2024年5月10日 発行
発行責任者 杉山雅章
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ハプスブルグ家統治の後期、華麗で雅な旋律が楽都ウィーンを彩りました。今回は、ワルツ王ヨハン・シュトラウス2世を生み出したシュトラウス一家の作品を中心に、親しみやすいワルツ・ポルカといった音楽に浸ります。難しいことは何一つありません。新年恒例のニューイヤーコンサートの世界に酔いしれましょう!
首、肩、膝などお悩みどころをほぐすリラックスストレッチを椅子に座って30分おこないます。自宅でも体を動かす習慣ができるように、上級パラスポーツ指導員(日本パラスポーツ協会公認)で当センターの視覚障害当事者職員がやさしく指導いたします。
後半は、白杖や郵便物など印刷物を読み取って音声で教えてくれる最新の活字文書読み取り機器を体験していただきます。当センターの歩行訓練士と当事者職員が白杖歩行や生活上のお困りごとも伺います。同じ視覚障害を持つ方が直面しているお困りごとを共有し、知恵や工夫を教え合い、また一緒に考える場にしたいと考えます。ぜひお気軽にご参加ください。
住民税均等割のみ課税世帯を支援する新たな給付金のお知らせです。川崎市から1世帯あたり10万円を給付します。対象世帯は2023年12月1日時点で川崎市に住民登録があり、世帯全員が2023年度住民税所得割が課されず、うち少なくとも一人が住民税均等割のみ課税に該当する世帯のうち、次のいずれかにあてはまる世帯です。
1は、返信用封筒にて「確認書」を返送、2は申請が必要です。いずれも締め切りは、2024年7月31日午前9時まで(川崎港郵便局留必着)。2を電子申請で行う場合に限り、7月31日23時59分まで。
お問い合わせは、川崎市給付金コールセンターのフリーダイヤル 0120-710-320 へ。
この10万円の支給後に、18歳以下(2005年4月2日以降生まれ)の児童がいる世帯はこども加算分(5万円)が追加支給されます。原則申請不要ですが、申請が必要な方もいらっしゃいますので、あわせてお問合せください。
なお、2023年度川崎市物価高騰対策給付金(7万円支給)を受けた世帯は今回は対象となりませんので、ご注意ください。
点訳担当の浦野です。私は都内で一人暮らしをしていますが、夜は外食で済ませることが多いです。そして、ご飯、つまり米の飯をたくさん食べます。ですから、ご飯大盛無料やご飯おかわり自由のお店はうれしい存在です。
そんな私がよく行く、ご飯おかわり自由のお店を紹介します。すべてチェーン店です。皆様のお近くにありましたら、立ち寄ってみてください。
まずは「おぼんdeごはん」。定食メニューが豊富で、ご飯は白ご飯とひじきご飯から選べます。どちらもおかわり自由です。サラダや小鉢が付いているところもうれしいポイントです。私がよく食べるのは、赤魚の唐揚げか豆腐のハンバーグです。価格は1,000円を少し超えるところでしょうか。私はあまり行きませんが、武蔵小杉の東急スクエアに店舗があります。
続いて、「さち福や」です。このお店の特徴は、ご飯おかわり自由に加えて、明太子も食べ放題なことです。たっぷりの明太子で、ご飯をいくらでも食べられます。以前はお味噌汁もおかわり自由でしたが、この前行ったときにはおかわりできませんでした。具がたっぷりのお味噌汁なので残念です。私がよく食べるのは、鯖の唐揚定食かデミハンバーグ定食です。こちらも1,000円を少し超える価格帯です。川崎アゼリアに店舗がありますので、センターの帰りに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
最後は「やよい軒」です。かなりメジャーなチェーン店で、大きな駅の周辺には必ずあるといった印象です。このお店は食券制です。私のように全盲一人で行くと、店員さんを呼んで食券を買ってもらわないといけません。私は遠慮なく店員さんを呼べるのですが、抵抗感のある方もいらっしゃいますね。その代わり低価格で、定食は1,000円以内です。私のお気に入りメニューは、大豆ミートの野菜炒め定食です。冬にはチゲ鍋の定食もよく頼みます。川崎駅東口にも店舗がありますが、駅からは少し離れています。
おまけの一言。ご飯おかわりは、どのチェーンもセルフサービスのところが多いです。ですから、おかわりのときは店員さんを呼んでお願いしないといけません。店員さんを呼ぶボタンがあればいいのですが、やよい軒にはありません。店員さんを捕まえるのに少し苦労しますが、それもちょっとしたゲームだと思って楽しんでいます。
ご飯おかわり自由のお店情報がありましたら、教えていただけるとうれしいです。
5月にもかかわらず夏を先取りしたような気候が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。身体が気温の上昇に慣れていない春にも熱中症は起こります。今回は、お部屋の温度管理に役立つ商品と梅雨に活躍する商品をご紹介いたします。
価格 3,300円(税込)
手のひらサイズのネコの形をした温湿度計のおもちゃです。
頭を1回押すと「お散歩してきてもいい?」などのおしゃべりをします。2回続けてポンポンと押すと温度と湿度の目安を音声でお知らせします。温度・湿度のお知らせは、「温度は25度、湿度は39パーセントだよ。このお部屋ばっちり!この調子で行こう!」のようにちょっとしたコメントもしゃべりますので、熱中症対策にもお使いいただけます。
また、ほぼ同じ大きさでライオンの形をした「ライオンのおしゃべり温湿度計」(価格 3,040円)もあります。温度・湿度のお知らせはにゃんこ計と同様ですが、「探検に出かけたいなあ」のようなおしゃべりをしてくれます。
価格 3,960円(税込)
2人で入っても十分な直径127cmの大きな折りたたみ傘です。折りたたむと長さが約30cmとコンパクトになります。UV加工もされておりますので、日傘としてもお使いいただけます。
「富山の風雪に耐えられる傘」をコンセプトに考えられた傘で、弾力性のあるグラスファイバー骨を合金パーツでとめており耐風性に優れています。傘袋の底面にはタブがついており、タブを引っ張ることで傘を簡単に取り出せます。色はスチールグレーとナイトブルーの2色からお選びいただけます。
GWはいかがお過ごしでしたか。私はみかんの花があちこちから薫る香川に帰省していました。家族や親戚と話をして、旬のおいしいごはんを一緒に食べ、のんびり過ごすことができました。
さて、4月から補装具の基準額が改定されています。当センター取り扱い分では、おもに白杖が該当します。白杖のほとんどの種類で、公費負担額が少しあがっています。セガワケーンのスタンダードチップは、直杖・折りたたみともに定価と基準額の差額超過負担がなくなりました。詳細は、センターまでおたずねください。
物価高騰や円安など生活しづらい状況は続きますが、白杖は視覚障害者の外出に必要なものですから、少し明るいニュースのお届けでした。
メールマガジン『アイeye』 編集委員 澤村実希
発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
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ファクス :044-222-8105
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