川崎アイeyeセンター
メールマガジン『アイeye』

第216号

2024年7月25日 発行
発行責任者 杉山雅章


目次

目次ここまで


1 ニュース&トピックス

(1) 休館のお知らせ

 図書整理日等に伴ない、8月11日(日曜日)から15日(木曜日)までを休館といたします。16日(金曜日)からは、平常通りの開館です。利用者の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

(2) 「音声解説付きDVD映画の体験上映会」のご案内

 8月は、日本映画「蝉しぐれ」を上映いたします。

日時
8月24日(土曜日) 13時30分から(2時間11分)
定員
46名・予約制(定員を超えた場合、市外の方は抽選となります。)
締め切り
8月9日(金曜日)17時
作品情報
藤沢周平の同名小説を原作とした人情時代劇。舞台は江戸時代の東北の小さな藩。15歳の文四郎は、下級武士の義父・助左衛門を手本に剣術と学問に励んでいたが、父が藩の世継ぎを巡る陰謀に巻き込まれて切腹を命じられ、文四郎の生活は激変する。黒土監督は原作に惚れ込んで15年もの間、映画化を熱望。2003年のTV版の脚本を経て、遂に監督として映画化まで実現した。
監督
黒土 三男
原作
藤沢 周平
出演
松本 幸四郎、木村 佳乃、ふかわ りょう、今田 耕司、原田 美枝子、緒形 拳 ほか

(3) 夏休みワクワク体験上映会☆
 「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」をUDCastで楽しもう!

 8月といえば夏休み。お子さんのいるご家庭では、お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんが、楽しい思い出をいっぱい作っておこうと今からソワソワしていることでしょう。そんな皆様にお届けする特別企画が、「夏休みワクワク体験上映会」です。スマホアプリ「UDCast」を使用する本上映会、作品は劇場版「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」をセレクトしてみました!子どもたちが大好きな名探偵コナンが満を持して、ついにアイeyeセンターに登場です!!
 サピエ図書館非公開かつ、今後テレビでの放送もないかと思われる過去の作品の中から悩みに悩んで選んだ人気作。とくに平次&和葉ファンは必見です!

■「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」 2017年

作品情報
小五郎に同行し大阪の日売テレビを訪れたコナンたちは、平次と和葉に会い、さらに百人一首の高校生チャンピオン・紅葉とも顔を合わせる。平次の婚約者を名乗る紅葉に、驚くコナンたち。そんな中、テレビ局で爆破事件が発生し、時を同じくして皐月杯優勝者の矢島俊弥が京都の屋敷で殺害されてしまう。被害者の周りには、なぜか「かるた札」が意味ありげにちらばっていたという…。大阪で起きた爆破事件、そして京都で起きた殺人事件、この2つの事件には百人一首界を牽引する「皐月会」が絡んでいた。東西の名探偵を翻弄する古くからの歌。時を越えて読み継がれるその歌は、秘めし想いが綴られた「恋歌」か、復讐に血塗られた「哀歌」なのか。ふたひらの運命を引き裂く哀しき歌、紅に染まる巡恋(チェインドラブ)ミステリー。
日時
8月31日(土曜日)14時30分から(1時間52分)
※14時から「UDCast」の同期テストを行います。また初心者の方を対象に、13時から14時まで「操作説明会」を開催します。
定員
30名・予約制(定員を超えた場合は、お子様連れを優先して抽選します。)
締め切り
8月16日(金曜日)17時
参加条件
次のすべてを満たす方
  • お子様は保護者の方が一緒にご参加いただけること
  • ご自分のスマートフォンとイヤフォンを持参できること(基本的な操作がわかる方)
  • 事前に「名探偵コナン から紅の恋歌」の音声ガイドをダウンロードしていること
お申し込み・お問い合わせ
イベント担当まで

(4) 出張読書会「小説の中の味を楽しむ会」を開催します

 ここ数年、通常の読書会に新たな楽しみを加えて開催しております「小説を楽しむ会」。今回は、高津区溝口にあります川崎市北部身体障害者福祉会館を会場に、昨年度好評だった「小説の中の味を楽しむ会」をリバイバル開催いたします。
 テーマ図書は坂木司著『和菓子のアン』です。この「味を楽しむ会」では、和菓子が重要な役割を果たすシーンを中心に小説版をデイジー音源で聞き、そこに登場する色々な和菓子を皆様と食べ比べてみます。一緒に和菓子をいただきながら楽しむ小説には、特別な味わいが感じられることでしょう。テーマ図書については、読了しているかどうかは問いません。また、今回は木曜日の開催となりますのでご注意ください。

日時
9月5日(木曜日)13時30分から15時30分
会場
川崎市北部身体障害者福祉会館
〒213-0001 川崎市高津区溝口1丁目18番16号
参加費
無料
定員
25名・予約制(定員を超えた場合、市外の方は抽選となります。)
締め切り
8月22日(木曜日)17時まで
※川崎市外の方には、抽選結果をご連絡します。
テーマ図書
『和菓子のアン』坂木司著/点字5巻 デイジー9時間12分
主人公は、ぽっちゃりした体形が気になる18歳の女性。高校を卒業したけれど特にやりたいこともなく、デパートの地下食品街の和菓子屋さんでアルバイトを始めます。彼女は、個性的すぎる店長や同僚に囲まれながら様々な事を学び、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていきます。

 アレルギーのある方、食事制限のある方は、試食なしでの参加も承ります。ご相談ください。
 どなたでも楽しんでいただける催しです。皆様のご参加をお待ちしています。


2 スタッフルームから/「自宅を修繕しました」

 貸し出しの庄司です。長らく住んでいる自宅ですが、少しずつ色々なところが傷んできました。勝手口のフェンスが錆びて朽ち果てている。台所の蛇口がガタガタして回しづらい。玄関のドアノブが破損している。壁紙に手垢やシミがついている。門が開かない。机の引き出しも開かない。窓は開けても勝手に閉じてしまう。ようやく重い腰を上げる時がきました。

 近所の経師店や工務店に相談し、2週間ほど作業を行ないました。工務店から来たのは、筋骨たくましいお爺さん。工務店の会長さんです。社長である息子さんや職人さんと一緒に作業してくださいました。この会長さんが「新しくしなくても直せるから」と言って何でも修繕してくれます。開かずの門は、ずっと開けっ放しにしていたのですが、「ここを工夫して補強しておいたから」と直し、台所のシンクは「買い替えるとお金がかかるから、傷んでいる木枠を補強して塗り直す」と言って修繕してくれます。修繕に使う部品などはネットで探すようですが、スマホの操作には苦戦しているようでした。実際に作業をしてくれた若い職人さんが会長に電話し「会長が発注した配水管が短くて使えなかった」と言っているのを聞きましたが、つっこまず、黙っていました(笑)。また、壁紙や障子の貼り替えを行ってくれたのは息子のお友達のお父さん。壁紙の貼り替えは、カーテンレールや照明器具も取り去って貼り直す大変な作業です。最初は12日ぐらいかかると言っていたのに、6日で作業が終わりました。曰く、今までの壁紙がとてもはがしやすく、作業が思いのほか早く進んだとのこと。私が圧をかけたわけではありません。

 そして最大の敵は、本の山。私は図書館派なのであまり購入はしないのですが、家族は買って積んでおくタイプ。3000冊はあるでしょうか。コミックスは、『名探偵コナン』『ワンピース』『進撃の巨人』など。文庫本はライトノベルが多く『ソードアート・オンライン』『魔法科高校の劣等生』など。なんで巻数の多いものばかりあるんでしょう。そして、重い。壁紙作業の後、本棚をもとの位置に置いたら、入れ直さなければなりませんが、今はまだ積んでいます。

 この物価高が心配でしたが、職人さんの知恵と工夫で思っていたよりも安く済みそうです。久しぶりに色々な写真や物をみて懐かしい思いに浸ることもできましたし、少しですが断捨離もできました。物を大事にし、修繕しながら、長く住み続けたいと思った6月でした。


3 編集後記

 今月はお知らせが多かったため、「本棚を探して」は休載しました。ご了承ください。
 梅雨明けとともに、夏本番がやってきました。スポーツが盛り上がる次期ですね。プロ野球は佳境に入り、高校野球も始まります。パリオリンピック・パラリンピックも楽しみですね。そして、8月12日のプロレス招待も申し込み締め切り間近となりました。ご希望の方はお早めに。

メールマガジン『アイeye』 編集委員 浦野盛光


発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
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ファクス :044-222-8105
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公式ウェブサイト:http://www.kawasaki-icc.jp/


メールマガジンは ここまでで終わりです。


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