2022年6月10日 発行
発行責任者 杉山雅章
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国会図書館配信のSPレコードの音源をお楽しみいただく特別企画「れきおんクラブ」の第35回は、「ニッポン・キネマ・ミュージック」。無声映画全盛の1920年代、日本では活動弁士とレコード音楽による「音」がつけられ、映画は誰もが楽しめる娯楽の王様となりました。やがて「枯れすすき」「籠の鳥」など映画主題歌がレコードの普及とともに大ヒット。戦中の「暁に祈る」「歌ふ狸御殿」、戦後の「青い山脈」「別れのタンゴ」など、日本の映画主題歌の魅力をたっぷりご紹介します。
サピエ図書館は、6月27日(月曜日)8時から17時まで、メンテナンスのため、利用停止となります。ご利用の皆様にはご不便ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいますようお願いいたします。
点訳担当の浦野です。1年ほど前から「新しい習慣」ができました。今回はそのことについて書いてみようと思います。
当センターの最寄り駅は八丁畷駅。ですが、大半の職員はJR川崎駅を利用しています。私もその一人。
そんな私ですが、週に1度、定時に仕事を終えると八丁畷駅に向かいます。京急線横浜方面の普通電車に乗車。途中駅でエアポート急行に乗り換えて、目指す上大岡駅で降ります。私の目的地は、上大岡駅に隣接するオフィスビルの7階にあり、だいたい6時半頃に到着です。
このオフィスビルは、京急の駅ビルを介して駅と直結しています。駅ビルの中を通れば、外に出ることもなく、雨の日も安心。点字ブロックこそありませんが、比較的簡単に歩行ルートをマスターできました。
前置きが長くなりましたが、私の目的地は「ラポール上大岡」で、週に1度トレーニングルームを利用しています。「ラポール」と聞くと、「横浜ラポール」を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね。横浜ラポールは、新横浜にある、障害者のためのスポーツ施設で、ラポール上大岡は同じ系列の小規模施設です。
トレーニングルームでは、エアロバイク(自転車)、トレッドミル(ランニングマシン)、筋トレのマシンなどを使い、1時間半ほど汗を流しています。エアロバイクを20分、トレッドミルを40分、合間に筋トレをすることが多いのですが、最近ではトランポリンをすることもあります。トレーナーさんもとても親切な方ばかりで、マシンまでの誘導、強度や速度の設定、筋トレのアドバイスなど、丁寧に対応してくれます。
私は長年球技をやっているのですが、コロナ禍以降、なかなか活動できていませんでした。また、在宅勤務など家にいる時間も長くなり、すっかり運動不足。体重も増えてしまいました。そこで、昨年夏に一念発起、トレーニングに通う習慣をつけることにしたのです。横浜の施設ということで、横浜市に住んでいない私も利用できるのか疑問でしたが、どうやら問題ないようです。ちなみに、トレーニングルームの利用は無料です。
毎週通うのはしんどいときもありますが、体を動かして汗をかくのは気持ちいいものです。おかげさまで体重も、ほぼコロナ前に戻りました。せっかく手に入れた運動の習慣ですから、なんとか続けていきたいと思います。
今野です。今回は、皆様から期待が寄せられるスマホの情報アクセス先をお知らせします。
最新のスマホ操作情報などを、さらに知りたい場合は、まずは日本ライトハウスの「情報機器関連資料」のホームページをおすすめします。
直接パソコンなどで読めるテキスト化された資料も入手できます。講習会を開いて指導者を育成する場合の教材づくりにも役立ちます。
自分のペースで、じっくりコツコツ覚えたい方にお勧め。いずれも著書は品川博之さんで、点字、合成音声デイジー、テキストデイジーがあります。
iPhoneのボイスオーバーのジェスチャーについてまとめた説明書。iPhoneSE(2016年モデル)、iPhone7、iPhone7Plus、iPhone12Proを用いてボイスオーバーをオンにした状態での操作説明をしています。使用しているiOSのバージョンは14.7で、2021年7月20日当時の最新情報です。(点字は全4巻)
AndroidスマホとしてPixel 6を用いて、トークバックをオンにした状態での操作説明。OSのバージョンはAndroid 12、2022年2月現在で最新です。あくまでもトークバックのジェスチャーの使い方や利用シーンをテーマに説明していますので、Pixelの設定方法や機能についてはユーザガイドなどを参照してください。(点字は全3巻)
上記で紹介した図書を執筆された品川さんの貴重なお話が聴けます。
ゲスト:品川博之さん
2021年3月29日開催(音声のみ)。
外部リンク:YouTube
以上、コンパクトにまとめてみました。なお、このような資料を読むためのパソコンなどの機器操作、ご自身で調べることが苦手な方、引き続きセンターでサポートいたします!どうぞお待ちしています。
ロービジョン・ブラインド川柳コンクール事務局の神田信と申します。毎回たくさんの川柳のご応募ありがとうございます。こちらのメルマガ161号(4月10日発行)編集後記でもコンクール結果のウェブサイトをご紹介いただきましたので、受賞作品をご覧になられた方もいらっしゃると思います。受賞は雅号で発表しましたが、ご本人の許可をいただき、最優秀賞とメディカル・トレーナー部門賞の受賞者をここにご紹介させていただきます。
受賞者「もぐら圭」さんは、熊懐圭(くまだき けい)さんです。認定NPO法人タートルで、就労相談に長年従事されているので、ご存じの方も多いのではないかと思います。見事に最優秀賞を受賞されました。
受賞者「帰ってきた花子」さんは、いけがみ眼科整形外科(横須賀市)の眼科医 澤崎弘美 先生です。ロービジョンケアや乳幼児健診に熱心で、チャレンジド・ヨガやランニング、レクリエーションでもご活躍のため、お世話になられている方がいらっしゃると思います。
ロービジョン・ブラインド川柳コンクールのウェブサイトでは、最新情報コーナーに受賞されたお二人の声や、入選作品一覧にセンター利用者さんの作品も掲載されています。是非ご覧ください。
今号では、川柳コンクール事務局神田さんから原稿が寄せられました。川柳コンクールは、神田さんの熱心な働きかけにより、毎年の恒例行事として定着しています。受賞作品を味わうと、何気ない日常風景にやさしいまなざしを向け、ユーモアをもって見つめなおすことの大切さを教わります。関心のある方はご覧いただき、また次回の応募にチャレンジしてみてください。
梅雨に入り、マスクとともに過ごす暑い季節は3回目を迎えます。熱中症にはどうぞお気を付けください。
メールマガジン『アイeye』 編集委員 澤村実希
発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
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