川崎アイeyeセンター
メールマガジン『アイeye』

第118号

2020年6月25日(木曜日)発行
発行責任者 杉山雅章


目次

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1 ニュース&トピックス

(1) 川崎市からのお知らせ
  プレミアム商品券『川崎じもと応援券』を発行します!

 川崎市では6月12日より、プレミアム商品券『川崎じもと応援券』の購入申し込みを受け付けています。
 この商品券は、新型コロナウイルス感染症の影響により、売り上げが大幅に減少している飲食店や生活関連サービスなどへの消費を促し、早期に経済を回復することを目的に発行されるものです。
 1冊に1,000円券が13枚綴られ、3,000円分のプレミアがつき大変お得です。ぜひご応募ください!

販売価格
10,000円(ひとり5冊まで)
利用期間
令和2年7月20日(月曜日)から令和3年1月31日(日曜日)を予定
対象者
市内在住、在勤・在学の方
利用可能店舗
市内で営業する小売業、宿泊・飲食業、建設業、生活関連サービス・娯楽業、その他の業種で市内中小企業・小規模事業者および個人事業主(参加店舗には、ステッカーが貼られています。なお、大手スーパーや家電量販店、大手ドラッグストアなどでは利用できません)

 ご希望の方は、『川崎じもと応援券』のホームページ、または郵便はがきでお申し込みください。受付期間は、6月12日(金曜日)から7月3日(金曜日)までです。(当日消印有効)

 応募多数の場合は、市内在住の方を優先して抽選を行い、当選者に引換券をお送りします。8月31日(月曜日)までに、引換券が届かない場合は落選となります。あらかじめ、ご了承ください。
 詳細はホームページ、またはコールセンターでご確認ください。

お問い合わせ
川崎じもと応援券コールセンター
電話番号
0570-027-738
ファクス番号
044-244-5770
受付時間
平日 8時30分から17時15分

 ※商品券を取り扱う店舗も募集しています。締め切りは7月10日(金曜日)です。詳しくは、上記コールセンターまでお問い合わせください。


2 スタッフルームから/「まゆ美のこと」 遠藤佳世子

 皆様、こんにちは。訓練担当の遠藤です。
 今回は前回の甥っ子達の話に引き続き、新しく我が家族のメンバーに加わった姪っ子の話をさせていただきたいと思います。

 姪っ子は、この世にデビューして1か月ばかりの、眉毛がなかなかに麗しい まゆ美 ちゃんです。現在、里帰り中の母親と一緒に、 飲む・泣く・出す を日課としながら、日々すくすくと成長しています。
 3㎏超えでこの世に生まれてきたのですが、毎日豚バラ一枚分くらいずつ体重が増え、今や4㎏を超えるまでになりました。
 甥っ子たちとはうってかわって、泣き声はとても優しく、「やっぱり女の子なんだなぁ」と感じることもしばしばです。

 たまに遊びに来る甥っ子たち(双子のボーイズ、むち太郎&もち太郎)も、未知の生物に何らかの関心を示している様子です(ただし、兄のむち太郎のみ)。
 むち太郎に「むち太郎、まゆ美にいい子、いい子して」と呼びかけると、おずおずと手を伸ばし、頭をそろりそろりと撫でる真似をします。片や弟のもち太郎は、あまり興味がない様子です。同様に「いい子、いい子して」と呼びかけると、さっと一瞥した後、走り去り、大好きな電車の動画にくぎ付けになっています。

 新生児ゆえ、大泉門の開き具合を何度か確かめられたり、 筋トレ と称し、ダンベル代わりに抱えられてスクワットをされたりと、少々雑な扱いを受けることもあるまゆ美ですが、実家にいるのは、あと1か月足らずの短い期間です。
 少し離れた場所に暮らすことになりますが、両親の愛情をまっすぐに受け、すくすくと育ってほしいと願うばかりです。


3 アイeyeブックレビュー
  あなたの推しの一冊、教えてください♪ 第一回

 外出の自粛が求められた4月・5月、読書をして過ごした方も多いのではないでしょうか?
 そこで、メルマガでは特別企画を組みました!読者の皆様に、最近出会った推しの一冊を教えていただきましたので、数回に分けてご紹介したいと思います。
 なお、貸し出しのご依頼も受け付けていますが、市外在住の方につきましては、地元の点字図書館をご利用くださいますようお願い申し上げます。

Mさんの一冊:『首都感染』 高嶋 哲夫 著

感想
「今の社会状況の中で、政府の対応、リーダーの決断など、対比して面白く読みました。10年前の小説ですが、現在でも違和感はありません。ついでにカミュのペストも、この間に読みました」
内容
中国で致死率60%の強毒性新型インフルエンザが出現。恐怖のウイルスが世界に、そして日本へと向かった。パンデミック阻止のため、空港での検疫が徹底されたが、ついに都内にも患者が発生。総理は、東京封鎖作戦を決断する。

Tさんの一冊:『南アルプス山岳救助隊K-9』シリーズ 樋口 明雄 著

感想
「若き女性山岳救助隊員と救助犬たちの活躍が面白いです!」
内容
南アルプス山岳救助隊の新人隊員・星野夏実は、北岳にある現地警備派出所に着任した。やがて立て続けに起こりはじめる不審な出来事。夏実は猛り狂う暴風雨の中、救助犬メイとともに、ひとりの登山者の救助に向かう。(シリーズ第1作『天空の犬』より)

Yさんの一冊:武士の家計簿『加賀藩御算用者』の幕末維新 磯田 道史 著

感想
「幕末から明治にかけて、家系で栄えてきた武士たちが、身分制度が失われたことにより、落ちぶれの一途をたどった、その理由がサラリとわかりやすく書かれていました。納得がいった一冊です」
内容
国史研究史上、初めての発見!金沢藩士猪山家文書という武家文書に、精巧な家計簿が完全な姿で遺されていた。タイム・カプセルの蓋を開けてみれば、江戸時代史や日本近代史の見直しを余儀なくされる驚きの連続。気鋭の研究者による意欲作。

 メルマガでは、皆様からの一冊を募集しています。書名・著者名・感想を添え、kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp までお寄せください!!


4 川崎アイeyeセンター職員の「ちょっとした話」

(※緊急事態宣言の下、外出自粛中の職員がどのように過ごしていたかをご紹介するこのコーナー。今回で最終回となります。)

  1. 私の相棒犬、4月・5月は冬の毛と夏の毛が生え変わる季節です。
    ブラシをすればコンビニ袋はいっぱいになるし、ただいるだけでも、とにかく抜ける抜ける!もう、たっくさーん!
    この時期の我が家は、掃除機を1日2回かけても間に合いません。
    あれだけ抜けるということは、与えるフードのタンパク質がどれほど毛として抜けているのだろう?…なんて、つまらない計算をしてみたくなります。
    彼らにそのサインを送るのは、気温21度から23度くらいのようです。
    さて、皆様の衣替えのサインは何度くらいでしょうか?
  2. 時間に余裕ができた妻が久し振りに大掃除をしていたら、私の高校時代の大学ノートを発見!
    中には生意気盛りの18歳の私が書いた、いっぱしの映画評論家気取りの映画評…!
    一番見られたくない人に、見られたくないものを見られてしまいました(赤面)。

5 編集後記

 今号では、『川崎じもと応援券』についてご紹介しました。
 この商品券の表面にプリントされているのは、国民的人気キャラクターで、市の住民票をもつ、あのドラえもんです!上を向いて笑うイラストには、「上を向いてがんばろう」という願いを込めたとか。

 コロナ禍、新聞広告にマスクを着用して登場したドラえもん。
 「だいじょうぶ、未来はげんきだよ」のメッセージは、英語・中国語など8か国の言葉に翻訳され、世界から「感動した」「元気づけられた」と大反響が寄せられたようです。

 それにしても、言葉とは不思議なものです。
 十数文字で世界を感動させるネコ型ロボット(しかも、不良品という設定のドラえもん!)がいるかと思えば、数十分スピーチを聞いても今ひとつピンとこない方もいらっしゃるのですから。いや、誰とは言いませんが…。
 そんなことをぼんやりと思った、緊急事態宣言でした。

メールマガジン『アイeye』編集長 橋口講平


発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
住所:郵便番号 210‐0026  川崎市川崎区堤根34番地15
電話:044-222-1611
ファクス :044-222-8105
メールアドレス:kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
公式ウェブサイト:http://www.kawasaki-icc.jp/


メールマガジンは ここまでで終わりです。


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