川崎アイeyeセンター
メールマガジン『アイeye』

第133号

2021年2月10日(水曜日)発行

発行責任者 杉山雅章


目次

目次ここまで


1 ニュース&トピックス

 政府が2月2月に表明した緊急事態宣言の延長を受け、センターでは1月に続き、感染拡大防止の取り組みを徹底した上でのサービス提供に努めています。
 ここでは、あらためてセンターの対応をご報告させていただきます。

(1) 緊急事態宣言中の訓練・相談について

 訓練担当からお伝えいたします。

 センターでは利用者の皆様の安全を第一に考え、ご来所や訪問での訓練はお控えいただいております。しかしながら、お一人おひとりと訓練担当がお話しし、緊急性のあるもの、ニーズが高いものについては、できる限りの感染予防対策をとった上で実施させていただいております。例えば、就労相談や引っ越しに関連する相談や訓練、役所への申請関係、用具の操作説明や故障対応などです。なお、「緊急」であるかの判断は、利用者皆様の状況や希望をできる限り尊重しています。

 春の緊急事態宣言時と異なるのは、パソコンやスマホを使ってオンライン上で訓練をするために、ご希望に応じてZoomなどの操作方法を事前にご説明しています。ですから、どうしても対面で行わなければならないことと、電話・メール・Zoomなどでも可能なこと、それぞれツールを使い分け、春よりはスムーズに対応できているように思います。それでも皆様にはご不自由やご迷惑をおかけしていることと思います。まだまだコロナ禍の生活は続きますので、まずはお電話でご相談いただければと思います。

(2) 「音声解説付きDVD映画の体験上映会」と「れきおん」中止のお知らせ

 緊急事態宣言延長の決定を受け、2月26日・27日の音声解説付きDVD映画の体験上映会と、3月6日のれきおんは中止します(※ヨガ教室につきましては、2月はもともとお休みの月になります)。
 3月以降のイベントにつきましては、上映会・ヨガともに引き続きご予約を承っております。なお、3月の上映作品は「時をかける少女(原田 知世 主演)」です。

(3) 4月の上映会は、リクエストが多かったあの作品に決定!

 中止のご案内ばかりだと寂しいので、少しだけ春の訪れが楽しみになるお知らせをひとつ。

 ご好評いただいている「音声解説付きDVD映画の体験上映会」ですが、昨年末から上映会担当者間で話し合いが行われ、来館された方のリクエストも伺いながら、2021年度(4月以降)の上映作品を決定しました。

 4月に上映するのは、滝田洋二郎監督・本木雅弘主演の「おくりびと」です。アカデミー賞・外国語映画賞などを受賞し国内外で話題となったこともあり、来館された方からのご希望も多かった作品です。日時につきましては、現在調整中ですので、決まり次第ご案内をさせていただきます。


2 スタッフルームから/「Spotifyでもっと自由に音楽を楽しもう」

 ICT相談・訓練担当の今野です。皆様は、音楽配信サービス「Spotify(スポティファイ)」をご存じでしょうか。月額無料のコースやプレミアムコース(月額980円)のコースなど、音楽の好きな人でCDからネット配信へ入手先を切り替えたい方へお勧めしたいサービスです。

 これに加入すれば、好きなアーティストの楽曲を制限なく聴くことができるので、もうCDショップに出かけてアルバムを探してもらって買ってくるといった煩わしさがなくなります。

 さらに、今から紹介するソフト「Spotify 音楽変換 Pro版」を購入すると、その好みの曲を自分のパソコンへダウンロード、保存し、いつでも聴ける状態でコレクションしていくことができ、加入コース次第では、とてもきれいな音(もしかすると、CDの音質を上回る)でいつでも聴ける状態を確保できます。

 ダウンロードする曲名やアーティスト名、クラシックなら作曲者、演奏者の情報もセットで保存、フォルダに整理してくれるので、後から見つけて楽しむのにも役立ちます。

 Windows10対応で、各種音声化ソフトとGoogle Chromeのブラウザの組み合わせで利用します。入手先や価格の詳細はSpotify公式サイトをご覧ください。

 Spotifyの利用については、Spotify日本語ページで利用コースや利用料金の確認ができます。

 このところ、なかなかネットで自身の作品を配信しようとしていなかった日本のアーティストたちも、このサイトと契約し、楽曲データを提供し始めていますので、きっとお好みのアーティストや楽曲を見つけて手に入れられるものと思います。

 なお、月額固定で980円というのは、聴いても聴かなくてもこの金額を解約するまで支払っておけば、月にアルバムを1枚聴くだけで、もう固定額を上回るメディアを手に入れたことと同じになるので、いろいろなアルバム・アーティストの作品を一月CD何枚も買うよりずっと安価な出費となってくるものということになりますね。

 現在Jポップの最新アルバムが3000円だとすると、1枚の購入額はおよそ3か月分の利用料金、そこでアルバムを1枚以上聴くなら、聴かなくなって邪魔になることもなく、CDを売り飛ばす手間もなく、お得ということになるわけですね。

 是非、お試しあれ!


3 貸し出し担当コラム/本棚を探して ─本屋大賞 前編─

 「本屋大賞」は、新刊書を扱う全国の書店員が、もっともお客様にお薦めしたいと思う小説を投票で選ぶ文学賞です。今年で18回目を迎え、ニュースでも話題になる賞です。
 このたび、2021年のノミネート作品10タイトルが発表されましたので、今回と次回に分けてご紹介いたします。大賞の決定は4月14日。大賞の決定前にノミネート作品を読んでご自分で順位を予想するのも楽しいですね。点字・デイジーの完成・着手情報もあわせてご紹介します。

 2021年本屋大賞ノミネート10作のうち、まずはこの5作品。

52ヘルツのクジラたち
町田 そのこ 著
点字4巻・デイジー1巻(8時間40分)
内容 自分の人生を家族に搾取されてきた女性と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会う時、新たな魂の物語が生まれる。誰にも届かない「52ヘルツ」の声をあげ続ける苦しさ。でも、その声を聞き取ってくれる人がきっといる。デイジー図書はセンターの製作です。貸し出しを開始していますので是非!
犬がいた季節
伊吹 有喜 著
点字製作中・デイジー1巻(7時間26分)
内容 ある日、高校に迷い込んだ子犬。生徒と学校生活を送ってゆくなかで、その瞳に映ったものとは-。昭和から平成、そして令和へ。いつの時代も変わらぬ青春のきらめきや切なさを描く。
お探し物は図書室まで
青山 美智子 著
点字製作中・デイジー1巻(7時間52分)
内容 悩める人々が立ち寄った小さな図書室。不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない選書と可愛い付録で人生を後押ししてくれて……。明日への活力が満ちてくる、書き下ろしハートウォーミング小説。
推し、燃ゆ
宇佐見 りん 著
点字製作中・デイジー1巻(3時間5分)
内容 ままならない人生を引きずり、祈るように男性アイドルを応援する女子高生。ある日、そのアイドルがファンを殴ったことで、彼女の暮らしが揺らぎ始める。第164回芥川賞受賞。
オルタネート
加藤 シゲアキ 著
点字・デイジーともに製作中
内容 高校生限定のマッチングアプリが必須となった現代。東京の高校を舞台に、3人の若者の運命が、鮮やかに加速していき……。悩み、傷つきながら〈私たち〉が「世界との距離をつかむまで」を描く。第164回直木賞候補作。

 どれも面白そうですね!貸し出しのご希望はセンターまでどうぞ。次回は残りのノミネート5作品をご紹介します。


4 編集後記

 美容室で「オートシャンプー」なるものを体験しました。自動でシャンプーをしてくれる機械で、ヘルメットのようなものを装着すると、シャワーが移動しながら全体を洗ってくれます。こすらないので髪に優しいようですが、なんだか食器洗い機の中の茶碗のような気持ちで、少し複雑でした。
 昨日読んだ新聞に、理容室好きだというお爺ちゃんの投稿が載っていました。髪を切られ、洗ってもらって、顔を剃り、生まれ変わったような気分で帰るのがたまらないということです。
 わかります!人に頭を洗ってもらうのは、どうしてあんなに気持ちがいいのでしょうか。機械より、人の手が勝るもの、まだまだあります。

メールマガジン『アイeye』 編集長 橋口講平


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