2022年11月25日 発行
発行責任者 杉山雅章
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12月は、アメリカ映画「ノマドランド」を上映いたします。
2016年に本屋大賞を受賞した、宮下奈都著『羊と鋼の森』をテーマに、「小説の中の音を楽しむ会」を開催します。
『羊と鋼の森』は、偶然目にしたピアノの調律に魅せられて、調律師を目指す青年の物語です。この小説には、ピアノを演奏するシーンがたくさんでてきます。その場面ではどんな曲が演奏されたんだろうということを想像しながら小説の世界を楽しんでみたいと思います。まずは小説版をデイジー音源で聴き、そのシーンに出てくるピアノ曲を、辻井伸行氏などの演奏による音楽CDで聴いてみます。言葉で紡がれる青年の物語と、それを彩るピアノの音を体感しつつ、小説の世界をもっと楽しんでみましょう。
オンライン参加は、視覚障害がある川崎市在勤・在学・在住の方で、ご自宅でZoomアプリを使用できる方が対象です。Zoomアプリの操作に慣れていない方には、事前に直接指導いたしますのでご相談ください。オンライン参加の方はマイクをオフにしていただき、視聴のみとします。
どなたでも楽しんでいただける催しです。直接参加は川崎市外の方も歓迎します。皆様のご参加をお待ちしています。
12月3日から9日は障害者週間です。川崎市では12月3日(土曜日)にとどろきアリーナで「川崎市障害者週間記念のつどい」が開催されます。
このイベントの中で市長表彰が行われる予定で、センターの蔵書製作に尽力されている点訳者1名、音訳者2名、及び「デイジー川崎」の活動に尽力されたデイジー編集者1名が受賞されます。
誠におめでとうございます。長年にわたるご奉仕に感謝するとともに、今後、益々ご活躍されますようお祈り申し上げます。
2023年3月より、障害者向けSuica、PASMOサービスが開始されます。SuicaやPASMOを用いて障害者割引を受けるには、これまで窓口での清算が必要でした。障害者向けのSuicaやPASMOを用いれば、自動改札を通るだけで割引が適用されます。
9月14日に発表された公式情報を基に、以下に概略をお知らせします。今後詳細がわかりましたら、随時お知らせしてまいります。
第1種身体障害者または第1種知的障害者の大人の方が対象です。
駅の窓口で手帳を提示し、「障がい者用Suica」「障がい者用PASMO」のいずれかを購入できるようになります。お持ちのSuicaやPASMOを「障がい者用」に変更することもできますが、スマートホン搭載のSuicaやPASMOは変更できません。
「本人用」と「介護者用」を購入し、同時かつ同一行程で使用することが利用条件です。駅の自動改札やバス運賃機で割引運賃が自動精算されます。「本人用」または「介護者用」を単独で用いることはできません。
1人につき、SuicaまたはPASMOのいずれか1組のみの購入が可能です。また、購入日から1年間の有効期間が定められています。有効期限を迎えたICカードは、期間の延長手続きが必要です。
詳細は以下をご覧ください。東京都交通局のホームページが開きますが、発表内容は全事業者共通です。
貸し出し担当の庄司です。あと1か月もすればお正月ですね。
もらって嬉しいお年玉ですが、大人になるともらうことは少ないですね。それではつまらない。大人だってお年玉がほしい!ということで、うちではお正月に「お年玉争奪ババ抜き大会」が開かれます。人数分の、差額がついたお年玉を、私のへそくりから用意します。うちは4人家族なので、大抵、千円、3千円、5千円、1万円です。
初詣の後、することがなくなると、ババ抜きの時間。一度では決着がつきません。なぜなら、「今のは練習だった」「手札がちゃんと混ざっていなかった」などの物言いがつくからです。それで、1ゲームごとに1位4点、2位3点などとポイントをつけて何ゲームかを行います。最終的にポイントが高い人がお年玉を最初に選ぶことができるという仕組みです。
お年玉袋が分厚いからといって値段が高いとは限りません。1万円も千円も厚みは一緒ですし、5千円が5千円札なのか千円札が5枚なのかは秘密です。時には図書カードやクオカードが紛れ込んでいるので油断はできません。1位だからといって値段が高いお年玉をもらえるということではなく、あくまでも選択権があるだけ。外れは無いので、一応みんな喜びます。私はどのお年玉袋にいくら入っているかを知っているので、私が選ぶときは遠慮なくその時点で一番高い金額が入っているものを選びます(だって私のへそくりだから)。
今は、平和にババ抜き大会が行われますが、以前「七並べ」で行ったことがあります。その時は息子があまりにも強すぎて意地悪を繰り出すので、それ以降はババ抜きになりました。
自分で出したへそくりではありますが、もらうとなるとちょっと嬉しいのでした。
「オブリガード」は川崎市視覚障害者ボランティア連絡会の愛称です。このコーナーは、「オブリガード」に所属する各グループが自ら活動を紹介するコーナーです。第4回目は「かざぐるま」から原稿を寄せていただきました。グループへの問い合わせや連絡を希望される方は、当センターまでご相談ください。
「朗読ボランティアグループかざぐるま」です。
中原区を拠点に視覚障害者の為の出前朗読・リーディングサービス・デイジー図書の製作を行っています。
活動についてはセンターまでお気軽にお問い合わせください。
「本棚を探して」のコーナーは、都合によりお休みさせていただきました。図書情報を楽しみにされていた皆様、申し訳ありません。次回にご期待ください。
メールマガジン『アイeye』 編集委員 浦野盛光
発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
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