2022年10月25日 発行
発行責任者 杉山雅章
目次ここまで
11月は、アメリカ映画「ユー・ガット・メール」を上映いたします。
川崎市市民ミュージアムでは、見えない人と見える人を対象に、当館の収蔵品を一緒に鑑賞するワークショップをオンラインで開催します。
鑑賞するのは、昭和期にアマチュアカメラマン達が撮影した川崎の風景写真です。川崎のシンボルでもある川崎港と多摩川の写真からスタートし、参加者全員とナビゲーターが気付いた点や気になったところを話しながら、他の写真も見ていきます。
誰かと一緒に旅をすると一人では気づかない景色が見えるように、様々な視点で言葉を交わしながら鑑賞することで、かつての川崎が記録された写真から意外な風景が見つかるかもしれません。
※当館職員による詳しい資料解説は行いません。
終活とか断捨離とか片付けとかいう言葉が気になる。「元気な60代70代のうちに片づけを」「ものを減らす」「パソコンやスマホのデータも整理して」とか書いてあると目がぐっと引き寄せられるし、体験談的なことが書いてあるとついつい読んでしまう。そして「そうだ、少しでもしっかりしているうちに片付けねば」と追い立てられるような気持ちに一瞬とらわれるのだけれど…そういえば終活って、いったいどういうこと?何するの?と気になり、パソコンに聞いてみた。
終活とは「人生の終わりのための活動」のことと出てきた。それってどういうこと?すごく範囲が広い。物の片付けだけではないようだ。読み進めると、病気の治療や介護を受けるとき、財産の処理など、自分の最期を意識して準備することと書いてある。なんか気持ちが重たくなってきた。
ぼうっと画面を眺めていると終活の他にも○活がたくさんでてきてびっくり。就活(就職活動)、婚活(結婚活動)、妊活(妊娠活動)、このあたりまではなんとなく聞いたことがあったけれど、燃活(脂肪を燃焼させる活動)、菌活(体の中の菌を活性化させたりすること)、腸活(腸内環境を整える)、眠活(眠りをよくする活動)、温活(基礎体温を高めたり冷え性改善活動)、涙活(涙を流すことでストレス発散)、呆活(ぼーっとする時間をつくる活動)などなど。
あれやこれやを検索しているうちに時間はどんどん過ぎて今日も何もしなかった。喝!【パートばん】
シネマ・デイジー担当の橋口です。秋の夜長に、ご自宅で映画鑑賞なんていかがでしょうか?
今回は歴史を彩った傑作3選をお届けします。アシスタントの大森にコメントをお願いしたので、あわせてどうぞ!
上映時間:2時間58分
内容:名作ミュージカル。オードリー・ヘプバーンが、ロンドンの花売り娘から淑女に変貌していく姿を演じ、アカデミー賞主要8部門を独占した。
コメント:オードリー・ヘプバーンのかわいらしい魅力がたっぷり詰まっています。
上映時間:1時間57分
内容:カメラマンのジェフは足を怪我して車椅子生活中、裏窓から見える隣のアパートで殺人事件が起きているのに気がつく。ヒッチコック監督の最高傑作。
コメント:なんと言ってもグレース・ケリーの美しさが際立つ作品です。
上映時間:2時間2分
内容:河野実と、軟骨肉腫に冒され生涯を閉じた大島みち子の書簡集を齋藤武市監督が映画化。吉永小百合、浜田光夫の名コンビで贈る純愛大作。
コメント:吉永小百合19歳の作品。生きることの儚さを感じさせてくれます。
以上、懐かしの映画3作品をご紹介しました。貸し出しをご希望の方はセンターまでどうぞ!
「オブリガード」は川崎市視覚障害者ボランティア連絡会の愛称です。このコーナーは、「オブリガード」に所属する各グループが自ら活動を紹介するコーナーです。第2回目は「さんざし」から原稿を寄せていただきました。グループへの問い合わせや連絡を希望される方は、当センターまでご相談ください。
こんにちは、朗読ボランティアグループさんざしです。
私たちは、1月と8月を除く年10回、デイジーCDの「さんざしだより」を発行しています。
このCDには、6つ~7つのタイトルが入っています。
一つ目が、多摩・麻生ジャーナル。最近の話題や地域の話題。企画コーナーのさんざし広場では様々な内容を。最近では落語や、会員が紹介する私のふるさとなど。また、その月掲載の数冊の本の紹介をしています。
二つ目、三つ目はライブラリーあさお新着案内、麻生ボランティア・当事者連絡会だより。続いて録音図書を3冊から4冊。
このCDは第1または第2の月曜日に、皆さんに宛てて発送します。CDの返却は不要です。この他、個人からのプライベート録音(本やカタログなど)も受けています。
さんざしでは、コロナ前は年に一度リスナーと会員の交流を目的に交流会を行ってきました。直近では2019年、福祉バスを使って、深川江戸資料館・巣鴨地蔵通り商店街に。参加者は78名。その前年2018年は多摩市民館で昼食会、ゲームやフラダンスなど楽しい時間を過ごしました。この時の参加者は94名でした。
さんざしをもっと知りたい、さんざしだよりを聞きたいなど…興味を持たれた方は、どうぞお気軽に情文センターまでお問い合わせください。
急に涼しくなりましたが、皆様、お元気で過ごされているでしょうか。
先月ご案内しました12月10日(土曜日)の落語会は、申込者が順調に増えています。11月19日(土曜日)が締め切りですので、お申し込みはお忘れなく。
センターは秋から冬にかけてもイベント目白押しです。どうぞお楽しみに。
メールマガジン『アイeye』 編集委員 浦野盛光
発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
住所:郵便番号 210‐0026 川崎市川崎区堤根34番地15
電話:044-222-1611
ファクス :044-222-8105
メールアドレス:kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
公式ウェブサイト:http://www.kawasaki-icc.jp/
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