2023年2月10日 発行
発行責任者 杉山雅章
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国会図書館配信のSPレコードの音源をお楽しみいただく特別企画「れきおんクラブ」第39回のテーマは、「NHK国民歌謡とラジオ歌謡」です。
戦前・戦中・戦後を通じて人々の生活の中心にあったラジオ。そこから流れてくる美しいメロディーは、様々な思い出とともに今も心に響きます。
「椰子の実」「白百合の歌」「愛国の花」、戦後の「夏の思い出」「静かな夜のビギン」など、朝夕の窓辺に流れた名曲をたっぷりとお楽しみください。
お待たせいたしました、「音声解説付きDVD映画の体験上映会」のスケジュールと上映作品をお知らせいたします。2023年度も製作・上映担当がはりきって準備してお待ちしております。
いずれも金曜日・土曜日の開催です。
内容など作品情報をまとめたプログラムを準備しております。拡大文字版・テキストデ―タ版・PDF版をご希望の方はセンターまでご連絡ください。また、後日センターのホームページでも公開する予定です。
歩行訓練士の田村です。
餃子、長崎ちゃんぽん、ラーメン、お肉、パン、だし、今あげたものは川崎市内で見つけた自販機で売っているものです。場所は駅の近くが多いですが、どうしてこんなところに?と思うような場所にポツンと置いてあることもあります。移動中に冷凍ラーメンの自販機を見つけて以来、変わった自販機があるとつい近寄って何を売っているのか確認してしまうようになりました。
これまで購入の機会はありませんでしたが、川崎駅東口側地下のアゼリアで見つけた「川崎イイモノ直売所」という自販機で遂に購入しました。柱の陰にひっそりとたたずんでいるその自販機では、末広庵の「多摩川梨のみるくまんじゅう」、おつけもの慶のキムチ、すずやの「かわさきハーブソーセージ」など「かわさき名産品」として認定された商品や川崎のものを加工して作られた商品を扱っています。これらは、商品自体の包装に加えて、プラスチックのボトルに入った状態で出てきます。余談ですが、学生時代の研究で、大学近くの川や雨水を溜めておく装置から採水するときに使っていたものとこのボトルの形が似ており、手に取った時の重さや大きさになんだか懐かしさを感じました。
話を戻します。今回選んだのは、はっぴわーくの「多摩川梨ジャム」です。保存料や着色料を使っておらず、砂糖控えめで、体にやさしいが売りの商品だそうです。食パンにのせて食べてみると、梨本来の甘さがじんわりと広がっていき、無駄な甘さを感じさせません。さらに梨もごろごろと入っているので食感もまた楽しませてくれます。
時期によってお店が変わったり、同じお店の物でも扱う商品が移り変わっていくので、これからは変わった自販機探しに加えて、季節のものにどんな商品が入ってくるのか今から楽しみです。
皆様、こんにちは。歩行訓練を担当している遠藤です。皆様に様々なお役立ち情報を伝える、2カ月に1回の訓練コラム。今回は、行って楽しい博物館をテーマとして、「電車とバスの博物館」を紹介したいと思います。
「電車とバスの博物館」は、東急電鉄が運営する鉄道保存展示施設です。東急田園都市線宮崎台駅が最寄り駅で、改札を出て正面すぐの場所に博物館の入口があります。
館内は、ジオラマやクイズパネル、昔の高津駅を再現した駅舎が展示されているパノラマワールドエリアと、昔の電車やバスが展示されているゾーン3450、シミュレーターワールドエリアに分かれており、特におすすめなのが、シミュレーターワールドエリアです。展示されている電車やバスに乗り、運転を体験することができます。
私は、バスの運転を体験しました。シミュレーションと言えども、ペーパードライバー講習を受けたのにも関わらず、重ねてペーパードライバーである私にとっては、かなりのハードルの高い操作です。ただ、ハンドルを回したり、扉の開閉ボタンを押したり、エンジンをかける操作は楽しく、開閉ボタンを押すと「ブーッ」と鳴るブザー音や、エンジンをかけると響く「ゴゴゴゴ…」という振動を体感することは、とても心が躍る体験となりました。
営業時間は10時から16時まで(当面の間)で、休館日は毎週木曜日となります。電車やバスの好きな方、運転操作を体験してみたい方、ぜひぜひ遊びに行ってみてください。
「オブリガード」は川崎市視覚障害者ボランティア連絡会の愛称です。このコーナーは、「オブリガード」に所属する各グループが自ら活動を紹介するコーナーです。9回目は「木の芽会」から原稿を寄せていただきました。グループへの問い合わせや連絡を希望される方は、当センターまでご相談ください。
点訳グループ木の芽会は、昭和60年に麻生区・川崎授産学園の点字入門講座を修了した第一期生が集まってスタートしました。活動は点訳が主ですが、授産学園の行事やあさお福祉まつりなど地域の活動にも参加しています。
点訳では、本や雑誌、レシピ、時刻表など依頼されたものの他、最近はサピエ図書館にアップする本の自主点訳が増えています。
本を一人で点訳できるようになるには経験を重ねる必要があり、そういう会員のために「天声人語」を毎月、点訳、まとめ、校正を交代で担当してスキルアップを図っています。「天声人語」は2か月遅れ位で実際に読んでいただいています。
コロナ禍で2年間講座が中止になり活動も思うようにできませんでした。高齢化もあり会員は減少していますが、外に出なくても点訳はできることを改めて感じ、自主点訳への意欲に繋がっています。時間はかかりますが蔵書を増やしてサピエにアップすれば、お顔はわからなくても誰かに読んでもらえる、というのは点訳に携わる者にとって静かな喜びになります。
日々新しいもの、言葉が生まれています。これからも常に学ぶ姿勢を保ち、読みやすくミスの少ない点訳を目指したいと思います。
今号は歩行訓練士3名が揃いました。私も外を歩くときには、利用者さんにお伝えしたら喜ばれるかな、などと自分も楽しみながら、珍しいもの、おもしろいものを探しています。川崎市内を隅々までまわるのは、選挙カーか私たち歩行訓練士かしら、と自負しております!?
日本視覚障害者団体連合の「弱視者の困り事資料集」がアップデートされています。ご参考までに、ホームページアドレスを下記に紹介します。
http://nichimou.org/all/news/secretariat-news/201201-jimu-2/
2月になり、かわいらしい梅の花が咲いています。コロナ、インフルエンザはまだまだ油断できませんので、引き続きお気をつけてお過ごし下さい。
メールマガジン『アイeye』 編集委員 澤村実希
発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
住所:郵便番号 210‐0026 川崎市川崎区堤根34番地15
電話:044-222-1611
ファクス :044-222-8105
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