2023年11月25日 発行
発行責任者 杉山雅章
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12月は、アメリカ映画「素晴らしき哉、人生!」を上映いたします。
当センターでは、サピエ図書館にコンテンツのあるデイジー図書のダウンロードサービスを行っております。SDカード・CFカードなどをご自身で用意していただき、お好きな図書・雑誌を当センターでダウンロードしてお渡しいたします。
今回は、おすすめセット第13弾として、以下の6つのセットをご用意いたしました。各テーマに沿って、10タイトルずつのセットです。
ご希望の方は、お手持ちのカードを添えて当センター貸し出し担当までお申し込みください。SDカード・CFカードについては、当センターの用具販売でも取り扱っております。
今回も、各セットの先頭にタイトルリストを入れてお送りします。各セットの内容はホームページからもご確認いただけます。
日本テレビ小鳩文化事業団が制作する点字付き小鳩文化カレンダーを、今年も無料配布します。2024年のテーマは「動物たちの四季」です。
現在、お申し込みを受け付け中です。より多くの方のお手元に届くよう、おひとり様2部までとさせていただきます。
また、りそなグループ発行の点字付きカレンダーも配布中。縦約70センチ、横約50センチの大判サイズで1枚ものです。こちらは来館でのお渡しのみといたします。
ご希望の方は、センターまでご連絡ください。
貸し出し担当の大森です。皆様は休日をどのように過ごされていますか。私は9月から、仕事が休みの毎週月曜日に家の近くの大学で科目等履修生(聴講生)として大学生と一緒にフランス語を勉強しています。時間は朝9時から10時30分までで私のクラスは人数が少なく、私を入れて3人しかいません。そのうち1人は大学1年生で、もう1人は大学3年生です。2人とも勉強熱心で授業の前の少しの時間に2人と話をすることがとても楽しいです。話の内容は勉強の話やアルバイト・出身地・趣味などについてで、私がどんな仕事をしているかなどの話もしています。そして、図書館や学食も利用できます。図書館は4階建てで内装はゆったりとした感じで、靴を脱いでくつろげる畳のあるスペースもあります。映画が見られるコーナーやグランドピアノがあり、教室や図書館の窓からは富士山が良く見えます。学食やカフェもあるのですが、学食で売っているパン(まわりがサクサクのメロンパンや生地がモチモチのカレーパンなど)が安くてとてもおいしいので、つい食べ過ぎてしまいます。
勉強は覚えることが多く、予習・復習が欠かせません。宿題も出ますし、筆記試験も2回あります。大変なこともありますが、全ての授業が終わる頃には、充実していて貴重な時間だったと思えるように、これからもがんばりたいと思います。
12月9日は、センター最大のイベント「川崎アイeyeセンターまつり」を4年ぶりに開催します。いよいよ間近に迫ってきましたので、今回は、その全貌をお伝えします。
まず、開催時間は10時から16時まで。会場は当センターが入っている複合施設、ふれあいプラザかわさきの2階および3階です。
3階では、センター職員による各種相談コーナーを開設。見えにくくなって困っている方の様々な相談をお受けします。センターに来たことのない方も、すでに利用している方も遠慮なくご相談ください。また、網膜色素変性症の方は、JRPS神奈川によるピア相談コーナー(予約制・文末参照)、盲導犬を検討している方は、日本盲導犬協会による体験コーナーがあります。用具販売コーナーでは1,000円以上お買い上げの方に豪華賞品があたるお楽しみ抽選会を行います。実はこれ、販売中止商品の展示品の放出です。好評のうちに在庫が無くなってしまったもの、モデルが変わったために中止した商品など、魅力ある商品を多数ご用意しました。一度覗いてみてください。(賞品にはメーカー保証はありませんので、あらかじめご了承ください。)多目的室では、オブリガードによるコーヒー、紅茶などを提供する無料の喫茶コーナーと、焼き立てのパンの販売があります。いつもパンが売り切れてしまいますので、今回は、かなり多めに用意しています。お昼のひと時にどうぞ。
2階では、話題の用具を集めた最新用具機器展を開催します。靴に装着して振動で単独歩行を支援する「あしらせ」。デイジー図書の再生からOCR機能を使った活字の読み上げまで様々な機能をもつ携帯型マルチプレーヤー「センスプレーヤー」、スマートフォンにインストールした支援アプリと連携して使用するメガネ型端末「エンビジョングラス」、眼鏡型のOCR文書読み上げ装置「エンジェルビジョングラスリーダー」、その技術を卓上モデルに搭載した「エンジェルビジョンデスクトップリーダー」、カメラ読み取り後約10秒で読み上げる「快速よむべえ」、その他、各種拡大読書器、遮光眼鏡、ルーペなどが展示され、専門の5つの業者がご説明いたします。
このほか、市内ボランティアグループによる点字体験、音声パソコン・iPhone体験、「ミニショップアイメイト」による手編みのかわいい小物入れ、白杖入れ、アクリルたわしなどの販売コーナー、川崎市視覚障害者福祉協会による「ワンコインマッサージ(500円/回)」があります。なお、マッサージの開催時間は10時から午後1時までですので、お時間にご注意ください。また、同協会相談員による相談コーナーもあります。困っていること、悩んでいることがありましたら、お気軽にどうぞ。
2階ホールでは、前号までにご紹介した、音訳ボランティアによる朗読ミニライブを11時から、落語会(予約制・締め切り済み)を13時30分から行います。また、市内ボランティア団体の紹介コーナーも併設されています。
さあ、いかがですか?見どころ、聴きどころ、体験しどころ満載のセンターまつりです。たくさんの皆様のご来場をお待ちしています。
目の病気などの悩みを抱えなかなか周りに理解してもらえず困っている、そんな気持ちをちょっと話してみて心を軽くしてみませんか。同じ患者同士、共感しあえることがあるはずです。下記申込先に必要事項をご記入の上、ご連絡ください。
メール本文にお名前と下記ご希望時間帯のいずれかをご記載ください。
おかげさまで本誌も200号を迎えることができました。12月1日に記念の号外を発行いたします。どうぞ、お楽しみに。
メールマガジン『アイeye』 編集委員 浦野盛光
発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
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