2019年11月10日(日曜日)発行
発行責任者 杉山雅章
目次ここまで
川崎市では、市内に在住・在学・在勤の障害者手帳を持っている方や、その介助者や家族等を対象とした、障害者スポーツの体験会を開催します。
パラリンピックの正式種目でもあるボッチャや、卓球、音の鳴るボールを用いて行う卓球バレーの他、ニュースポーツを体験できます。当日は指導者の方がルールやコツを教えてくれますので、初心者でも安心です。
事前の申込は不要です。運動できる服装で内履きや汗拭きタオル、飲み物等をお持ちの上、各会場にお越しください。障害者手帳のご持参で、駐車場の利用料が無料になります。(駐車台数には限りがあります。)
今年も年賀状が発売される季節になりました。2020年用の年賀状は消費税率10%への引き上げにともない63円に値上げされました。また、寄付金付きの年賀葉書は68円、写真用は73円とのことです。12月25日までに投函すれば2020年の元日に配達されます。
視覚障害の方でも音声ソフトなどを使って年賀状を上手に作成している方もいらっしゃいます。もし、印刷の方法を忘れてしまったとか、昨年まで上手く動いていたソフトが動かないなどのご相談がありましたら、当センターまでご連絡ください。
年賀状の印刷は、年に一度の大仕事。年の瀬にあわてないよう、お早めにご相談ください。
点訳担当の浦野です。大興奮のラグビーワールドカップが終わったと思ったら、世界野球プレミア12が開幕しました。前回は準決勝で韓国に悔しい敗戦。ぜひリベンジを果たしてほしいですね。
さて、私は酔狂な人間で、こういうときは日本戦以外も全試合見たくなるのです。2017年のWBCはかないませんでしたが、2013年のWBC、2015年のプレミア12では全試合観戦を達成しました。今回も全試合観戦に向けて準備は万全です。
まずは全試合中継を行っているスカパーのJスポーツに加入しました。そして、オープニングラウンド18試合の録画予約をしました。夜中や平日の昼間にも試合があるので。ちなみに、このオープニングラウンドを突破した6チームが、日本でのスーパーラウンドに進みます。そうしていよいよ初日の11月3日(日本時間)を迎えました。
初日は主に、メキシコ対ドミニカ共和国の試合を観戦しました。ドミニカ共和国の先発投手は中日のロメロ、4番打者は元楽天のペゲーロです。一方メキシコは、巨人のビヤヌエバなどスタメンのうち3人が日本プロ野球でプレイ経験のある選手。このように日本でもなじみのある選手が出ているところがうれしいです。ほかにもアメリカのクローザーはオリックスのディクソンです。また、以前から知られていることですが、オランダの監督は元ヤクルトのミューレン。私が高校生の頃ですから、もう20年以上前に活躍した選手ですね。時にはこんな懐かしい名前にも出会えます。
この原稿を書いている11月5日現在、日本は辛くも初戦に勝利しました。私は日本で行われるスーパーラウンドを球場で観戦する予定ですから、日本にはなんとしてもオープニングラウンドを突破してもらわないと困ります。さて、日本の成績はいかに。そして、私は全試合観戦を達成できるのでしょうか。
日本列島の各地で大きな被害を出した台風。災害は避けることができませんが、常に身近で起こることとして備えることが必要と言われています。センターでもお役に立つグッズを扱っていますので、ぜひ一度ご覧ください。
災害時に役立つLEDライト付きAM/FMラジオです。ワイドFM補完放送にも対応しています。通常の乾電池での使用はもちろん、手回し用ハンドルやソーラーパネルがついているので、ハンドルを回すかソーラーパネルを太陽光にあてておくことで、内蔵の充電池に充電できます。
6020円(税込)。
断水時に頼りになる、洋式便器用の中敷きのビニール袋です。20枚の袋がトイレットペーパーのようにロール状になって小型の箱に入っており、使用時には袋を引出し、ミシン目で切り離します。袋を広げて、便座を上げて便器にかぶせ、便座をおろして使用します。あらかじめ吸水性パッドが一枚入っており、便や尿を凝固化します。使用後はバッグについているビニールひもを縛って密封して家庭用のゴミとして処分できます。
3300円(税込)。
蛍光で緑色の、目立つメッシュ生地のベストです。洋服の上から着用できる大型サイズです。前身ごろに「目が不自由です 手を貸してください」、後身ごろに「BLIND Please Help」と書かれています。小さく折りたためるので日常使うカバンに入れておくことをおすすめします。
1680円(税込)。
いよいよ本格的な鍋シーズンの到来ですね。心も体も温まる鍋料理、今年のトレンド鍋というのが「発酵鍋」です。「はっこう」とは発酵食品のこと。もともと日本食は味噌、醤油はじめ納豆やさまざまな漬物など、発酵食品文化と言われています。菌の力で健康にもいい発酵食品を鍋の出汁に使うというレシピが話題になっているのです。味噌やキムチを使った鍋は以前からありますが、いろいろな組み合わせで楽しむのが「発酵鍋」の魅力。
たとえば、甘酒と味噌の組み合わせ。市販の甘酒をだし汁で割って、味噌をとき入れた中に、白菜、豚肉、きのこ類を入れてひと煮立ちしたらでき上がり。甘酒の風味と甘さ、味噌はお好みで濃さを調節します。煮込むと風味が落ちるので、白菜は千切り、豚肉はしゃぶしゃぶ用の薄切りを使って火が通りやすくするのがコツです。
先日我が家で作ったのはキムチ味噌。だし汁にたっぷり野菜を入れて甘みが出たところで、刻んだキムチと味噌をいれ、ひと煮立ちしたらでき上がり。締めには冷凍うどんを入れてひと煮立ち。
他にも酒粕+味噌+納豆。すりゴマをたっぷり入れて、納豆は火を止める直前に入れると旨みが広がります。キムチ+ヨーグルト鍋は、キムチの辛味がマイルドになり、どちらも乳酸菌の働きが生きているのでお腹に優しい鍋になります。
慣れてくると組み合わせをいろいろと試してみたくなるのも楽しいですよ。お試しください。
徳島県の山奥の町で、地元の高齢者の女性たちが始めたのは、地元の山で採取した植物の葉を料理店で使う「つまもの」として出荷する事業だった。町おこし事業として成功した「いろどり事業」の軌跡を描いたドラマ。
過疎化が進み、町を離れる人も多くなってきた徳島県上勝町。主産業だったみかん栽培もうまくいかず、農家の人々にもあきらめの気持ちが広がっていた。若い農協職員の江田は、食事に入った料亭でいろいろな葉っぱが使われていることに注目、親しい仲良し三人組の主婦たちと葉っぱを集めて市場に出荷することを提案する。周囲の反対にあいながらもチャレンジを繰り返した、シニア世代への応援歌です。
川崎センターまつりまであと1ヶ月ほどになりました。次号では特集でお知らせします。お楽しみに!
メールマガジン『アイeye』編集長 鳥居秀和
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