川崎アイeyeセンター
メールマガジン『アイeye』

第125号

2020年10月10日(土曜日)発行

発行責任者 杉山雅章


目次

目次ここまで


1 ニュース&トピックス

(1) 川崎アイeyeセンターまつり中止のお知らせ

 12月に開催を予定していた『川崎アイeyeセンターまつり』は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を考慮し、中止とさせていただきます。
 イベントを楽しみにしていた皆様には、大変ご迷惑をおかけしますが、何とぞご理解くださいますようお願い申し上げます。

(2) 神田京子 講談会のご案内

 前述の通り、川崎アイeyeセンターまつりは中止となりましたが、予定していた2階ホールのイベントは単独で開催します。
 今回は、皆様に講談の世界をたっぷりとお楽しみいただきたく、神田京子氏をお招きしての講談会を企画しました。神田京子氏は、神田一門の神田陽子氏に師事し、平成26年に真打に昇進された、キリッとした語り口が人気の講談師です。
 清水次郎長伝や赤穂義士伝などのスタンダードな講談会を重ねる一方で、ジャズと「三文オペラ」、クラシックと「カルメン」、津軽三味線と「源平盛衰記」など、講談の可能性を広げるような試みにも意欲的に取り組まれています。

日時
12月12日(土曜日)13時30分から15時30分まで(開場:12時30分)
場所
ふれあいプラザかわさき2階ホール
参加費
無料
定員
70名
予約制・全席指定
申し込み締め切り
11月21日(土曜日)

 応募者多数の場合は、抽選とさせていただきます。皆様からのお申し込みをお待ちしています!


2 スタッフルームから/「北海道旅行でのエピソード」

 10年ほど前から縁あって何回か訪ねている、ある町につながる鉄道が廃線になるとのことで、数名で出かけた。
 いつもは1両編成でわずかな人たちしか乗らない電車だったが、廃線前となると乗ろうという人たちで混むようになり、2両編成に。それでも、行きはほぼ満席だった。本線から支線へ入る途中駅でもう1両をつなげるため、20分近い待ち時間があるとのアナウンスがあった。
 「普段から人が乗っていれば、廃線にはならないのになぁ」なんて思いながら、駅舎の土産物売り場をウロウロしていると、気の利く先輩が駅を降りて、地元のビール『サッポロ クラシック』を人数分買ってきてくれた。

 そして、旅を楽しんだ帰り。行列になって乗り込む電車も、また1両編成。座れるのか不安だったが、見送りに来た地元の人たちが素早くボックス席を確保してくださったおかけで、無事に席につくことができた。「もう1両増えたら、少し余裕ができるかな?」などと思いながら、お土産の枝豆とワンカップの酒を飲みつつ、電車に揺られていた。
 そして、行きと同じ駅に電車がつくと、先輩はすぐに降りてビールの買い出しに。ひとりで行っていただくのは申し訳ないと思い、私も降りて改札を出た途端、乗っていた電車が出発するアナウンスが。反射的に改札口に戻ったものの、茫然と電車を見送ることとなってしまった。そう、この電車は連結せずに1両のまま走る電車だったようだ。
 次の電車は2時間後……。

 駅員に「電車を追いかけたい(荷物と同行者が乗っている)」とあたふた事情を説明していると、先輩が悠然とビールを持って帰ってきた。
 駅前に運よく停まっていたタクシーに乗り込み、2人で某鉄道エッセイよろしく、電車を追いかけることになった(駅員の話では、現在地から終点までの中間あたりにある『峠下駅』で追いつくだろうとのこと。時刻表を渡された。※この駅は、単線の交差に使われているので有望とのこと)。
 スマホを片手にグーグルマップで動くタクシーの位置と、電車の時刻表を見比べながら、「電車に残った賢者」と数回電話で(トンネルで通話が切れることもあったが)位置確認。
 タクシーの女性ドライバーは途中、高速を使ったり、前を走るトラックを対向車線から追い抜く離れ技を駆使して、目的の駅を目指してくれた。
 そしてついに、目的の駅に電車が駅に止まっているのが見えた。駅に続く側道に入り、電車からもタクシーが確認できた。だが、お金を払って降りようとした瞬間……。
 その日に限って、停車時間が短く発車してしまった。
 終点まで行くしかないかと覚悟したが、タクシーは次の駅まで走ってくれ、次の駅では電車を追い越して到着。あらためて乗車して、買ってきたビールで同行者との再会を祝した。

 停車時間が短い時って、駅のアナウンスはないのか?いや、「長い停車時間があるはず」という思い込みがいけなかったのかなと、先輩と話した北海道『増毛(ましけ)』の旅の思い出です。【渡辺】


3 編集後記

 ご存じの方も多いと思いますが、川崎市視覚障害者情報文化センターは、指定管理者である日本点字図書館が運営しています。
 去る10月7日は、創立者・本間一夫の105回目の誕生日でした。そして来月、11月10日は日本点字図書館の創立記念日です。今年は80周年、ひとつの節目の年になりますが、予定していた記念式典は中止となってしまいました。
 1年の総括にはまだ早いですが、自粛にはじまり自粛で終わりそうな2020年ですね。
 外出が制限されたため、「読書だけが楽しみ」という声を多くいただきました。そんな利用者の皆様のお声を励みに、一冊でも多くの図書をお届けできるよう、ボランティアさんと二人三脚でがんばる日々です。
 金木犀が香る秋。長い夜は読書にぴったりです。さぁ、今夜は何を読みましょうか?

メールマガジン『アイeye』編集長 橋口講平


発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
住所:〒210‐0026  川崎市川崎区堤根34番地15
電話: 044‐222‐1611
FAX : 044‐222‐8105
電子メール: kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
公式ウェブぺージ: http://www.kawasaki-icc.jp/


メールマガジンは ここまでで終わりです。



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