎授産学園があり、カフェやお菓子もおいしいです。小物などのおみやげもありますよ。


5 編集後記

 1リスナー様、投稿ありがとうございました。私も幸運のドアをくぐりたくなりました。願い事を唱えながらくぐるとかなうそうですよ。私の願い事は…秘密です。

メールマガジン『アイeye』 編集委員 浦野盛光


発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
住所:郵便番号 210‐0026  川崎市川崎区堤根34番地15
電話:044-222-1611
ファクス :044-222-8105
メールアドレス:kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
公式ウェブサイト:http://www.kawasaki-icc.jp/


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