2023年5月10日 発行
発行責任者 杉山雅章
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2023年度は、クラシック音楽をCDで鑑賞する講座を偶数月に開催しています。
クラシック音楽というと何となく近づきがたいと感じている方もいらっしゃると思いますが、この音楽講座では毎回1、2名の作曲家を取り上げ、その作曲家の音楽的な特徴、時代背景などをわかりやすくひも解くと同時に、選りすぐりの名演を高音質なオーディオシステムでたっぷりと聴いていただきます。
クラシック音楽をあまりお聴きにならなかった方にも耳馴染みのよい、わかりやすい曲を取り入れていますので、ぜひお楽しみください。
第2回はフレデリック・ショパンとフランツ・リストを取り上げます。
ロマン派前期に活躍した二人の対照的なピアノ音楽の巨匠は、一見好敵手のようですが、実は仲の良い友人同士でもありました。ここでは、現代にいたるまでの後世に強く影響を与えた、ともにロマンスに彩られた華やかな生涯とその音楽にスポットを当て、二人の芸術の神髄に迫ります。
昨年から、通常の読書会に新たな楽しみを加えて開催しております「小説を楽しむ会」。今回は、三島有紀子著『しあわせのパン』をテーマに、「小説の中の味と香りを楽しむ会」を開催します。この小説には、おいしそうなパンがたくさん出てきます。今回は、パンが重要な役割を果たすシーンを中心に小説版をデイジー音源で聞き、そこに登場する色々なパンを皆様で食べ比べてみましょう。パンの味と食感、そしてコーヒーの芳しい香りに包まれながら楽しむ小説には、どんな味わいがあるでしょうか?
会場では、パンの試食とコーヒーの試飲も行う予定です。コーヒーの苦手な方は、ご自分でお飲み物をご持参くださるか、会場内のウォーターサーバーをお使いください。アレルギーのある方、食事制限のある方は、試食なしでの参加も承ります。ご相談ください。
オンライン参加は、視覚障害がある川崎市在勤・在学・在住の方で、ご自宅でZoomアプリを使用できる方が対象です。なお、オンライン参加の方には、試食品はご用意いたしません。ご了承ください。皆様のご参加をお待ちしています。
「宅麺.com」は、お店に行かずとも、その味を自宅で再現できるようにこだわって作った宅配ラーメンの通販サイト。ネットサーフィンをしていると、時々胃袋をわしづかみにされるサイトに出くわすが、それがこちらのサイトである。
ラーメンをこよなく愛する読者の皆様、今日はラーメン談義で盛り上がろうではありませんか!
購入にあたって、検索は細かく指定できる。人気の解説まとめ記事は、醤油、塩、味噌、豚骨、魚介豚骨、家系、担々麺、鶏白湯、インスパイア系、醤油つけ麺、魚介豚骨つけ麺、変わり種つけ麺と、聞いただけでもお腹がなる。そのほか、ラーメンかつけ麺か汁なしのカテゴリ別、味別、味わい、味の濃さ、麺の太さなども指定可能。
こだわりは「ストレートスープ」。店舗で出しているスープを濃縮せず、そのまま冷凍してお届けしてくれるため、初めてでも安心だ。
では、お試しとして味噌味の検索結果を4つ紹介し、記事を締めくくりたい。
歩行訓練士の田村です。川崎市では、今年度から新たに視覚障害者用拡大読書器として眼鏡装着型音声読み上げ装置が申請できるようになりました。センターで実際にお試しいただける眼鏡装着型音声読書器2種類をご紹介いたします。既に拡大読書器を日常生活用具で給付されている方は、耐用年数の8年が過ぎてから再度申請できるようになりますのでご注意ください。
日常生活用具の申請に関するご相談は、センターで承ります。
眼鏡のつるに100円ライターほどの機械を取り付けます。読みたいものに顔を向け、「文字を上へ移動」などの音声案内に合わせて印刷物の位置調整を行います。カメラが印刷物全体を認識すると「カシャッ」と音がして、カメラが文字を読み取り、音声で読み上げます。
充電時間は約1時間で、連続使用時間は約1.5時間です。
眼鏡のつるに100円ライターほどの機械を取り付けます。読みたいものに指さしを行うと、「カシャッ」と音がして、カメラが文字を読み取り、音声で読み上げます。オーカムマイリーダー2は音声読み上げに特化、上位機種のオーカムマイアイ2は、顔認識、色認識等の機能もついています。
ともに充電時間は40分で、連続使用時間は1.5時間です。助成金額は198,000円なので、差額分は超過負担金としてご負担いただきます。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか。新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」になったため、ご来所いただく皆様にこれまでお願いしていた体温測定と手指消毒は個々のご判断にお任せすることになりました。この3年少し、常に不安と隣り合わせでしたが、皆様のご理解、ご協力のおかげで事業やサービスが進められたことに感謝いたします。
ところで私は4月から、幸区にある菊地眼科クリニックに出向いて毎月1回のロービジョン外来で相談を担当しています。またこちらのクリニックと連携した視覚障害に特化したデイサービスセンターアライブが開所になり、スタッフの皆様と交流を持つことができています。
総合新川橋病院の皆様と始まった眼科医療との連携も「ビジョンサポート川崎」として、輪が少しずつ着実に広がってきました。医療と介護、障害福祉の地域連携が少しでも進むよう、今後も仕事をしてまいります。
メールマガジン『アイeye』 編集委員 澤村実希
発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
住所:郵便番号 210‐0026 川崎市川崎区堤根34番地15
電話:044-222-1611
ファクス :044-222-8105
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