川崎アイeyeセンター
メールマガジン『アイeye』

第160号

2022年3月25日(金曜日)発行
発行責任者 杉山雅章


目次

目次ここまで


1 ニュース&トピックス

(1) かわさき春のコンサート「JAZZライブ」のご案内

 今年2月に予定していた冬のコンサートは、残念ながら新型コロナウイルス感染拡大により中止にさせていただきました。お申込みいただいた方々が楽しみにしてくださっていたので、「ウォルフィ―ジャズカルテット」の皆様が再度スケジュールを調整し、同じ内容で5月に出演いただけることになりました。

日時
2022年5月14日(土曜日)
13時開場 13時30分開演(15時30分終演予定)
会場
ふれあいプラザかわさき 2階ホール
参加費
無料
定員
70名(全席指定)定員を超えた場合は、抽選となります。
申込締切
4月28日(木曜日)17時までに、お電話またはメールでセンターまでお申込みください。
抽選結果
5月1日(日曜日)までに、お申込みいただいた方全員にご連絡いたします。
ご用意いただくもの
タンバリンなど音の出るもの(一緒に合奏する曲があります。お持ちにならなかった方にはペットボトルのキャップ2個をお渡しします。)

 「ウォルフィ―ジャズカルテット」リーダーのウォルフィ―佐野さんは、サックス、フルート、ボーカルをこなす全盲のJAZZアーティストです。今回は、このコンサートのために、ピアノ、ウッドベース、ドラムスによるカルテットを特別に編成し、スタンダードな名曲をたっぷりと聴かせてくれます。お楽しみに。

(2) 【お忘れではありませんか?】
   臨時特別給付金を受け取るには、手続きが必要です

 メルマガ158号でもお知らせしましたように、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、さまざまな困難に直面した方々が速やかに生活・暮らしの支援を受けられるように、川崎市では住民税非課税世帯などに対して臨時特別給付金を給付しています。

給付金の支給額
1世帯あたり10万円
申請期限
2022年9月30日(金曜日)

 次のいずれかに当てはまる世帯が受給できます。

■住民税非課税世帯
受給対象世帯には、遅くとも3月1日までに給付金を受給するための確認書がご自宅に届いています。確認書が届いていない方は、コールセンターにお問合せください。
内容を確認し、必要事項を記入の上、返送してください。
(返送期限:2022年9月30日まで)
■家計急変世帯
申請時点で川崎市に住民登録があり、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、2021年1月以降の収入が減少し、世帯全員が住民税非課税相当の収入となった世帯。
給付金を受給するためには申請が必要ですので、コールセンターにご連絡ください。
(申請期限:2022年9月30日まで)

【ご注意】
 手続きの流れが、住民税非課税世帯と家計急変世帯では異なっています。住民税非課税世帯の方は、確認書を返送いただく必要があります。家計急変世帯は、まず申請が必要です。十分にご注意ください。

お問合せ先
川崎市臨時特別給付金コールセンター
フリーダイヤル 0120-200-113
受付時間
平日8時30分から17時15分まで

2 スタッフルームから/「祭りよコロナに負けないで」

 総務担当の安藤です。

 ねぶた祭、祇園祭、なまはげ、秩父夜祭、徳島市阿波踊り、宮島水中花火、豊橋祇園祭、秋田竿灯まつり…。毎年ニュースでも紹介される大規模な催事で、一度は行ってみたいと思うものばかりです。皆様は、これらを見に行ったり、はたまた参加したりしたことはありますか。

 東京に生まれ育っても、墨田川の花火も、浅草の三社祭も行った事がない私ですが、12年前から唯一行く祭りがあります。それは、長野県諏訪地方で行われる御柱祭。7年目の寅と申の年に行われる、諏訪大社最大の式年祭です。日本三大奇祭のひとつと言われています。

 諏訪神社は、上社本宮、上社前宮、下社秋宮、下社春宮の4社があり、それぞれの社殿の四隅に御柱が1本ずつ建てられご神木となっています。そのご神木を建て替える祭りがこれなのですが、山中から新しい御柱となる樅ノ木を切り出す「山出し」、各地区の氏子たちが分担してそれぞれの神社まで柱を曳行する「里曳き」、そして社殿の四角に柱を建てる、というのが大まかな流れです。

 ここで有名なのが、山出しのハイライトとも言われる「木落し」です。舞台となる木落し坂を、川を挟んだ対岸に設けられた観覧席から見ます。私が行くのは下社の木落しなので、そのお話しをしますと、この木落し坂は、斜度35度、長さ100メートルの急坂。ここを、直径約1メートル、長さ約17メートル、重さはおよそ10トンにもなる巨木が一気に下り落ちます。巨木にまたがる氏子たちは、途中で振り落とされ、巨木や巨木につながれた綱に蹴散らされ巻き込まれ、巨木と共に坂を転げ落ちていきます。

 木落し坂の上から見下ろしてみましたが、高所恐怖症ではない私も足がすくみます。これはもう、真っ逆さまという表現がぴったり。ここを、巨木にまたがって滑り落ちて行く、正気の沙汰ではありません。それがゆえに、最後まで落ちなかった氏子は、坂の下で待ち構える氏子仲間に取り囲まれ、その雄姿を称えて歓喜の声が上がります。

 1200年ほど続く歴史あるお祭りですが、今年はコロナのあおりで、すべて人力で運ぶところを、トレーラーに乗せて運ぶことが決まり、木落しの観覧も中止になりました。まん延防止措置の解除がもう少し早ければと、残念でなりません。

 ご興味を持たれた方、次回申年までお待ちくださいませ。


3 カワサキ・用具の窓/「台所用電化製品のご紹介」

 用具担当の金子です。今回は、音声ガイド付きの調理家電をご紹介します。

(1) レンジグリル ZITANG(ジタング)RG-HS1 76,390円

 三菱が提唱する「らく楽アシスト」の音声ナビが付いたレンジグリルです。操作パネルはボタンの数を少なくしたシンプル構造で、必要なボタンを光で案内します。
 「レンジ」で素早く食材の中を加熱した後、自動で「グリル」に切り替わり、表面を焼いてこんがり仕上げる「レンジ→グリル」という独自の機能があります。冷めたフライなど揚げ物の再加熱も得意です。食材をあたためるだけでなく、表面をカリッと揚げたてのようなおいしさに仕上げます。

(2) アイリスオーヤマ音声付2口IHコンロ 36,000円(本体のみ)

 操作に音声ガイドと操作音が付いた2口のIH調理器です。主要なボタンなどに触ってわかるシールを貼り、見えない・見えにくい方も使いやすいように工夫されています。加熱調理はもちろん、揚げ物油の温度調整や、自動湯わかし、タイマーなど便利な機能が盛りだくさんです。音声ガイドはダイヤル式のスイッチで音量調整ができます。
 商品本体のみ(36,000円)、片手鍋セット(41,000円)、両手鍋セット(41,000円)の3種からお選びください。


4 生活お役立ちメモ/ずぼらレシピ「自然解凍OK、手作り冷凍食品編」

 手作りの冷凍食品。実はお手軽です。鮮度を保ちながら、約1か月保存できます。お弁当の1品やおかずに添えるなど、自然解凍OKなので便利です。

【ブロッコリー】
 洗って小房に切り分け、塩を入れたお湯で茹でます。ざるにあげて水気をきりましょう。キッチンペーパーで水気をよくふき取った後、ジッパー付きの袋に平らに並べて冷凍庫へ。朝の忙しいときでもお弁当用にそのまま使うことができ、彩を添えるのにも役立ちます。

【小松菜】
 洗って軽く茹で、水気をきります。食べやすい大きさにカットして、100円ショップなどで売っているシリコンカップに小分けにしてタッパーに入れて冷凍します。味噌汁や炒め物には、凍ったまま加熱調理できますよ。おひたしは、ポン酢や鰹節、お醤油などをかけてお好みで召し上がれ!


5 編集後記

 川崎駅から新川橋病院を過ぎさらに進むと追分交差点があり、追分まんじゅうで有名な「多摩川菓子店」があります。以前センターでアルバイトをしてくださっていた方から、今の時期限定のいちご大福を差し入れいただき、美味しくて盛り上がりました。
 こんな情報をのんびりと伝えられるということは、4月からもセンター職員の顔ぶれは変わりません。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

メールマガジン『アイeye』 編集委員 澤村実希


発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
住所:郵便番号 210‐0026  川崎市川崎区堤根34番地15
電話:044-222-1611
ファクス :044-222-8105
メールアドレス:kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
公式ウェブサイト:http://www.kawasaki-icc.jp/


メールマガジンは ここまでで終わりです。


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