川崎アイeyeセンター
メールマガジン『アイeye』

第174号

2022年10月25日 発行
発行責任者 杉山雅章


目次

目次ここまで


1 ニュース&トピックス

(1) 「音声解説付きDVD映画の体験上映会」のご案内

 11月は、アメリカ映画「ユー・ガット・メール」を上映いたします。

日時
11月25日(金曜日)・26日(土曜日) 13時30分から(1時間59分)
申し込み締め切り
11月11日(金曜日)
作品情報
インターネットで知り合った名前も知らない男女がメールのやり取りをしながらお互いに惹かれ合っていく、運命的な恋を描いたラブ・ストーリー。映画「めぐり逢えたら」のノーラ・エフロン監督、主演のトム・ハンクス&メグ・ライアンコンビが再び顔を合わせた作品である。ニューヨークの片隅で、母から受け継いだ小さな絵本専門店「街角の小さな本屋さん」を営むキャスリーン。彼女はメールで知り合った顔も知らない相手、「NY152」に恋をしていた。ある日キャスリーンの店のすぐそばに、大型書店「フォックス・ブックス」がオープンする。「豊富な品揃え・低価格・カフェ併設」を売りにしたチェーン店で、その御曹司であるジョーとキャスリーンは、商売敵とあり犬猿の仲。だが実は、そのジョーこそがメールの相手である「NY152」だった!そんなこととはつゆ知らず、2人は直接会う約束を交わしてしまうが…。
監督
ノーラ・エフロン
出演
トム・ハンクス、メグ・ライアン、グレッグ・キニア ほか

(2) 川崎市市民ミュージアムからのお知らせ
   「言葉で旅するアーカイブ ~目の見えない人と見える人が川崎の風景を語る~」

 川崎市市民ミュージアムでは、見えない人と見える人を対象に、当館の収蔵品を一緒に鑑賞するワークショップをオンラインで開催します。
 鑑賞するのは、昭和期にアマチュアカメラマン達が撮影した川崎の風景写真です。川崎のシンボルでもある川崎港と多摩川の写真からスタートし、参加者全員とナビゲーターが気付いた点や気になったところを話しながら、他の写真も見ていきます。
 誰かと一緒に旅をすると一人では気づかない景色が見えるように、様々な視点で言葉を交わしながら鑑賞することで、かつての川崎が記録された写真から意外な風景が見つかるかもしれません。
 ※当館職員による詳しい資料解説は行いません。

日時
12月3日(土曜日)“川崎港から始まる旅”編
12月10日(土曜日)“多摩川から始まる旅”編
両日ともに14時から16時まで
開催方法
オンライン(Zoomを使用したグループ鑑賞)
※接続に係る通信費は参加者のご負担となります。
対象
障害の有無に関わらず、どなたでも
※Zoomが使用できる方
(中学生以下の方は保護者と一緒にご参加ください)
定員
各日7名(保護者や介助者と参加する場合は備考欄にご記入ください。)
申込期間
11月4日(金曜日)10時から11月21日(月曜日)16時まで
※応募者多数の場合は抽選。
※当選者のみに11月24日(木曜日)までにメールでお知らせします。
主催・お問い合わせ
川崎市市民ミュージアム(施設休館中)
tel:044-754-4500(土日祝除く8時30分から17時15分まで)
e-mail:edu_kcm@kawasaki-museum.com
協力
視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ

2 スタッフルームから/「終活」

 終活とか断捨離とか片付けとかいう言葉が気になる。「元気な60代70代のうちに片づけを」「ものを減らす」「パソコンやスマホのデータも整理して」とか書いてあると目がぐっと引き寄せられるし、体験談的なことが書いてあるとついつい読んでしまう。そして「そうだ、少しでもしっかりしているうちに片付けねば」と追い立てられるような気持ちに一瞬とらわれるのだけれど…そういえば終活って、いったいどういうこと?何するの?と気になり、パソコンに聞いてみた。

 終活とは「人生の終わりのための活動」のことと出てきた。それってどういうこと?すごく範囲が広い。物の片付けだけではないようだ。読み進めると、病気の治療や介護を受けるとき、財産の処理など、自分の最期を意識して準備することと書いてある。なんか気持ちが重たくなってきた。

 ぼうっと画面を眺めていると終活の他にも○活がたくさんでてきてびっくり。就活(就職活動)、婚活(結婚活動)、妊活(妊娠活動)、このあたりまではなんとなく聞いたことがあったけれど、燃活(脂肪を燃焼させる活動)、菌活(体の中の菌を活性化させたりすること)、腸活(腸内環境を整える)、眠活(眠りをよくする活動)、温活(基礎体温を高めたり冷え性改善活動)、涙活(涙を流すことでストレス発散)、呆活(ぼーっとする時間をつくる活動)などなど。

 あれやこれやを検索しているうちに時間はどんどん過ぎて今日も何もしなかった。喝!【パートばん】


3 本棚を探して/「魅惑のクラシック・シネマ」

 シネマ・デイジー担当の橋口です。秋の夜長に、ご自宅で映画鑑賞なんていかがでしょうか?
 今回は歴史を彩った傑作3選をお届けします。アシスタントの大森にコメントをお願いしたので、あわせてどうぞ!

■『マイ・フェア・レディ』
 ジョージ・キューカー 監督
 オードリー・ヘプバーン、レックス・ハリソン ほか出演

上映時間:2時間58分

内容:名作ミュージカル。オードリー・ヘプバーンが、ロンドンの花売り娘から淑女に変貌していく姿を演じ、アカデミー賞主要8部門を独占した。

コメント:オードリー・ヘプバーンのかわいらしい魅力がたっぷり詰まっています。

■『裏窓』
 アルフレッド・ヒッチコック 監督
 ジェームズ・スチュアート、グレース・ケリー ほか出演

上映時間:1時間57分

内容:カメラマンのジェフは足を怪我して車椅子生活中、裏窓から見える隣のアパートで殺人事件が起きているのに気がつく。ヒッチコック監督の最高傑作。

コメント:なんと言ってもグレース・ケリーの美しさが際立つ作品です。

■『愛と死をみつめて』
 齋藤 武市 監督
 吉永 小百合、浜田 光夫 ほか出演

上映時間:2時間2分

内容:河野実と、軟骨肉腫に冒され生涯を閉じた大島みち子の書簡集を齋藤武市監督が映画化。吉永小百合、浜田光夫の名コンビで贈る純愛大作。

コメント:吉永小百合19歳の作品。生きることの儚さを感じさせてくれます。

 以上、懐かしの映画3作品をご紹介しました。貸し出しをご希望の方はセンターまでどうぞ!


4 「こんにちは、オブリガードです」/「さんざし」

 「オブリガード」は川崎市視覚障害者ボランティア連絡会の愛称です。このコーナーは、「オブリガード」に所属する各グループが自ら活動を紹介するコーナーです。第2回目は「さんざし」から原稿を寄せていただきました。グループへの問い合わせや連絡を希望される方は、当センターまでご相談ください。

さんざしより

 こんにちは、朗読ボランティアグループさんざしです。
 私たちは、1月と8月を除く年10回、デイジーCDの「さんざしだより」を発行しています。
 このCDには、6つ~7つのタイトルが入っています。
 一つ目が、多摩・麻生ジャーナル。最近の話題や地域の話題。企画コーナーのさんざし広場では様々な内容を。最近では落語や、会員が紹介する私のふるさとなど。また、その月掲載の数冊の本の紹介をしています。
 二つ目、三つ目はライブラリーあさお新着案内、麻生ボランティア・当事者連絡会だより。続いて録音図書を3冊から4冊。
 このCDは第1または第2の月曜日に、皆さんに宛てて発送します。CDの返却は不要です。この他、個人からのプライベート録音(本やカタログなど)も受けています。
 さんざしでは、コロナ前は年に一度リスナーと会員の交流を目的に交流会を行ってきました。直近では2019年、福祉バスを使って、深川江戸資料館・巣鴨地蔵通り商店街に。参加者は78名。その前年2018年は多摩市民館で昼食会、ゲームやフラダンスなど楽しい時間を過ごしました。この時の参加者は94名でした。
 さんざしをもっと知りたい、さんざしだよりを聞きたいなど…興味を持たれた方は、どうぞお気軽に情文センターまでお問い合わせください。


5 編集後記

 急に涼しくなりましたが、皆様、お元気で過ごされているでしょうか。
 先月ご案内しました12月10日(土曜日)の落語会は、申込者が順調に増えています。11月19日(土曜日)が締め切りですので、お申し込みはお忘れなく。
 センターは秋から冬にかけてもイベント目白押しです。どうぞお楽しみに。

メールマガジン『アイeye』 編集委員 浦野盛光


発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
住所:郵便番号 210‐0026  川崎市川崎区堤根34番地15
電話:044-222-1611
ファクス :044-222-8105
メールアドレス:kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
公式ウェブサイト:http://www.kawasaki-icc.jp/


メールマガジンは ここまでで終わりです。


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