川崎アイeyeセンター
メールマガジン『アイeye』

第200号記念号外

2023年12月1日 発行
発行責任者 杉山雅章


目次

目次ここまで


1 巻頭言

 皆様にご愛読いただいている本誌も、11月25日号で200号を達成しました。
 これもひとえに皆様のお力添えがあってこそ。貸し出しの電話の際、訓練の際などにいただく皆様からの言葉に励まされ、ここまで続けることができたのだと思います。
 そこで、200号を記念して、読者の皆様の声を伺うという企画を立てました。日頃本紙にお声をいただいている方に、原稿執筆を依頼しております。
 一方通行のメールマガジンですが、この機会に皆様の声を伺ってみましょう。私もドキドキわくわくしております。

メールマガジン『アイeye』 編集委員 浦野盛光


2 読者の声

■アクロスの母

 発行200号達成おめでとうございます。
 センターのイベント情報や職員のかたがたの様々なエピソードを、タイムリーに知ることができるようになりました。
 記憶に残っているのは、映画の音声ガイドの動きを端的に表す言葉を通勤途中に考え、思いついた瞬間のエピソードです。その取り組む熱意とこだわりに個人的に共感するとともに、視覚障害者として感謝する思いでした。
 今後は、視覚障害職員の通勤エピソードや、見えない不便の解決アイディアなど共感できたり、実践できる話題や、今までも時折書かれていましたが、川崎市内の私たちが楽しめる美味しいお店や季節を感じることのできる散歩道や公園など、メルマガならではの情報を楽しみにしています。

■のこちゃん

 いつも楽しみにしています。「本棚を探して」と「訓練担当コラム」が特にお気に入りです。
 こういう時どうしたらいいんだろうということ、たとえば、お味噌が残り少なくなったらとか、通帳の管理とか、暮らしのヒント、視覚障害者版のこんなときどうしたらいいのコーナーがあったらいいなと思います。

■ハマナス

 役立つ情報が多く、お店の情報などいつも楽しく読ませていただいています。見えなくなって、また母の介護もあって余裕がなかったのですが、職員さんがお仕事の帰りにスポーツジムにいっている記事が印象に残っています。地域にスポーツセンターがあることを知って、ガイドさんと一緒に市内の施設に行ってみました。運動機器にはじめて触ってやってみたのですが、体を動かすことは気持ちがよく、心が上向きになりました。このまま下を向いていてはダメ、胸をはって生きていきたいと思い、最近、社交ダンスも始めてみました。いつも楽しい情報をありがとうございます。

■まるさん

 私は読書が大好き。凝り性なもんで、夜中までデイジーを聴くこともあります。メルマガでは「本棚を探して」が楽しみです。スタッフのかたが内容を紹介してくれるので、タイトルやジャンルだけではわからないことを知ることができます。自分はサスペンスが好きなのですが、スタッフのかたのおすすめで自分の世界が広がります。メルマガを読むことも楽しみですし、図書を借りるときにセンターに電話すると、みんな優しいです。感謝の気持ちでいっぱいです。これからもよろしくお願いします。

■みちのく奥州人

 いつもメールマガジンの配信、誠にありがとうございます。いつでしたか、職員さんとの歩行訓練時にたまたまセンターで映画の上映会が開催されていて参加してみました。ですが、目が不自由な事はもちろんのこと、自分は耳も少し不自由でして、会場での映画の観賞は残念ながら不可能と悟りました。リンクポケットでは、絶えずイヤホンでシネマ・デイジーを聞いておりますが。
 さて、メールマガジンについてですが、いつも楽しみにしている一番の内容は、結婚したとか、新任の方のプロフィールとか、センター職員のかたがたのコーナーです。
 また、多少不足しているかなぁーと思うことは、パソコン関係の事柄です。たとえば、マイニュースでradikoの仕様変更があった際、その同意を求められ、その後の聞きかたに変更があり、聞きかたがわからなかったこと。また、マイニュースでNHKプラスが始まったこととその見方や聞きかた等。この2件について、マイニュースのお知らせ履歴を半年間ほどさかのぼって聞きましたが、お知らせはありませんでした。以前、障害者用ICカードが発売されるとの記事がありましたが、同じように取り上げていただければなぁーと思います。
 どうぞセンターの皆様、お体を大事になさってください。

■フワフワ

 私は音声版を購読していますが、聞いていて、とても楽しいです。スタッフの個性がわかって楽しいですし、身近に感じます。
 図書のリクエストをしたとき、対応した職員さんは、ちょっと待ってください、と言った後、パッパッと検索していました。てっきり晴眼者だと思っていました。それが、「スタッフルームから」で盲学校に行っていたことがわかり、視覚障害者だと知り驚きました。また、田村さんは猫をたくさん飼っているとか、にゃんこちゃんが糖尿になってしまったとか、楽しいエピソードでした。訓練担当の人が、屋外交流会で深大寺に行ったことを書いていましたね。訓練と言っても、通常の訓練以外にこのような企画まであることを知りました。
 私が電話で調べ物を依頼して午後にかけ直すと、依頼した担当者がいなくてもちゃんと内容が伝わっています。利用者が大勢いるのに、職員同士の連携が良くできているなあと感じます。職員さんたちがひとつのファミリーのように感じます。
 「カワサキ・用具の窓」では、次々と新商品を紹介してくれるので、全盲だけでなくロービジョンのかたもいるということがわかりました。視覚障害者といっても、色々なかたがいらっしゃることを知るきっかけになりました。
 福祉制度などを、かみ砕いてわかりやすく紹介してくれるので、ためになります。そして、映画会、ジャズ講座、れきおんクラブなど、様々なイベントを開催していますね。イベントには参加できませんが、センターは視覚障害者のかたがたに様々な楽しみを提供していることがわかり、とてもありがたく感じています。
 作ってほしいコーナーは「読者の広場」です。「私のあるある話」、「私のお正月」などテーマを設定して、読者のかたも参加できる場があればいいなと思っています。

■食欲クン

 役に立った記事としては、「ニュース&トピックス」のホームドアの設置や駅の構造についての記事がとてもありがたかったです。普段は在宅勤務で外に出かける機会が少ないため、駅員さんからそういった情報を伺うことが少なく、情報が入手できないからです。
 また、買い物をすることなどもっと少ないので、「カワサキ・用具の窓」で便利グッズの存在を教えていただけるのはありがたいです。調味料の加減がしやすい便利グッズやセンスプレーヤーなど「こういう道具もあるんだ」と分かるだけでも、今後一人暮らしをすることになったときの不安を少しでも払拭する材料になります。
 楽しみにしているレギュラーコーナーは、「スタッフルームから」や「編集後記」です。職員の皆様の体験談やお気持など伺えて毎度楽しみにしております。

■食いしん坊!万才

 役に立った記事は、ガラホの製造中止の記事です。この記事を読んで慌てて買いました。
 今使っているのが「らくらくホンF-02J」で、その電池を買って、後継機種のF-01M本体とその電池も買いました。これで10年大丈夫な感じかなと思います。私はスマホで全部やるのは無理で、ガラホがないとやりたいことができません。本当に助かりました。

■Laurel

 創刊200号おめでとうございます。
 新しいニュースはもちろんとても役に立っているのですが、本を読むのが好きな私にとってなによりのコーナーは、「本棚を探して」です。
 また、「スタッフルームから」は、お名前だけ知っているけれどどんなかたかと想像しているスタッフの素顔が見えて楽しいです。
 「生活お役立ちメモ」や「編集後記」も楽しみ。つまり、すべて楽しく読んでいるということですね。
 北部に住んでいる私は、様々な行事にはなかなか参加できませんので、ヨガ教室を北部で開催していただいたのは大変うれしいことでした。映画会やコンサートも、たまには北部で開催していただけたら、なおさらうれしいです。
 今後ともよろしくお願いします。


3 編集後記

 本誌は杉山発行責任のもと、浦野と澤村が交代で編集し、庄司が裏方を担っています。原稿は職員全員が執筆していますが、業務中になにか新しい、楽しい情報が入ると、どこからともなく「メルマガに書こう」と声があがります。皆様が楽しみに待ってくださるからです。
 今回、9名の読者のかたのお声を頂戴しました。ありがとうございました。これからもご意見やご感想をお寄せいただき、皆様のお気持ちに応えられるメルマガを目指してまいります。

メールマガジン『アイeye』 編集委員 澤村実希


発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
住所:郵便番号 210‐0026  川崎市川崎区堤根34番地15
電話:044-222-1611
ファクス :044-222-8105
メールアドレス:kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
公式ウェブサイト:http://www.kawasaki-icc.jp/


メールマガジンは ここまでで終わりです。


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