2022年2月25日(金曜日)発行
発行責任者 杉山雅章
目次ここまで
住民税非課税世帯などに対する臨時特別給付金(1世帯あたり10万円)は、次のどちらかにあてはまる世帯が対象です。
基準日(2021年12月10日)時点で、世帯全員の令和3年/2021年度分の住民税が非課税である世帯。
2022年2月17日から3月初旬にかけて、給付金を受給するための書類である確認書をご自宅にお届けします。内容を確認し、必要事項を記入の上、返送してください。
(返送期限:2022年9月30日まで)
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、2021年1月以降の収入が減少し、世帯全員が住民税非課税相当の収入となった世帯。
給付金を受給するためには申請が必要です。(申請期限:2022年9月30日まで)申請手続きについては、市ホームページまたは、川崎市臨時特別給付金コールセンターに、お問い合わせください。
手続の流れが、住民税非課税世帯と家計急変世帯では異なっています。家計急変世帯は、まず申請が必要ですので、十分ご注意ください。
国会図書館配信のSPレコードの音源をお楽しみいただく特別企画「れきおんクラブ」の第33回は、「春よ来い!ニッポンのコミックソング」。うれしい時もつらい時も、日本中に笑顔を届けたコミックソングの数々を懐かしい歌声で振り返ります。エノケン、岸井明、二村定一ら浅草のボードヴィリアン、戦後の日本を元気づけた笠置シヅ子、三木鶏郎から小林旭、クレージーキャッツまで。
多彩なスターたちの陽気な歌で、一足早い春を迎えましょう。
視覚障害者情報総合ネットワーク『サピエ』が、サーバーの入れ替え作業と新しいシステムプログラムの導入を行うため、3月7日から28日までの約3週間、利用停止となります。当センターでは、この期間に限り、貸し出し等のサービスを一部変更します。
利用者の皆様には、ご不便、ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
点訳担当の浦野です。久しぶりにプロ野球の話をさせてください。
2月1日、各チームが春季キャンプに入りました。私が応援する北海道日本ハムファイターズは、新庄新監督(ビッグボス)を迎え、沖縄県の名護でキャンプインしました。私はCS放送に加入していて、毎日放送されるキャンプ中継を録画して飛ばし聞きしています。私が見るのは主に練習試合の部分なのですが、今年の中継には見逃せない目玉があります。なんと放送席に新庄監督が登場、解説者たちとトークを繰り広げます。選手たちに何を期待しているかなど、熱く語っています。こんな光景、今まではまったくありませんでした。新庄監督に若干の不安を感じていた私ですが、一挙に魅了されました。
2月26日からはいよいよオープン戦。3月末の開幕へと楽しみが尽きません。今年はどんなシーズンになるのでしょうか。
さて、話は変わって、この時期私が毎年することがあります。それは「サピエ図書館」からプロ野球の日程表をダウンロードすることです。この日程表、セ・パの公式戦、交流戦の全日程が収録され、点字データ全1巻にまとめられています。毎年2月の中旬にアップロードされるので、この時期は頻繁に「サピエ図書館」をチェック。「プロ野球」「日程」という2つのキーワードで点字データ検索です。2022年版もすでにアップロードされていますよ。
この資料をダウンロードすると、ファイターズの全日程をざっと確認。特に、東京ドーム開催の試合がいつあるかはチェックポイントです。そして、地方開催の試合がどこであるのかも気になります。北海道内の各都市や静岡で行われるのが通例ですが、富山や那覇で試合があったこともあります。
「サピエ図書館」には「週刊ベースボール」の選手名鑑もあります。こちらは各球団ごとに点字データ1巻、日程表などを加えて十数巻です。アップロードされるのは、3月から4月頃。2022年版も着手登録されているので、完成が待ち遠しいです。
点字データは、パソコンなどを使えば音声で読むこともできますね。野球好きの方は、ぜひ試してみてください。点字打ち出し希望の方は、当センターで承りますので、私までお申しつけください(用紙代をいただきます)。なお、川崎市外の方は地元の点字図書館にご依頼ください。
以前も書きましたが、野球中継をラジオで楽しむなら、ラジコのエリアフリーがおすすめです。「月額385円(税込)で、全国のラジオ局が聴き放題!」です。私も北海道の放送局でファイターズ中継を聞いています。
訓練コラムでは初めまして、歩行訓練を主に担当している田村です。私事ですが、センターに勤めてからもうすぐ1年が経過しようとしています。ですが、いまだに皆様の力になれているかな、相談してよかった、話してみてよかったと思っていただけているかな、とドキドキする毎日を過ごしております。
そんな相談の中からYさんの歩行訓練のケースをお伝えします。以前センターで歩行訓練を受けたことのある方で、勤めている事務所の移転に伴い、歩行経路の確認を希望された方でした。
昨年10月下旬から歩行訓練を開始し、当初は残存視力も活用した歩行でしたが途中から緑内障が進行し全盲となりました。使っていた手掛かりの変更や、心理的な葛藤もあったかと思われますが、それでも継続して週1回のペースで訓練を続けられました。
現在は通勤ルートを完成させ、食堂など利用する施設の経路へと幅を広げて訓練を行っています。
休憩時間に雑談をするのですが、「訓練で練習したことが生活の中で活かせている」、「見えなくなったタイミングで週1回の訓練を受けられてよかったです」とおっしゃっていただき、訓練を通して一つでも生活を楽にする技術や情報を共有しあえたら良いなと感じています。
前号からお知らせしていますが、3月7日からサピエがご利用いただけません。ご迷惑をおかけしますが、ご理解いただきますようお願いいたします。浦野が紹介していた、プロ野球の関連情報はどうぞお早めに。
冬季五輪では、カーリング女子の掛け声や「もぐもぐタイム」に私は注目しました。次はパラです。ダイナミックで迫力満点の姿に期待しています。
メールマガジン『アイeye』 編集委員 澤村実希
発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
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