2020年6月10日(水曜日)発行
発行責任者 杉山雅章
目次ここまで
5月25日、緊急事態宣言が解除されました。とはいえ、感染者数のニュースが報道される日が続いていますので、まだまだ、緊張の中の日常生活ですね。皆様は、どのようにお過ごしでしょうか。
センターでは、皆様を早くお迎えして、業務が再開できるよう準備を進めています。
現在の状況について、皆様にお伝えしたいと思います。
6月2日から、センター職員は平常通り勤務しています。
まず、ご来所による図書の貸し出しの受付、および用具販売を再開しました。
訓練・相談業務については、感染予防に配慮したやり方を検討し、その準備を進め徐々に再開しています。
イベントについては、7月から再開する予定です。すべて予約制にして、定員の半数以下で開催します。希望者が多いイベントは同一プログラムを2回開催します。
なお、祝日などと重なる際には別日に変更となりますので、『イベント情報』などでご確認願います。
それでは、皆様とお会いできるのを、楽しみにしています。
JR川崎駅 中央東口の階段では、現在大規模な改修工事が行われています。そのため、仮囲いが階段にせり出し、手すりに沿いに移動するとぶつかる可能性が高く、とても危険な状態になっています。
当センターにお越しになる際、駅をご利用の方はどうぞご注意ください。
国立国会図書館は、自館が収蔵する歴史的価値のあるレコードをデジタル化し、ウェブで公開しています。
当センターでは、この音源を楽しむ会『れきおんクラブ』を定期的に開催。7月は、連続テレビ小説『エール』のモデルである古関裕而に関する企画を組みました。
戦前から戦中にかけて発表された、古関メロディの代表作をお楽しみください。
15日の週は、裕一と音をとりまく登場人物の過去、未来に焦点をあてた物語がオムニバス形式で展開されます。
10年ぶりにこの世に戻ってきた音の父 安隆と家族の物語。喫茶「バンブー」の保と恵のなれ初めの物語。双浦環がまだ駆け出しだった頃、留学中のパリでの物語。
脇役たちにもドラマがある―オムニバス形式ならではの楽しみが詰まった一週間になりそうです!
先日、久し振りにCDショップに行ってみました。ウインドウショッピング的に新旧のCDを眺めたあと数枚買ったのですが、あらためて最近街からお店が減ったなぁと思いました。
昭和の時代には街に必ずあったレコード屋さん。私の住んでいた地元には古レコード屋さんもあり、昭和50年代後半には貸レコードも全盛でした。
レコードからCDへ、そして最近は高音質のデータ配信がメインになりつつあることと、ネットショッピングに移行しているからでしょうか?だんだんと店舗がなくなっていくのはちょっと寂しい感じがします。
実際、私が行ったCDショップも新宿駅南口にある大手チェーン店でした。ただ、この店では古レコードのコーナーがあり、エスカレーター脇の昭和のアイドルのCDが置いてあるオジさん向けのコーナーの隣に、「一緒にどうぞ」とばかりに置いてあったのです。ちょっとした懐かしさを感じました。
そんな郷愁にひたりながら、次に一つ上の階のクラシックのコーナーへ行ってみると、こちらはLPレコードを復刻したというコーナーがありました。ここ数年、LPレコードの復活が静かなブームですが、定着してきた感じがします。
さて、クラシックコーナーではベートーベンの生誕250年のキャンペーンを行っていましたが、LPのコーナーには懐かしいカラヤンの交響曲がありました。
私はこのLPを見かけて、ちょっと衝撃を受けました。といいますのも、CD発売以前の1980年、高音質が自慢の45回転LPレコードを買ったから聴きに来ないかとの話があり、友人宅で聴いたのがカラヤンの交響曲だったのです。
音楽談義の後、まもなく発売になるデジタルレコード(今のCDのこと)はもっといい音で聴けると話していました。
CDの出現から40年近く経った今、LPとCD、デジタルよりもアナログの音のほうが広がりがある音という話も聞くけれど、比較ってできるのだろうか?
そんな思いをめぐらしてお店の人に話を聞いてみると、5年前に録音されたベートーベンの交響曲全集がCDとブルーレイのデジタル版で発売後、LP版で限定発売されたとのこと。
CDはマルチマイクでミキシングをかけて、LPは定点に置かれたステレオマイクで収録したもので、コンサート会場で聴く音に近いとのお話でした。ちなみにLP版は全世界2000セット限定で5万円。(最近の性能の良い録音で比較したいという気がありながらも、さすがに買わずじまいでした)
というところで、自分で確認したわけではないですし、音や音楽について素人なのですが、私はなんとなくアナログの音のほうが温かみがある聴きやすい音のような気がしています。
それは単に、自分自身がネットよりも実店舗を好むアナログ的な人間だからかもしれません。
6月3日に完成したシネマ・デイジー『旅するジーンズと16歳の夏』、皆様はもうチェックされたでしょうか?
16歳の夏、どんなことをして過ごしていただろうと回想するだけで何とも甘酸っぱい気持ちになるものですが、あの頃の自分を重ねながら観てほしいのがこの映画です。
ティビー・リーナ・カーメン・ブリジッド、性格も体型も異なる4人が古着屋で、誰が履いても完璧にフィットするジーンズと出会ったことから、物語ははじまります。
鑑賞後の清々しい余韻が初夏にぴったりな作品!ご希望の方は、貸し出し担当まで。
緊急事態宣言が解除されました。この間、本を読んで過ごした方が多いのではないでしょうか?
そこで、メルマガでは特別企画を組みます!皆様が読まれた本から、面白かった一冊を私たちに教えてください。コーナーを設け、ご紹介したいと思います。
書名と著者名、そして簡単な感想を、 kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp までお寄せください。なお、個人情報に配慮し、お名前の掲載はいたしません。
また、図書のリクエストをいただいた際に、お伺いすることがあるかもしれません。その際は、ご協力のほどよろしくお願いします。
皆様の最高の一冊、楽しみにしています!!
メールマガジン『アイeye』編集長 橋口講平
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