2020年9月25日(金曜日)発行
発行責任者 杉山雅章
目次ここまで
本コンサートは、日本・ポーランド・ルーマニア文化交流を目的に開催されるもので、クラシック音楽にふれ合う機会の少ない方にも楽しんでもらえるようなプログラムになっています。
指揮は及川光悦、演奏はモーツァルト・ヴィルトゥオーゾ祝祭管弦楽団。
詳細は以下のとおりです。
こちらのコンサートへの無料招待券を差し上げます。
ご希望の方は、センターまでお問い合わせください。その際に、お名前・住所・電話番号、そして希望するチケットの枚数をお伝えください。後日、チケットを郵送いたします。なお、盲導犬を同行される場合は、お申し込み時にお伝えください。
締め切りは、9月29日(火曜日)午後5時です。締め切りが迫っておりますので、ご注意ください。皆様からのお申し込みを、お待ちしています!
第163回芥川賞を受賞した、高山羽根子の『首里の馬』が9月23日に、遠野遥の『破局』が8月24日にサピエで公開されました。
ぜひ、チェックしてみてくださいね!
内容をご紹介します。
既に完成済みの、直木賞受賞作 馳星周の『少年と犬』もあわせてお楽しみください。
こちらも人気の図書です!
9月12日、エポックなかはら(川崎市総合福祉センター)にて、若い世代の視覚障害者の交流会『アクロス』を開催いたしました。
「川崎市に在住・在学・在勤している若い世代の交流の場を作りたい」という利用者の方からの発案を受け、センターが協力して企画されたイベントです。
当日は、20代から60代前半までの7名の方が集まり、センター職員も2名同席させていただきました。
交流にあたり、有益な情報交換ができるよう、ひとつのテーマを設けました。
今回のテーマは、「単独歩行」です。
何十年も単独歩行をされている方、単独歩行を苦手と感じられている方、盲導犬と歩かれている方等、個人の背景はさまざまです。
「行ったことのないお店を見つけるのには、どうしてる?」
「道に迷った時、人に声をかける勇気がないのだけれど……」
「盲導犬と歩くのって、白杖で歩くのとどう違うの?」
などなど。当日は話題が尽きず、お互いの経験を語り合いながら、非常に和やかな雰囲気の中で、会は進んでいきました。
参加者の皆様にとって、ひとつのテーマに沿って同世代と深く語り合う機会は、あまりなかったようです。次回以降も参加したいという声が多く聞かれたことから、今後も定期的に開催する予定です。
会の名前である『アクロス』は、英語の綴りでいうと『across』です。「~を越えて」「~の向こう側へ」という意味があります。
今回のテーマは単独歩行でしたが、今後も視覚障害にまつわるテーマで語り合いながら、ともに新しい世界の向こう側に行けるような、そのような会であっていきたいです。
貸出の庄司です。最近あまり外出できませんね。お家の中だけでは、ストレスが溜まります。皆様はどんなストレス発散方法をお持ちですか?
私の場合は、育ちすぎた植物の伐採です。
我家の道路沿いのフェンスに、モッコウバラとカロライナジャスミンを植えています。どちらも春先に黄色い花をたくさんつけます。
花の咲くのは4月ですが、5月には散ってしまい、そのあと夏に向かってどんどん枝を伸ばします。
カロライナジャスミンがツル性の植物で、モッコウバラだけでなくいろいろなものに絡みつき、お互い組んずほぐれつ。その下から、アイビーやプミラもどんどん伸び、もじゃもじゃになっていきます。
夏場は一か月放置すると、勝手口のドアに進出してきて面倒なことに。
そこで一石二鳥のダイエット草刈り。汗をたくさんかきながら、午前中か夕方の数時間、手入れします。無駄なものを植栽はさみや鎌を使って、バッサバッサと切っていくとスッキリします。
また、玄関の前に打ち捨てたアボカドの種。勝手に育ったようで15年も経つと高さが5メートルにもなりました。今は幹の直径が10センチを超えるくらい。この木は高さに比べて細いので、台風の時は折れそうで怖い。
自分の家に倒れかかれば折れてもいいのですが、隣家を直撃して被害があっては大変。
当初は2階の窓から枝を払っていましたが、もう高枝切りばさみでは切ることができないので、このアボカドの木を手入れするために電動カッターを購入しました。
ちなみに花が咲いたことはなく、実の収穫を夢見ていますが叶いそうもありません。
本当に狭い庭なのですが、植物に向き合っていると時間が経つのがあっという間です。
当センターの用具コーナーの展示見本に、拡大読書器4機種が新たに追加されました。
その中からご希望の多い、手持ち式の携帯型拡大読書器をご紹介します。
高解像度カメラにより、くっきり鮮やかな画像や文字の表示ができます。画面を傾斜させて使用したり、折りたたみ式の持ち手を伸ばして、ルーペのように使用できます。
付属のスタンドを使用すれば、手元を拡大して筆記することができます。
倍率は2倍から14倍です。画像の保存機能や、ライン・マスク機能もあります。
ルーペのように手に持って使うことができるほか、持ち手をたたんで、読みたい文字の上に置いて文字を見ることができます。また、持ち手の構造に工夫があるため、持った時に軽く感じられるのが特徴です。
画面サイズは4.3インチ、倍率は4.5倍から13.4倍まで5段階です。画像の保存機能もあります。
従来から展示している明るく見やすい4.3インチの携帯型読書器に、手持ちのハンドルをつけた簡易的な手持ち式の拡大読書器です。
文字サイズによって見え方は異なりますが、ルーペのように使うことができますので、ご利用の場面によって便利に使うことができます。紙の上においた時の倍率は、3.5倍から16倍です。
拡大読書器をお試しの際は、ご覧になりたい書類をお持ちになり、文字サイズや見え方をご確認ください。
なお、障害者手帳をお持ちの方は、役所を通じて日常生活用具の申請ができます。詳しくは、センターまたは役所にお尋ねください。
今日、センターでは半年ぶりに音声解説付きDVD映画の体験上映会が行われました。
作品は『ボヘミアン・ラプソディー』。
2年前、この映画を観た次の週に、某ライブハウスのイベントに足を運びました。
ロックとともに青春時代を過ごしたオジサンたちが、エリック・クラプトンやディープ・パープルなどをカバーし、熱い競演を繰り広げるというものでした。
音圧を肌で感じることができるのが、ライブハウスの醍醐味ですね。今となっては、とても貴重な体験に感じられます。
メールマガジン『アイeye』編集長 橋口講平
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