2019年2月10日（日曜日）発行
発行責任者 杉山雅章
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2月9日（土曜日）の川崎アイeyeセンターまつりにはたくさんのお客様にお越しいただき、ありがとうございました。あいにくの悪天候の中、お集まりいただいたお客様、スタッフとして参加していただいたボランティアの皆様、出展にご協力いただいた企業・団体の皆様に篤くお礼申し上げます。大勢の方に支えられ、大きなイベントが楽しく無事に終えられたこと、本当にうれしく思います。
これからもよろしくお願いいたします。
日本点字図書館ふれる博物館では、第3回企画展「ルイ・ブライユの生家と指で巡る東京名所観光」を開催いたします。点字の父、ルイ・ブライユの生家と日本点字図書館、都内名所建物の模型をさわってみませんか。名所建物のご案内については、株式会社はとバス様のご協力により、バスガイドさんの音声案内でお楽しみいただけます。
みなさんこんにちは。総務担当の安藤です。
まだ興奮冷めやらぬ、テニス4大大会のひとつ全豪オープンでの大坂なおみ選手の大活躍。そして世界ランク1位だなんて、本当に夢のようです。日本人が今一歩上に上がれないのは、身長の低さによるサーブのパワーのなさだと常々思っていました。そのどうしようもない弱点を、身長180cmの彼女は、見事に蹴散らしてくれました。日本語のインタビューはフニャフニャだけど、試合中の彼女のなんとカッコイイことか！久し振りにテレビにかじりついて応援をしました。
子供の頃からテニスが好きです。女子ではマルチナ・ナブラチロワ、クリス・エバート、男子ではビヨン・ボルグ、ジョン・マッケンロー。少し後にはシュテフィ・グラフ。大好きな選手たち、懐かしい名前です。子供の頃はテレビ放映も頻繁で、よく試合を観ていました。
実際にラケットを持ったのもその頃で、近所に刑務所があったので、その高い壁を利用して「壁打ち」をよくやりに行っていました。時々ホームランを打って刑務所内にボールが入ってしまうと、たまにボールが投げ返されてきました。相手が刑務官なのか、受刑者なのか、定かではありませんが、今思えば、お礼を言っても無言だったところをみると、受刑者だったのかもしれません。優しい人がいるんだなあと、子供心に思ったものです。その後も、家族や友達と楽しむ程度に、ゆるーくテニスと付き合ってきました。
しばらくの間、伊達公子さん以外、応援したくなるような選手がいないなと思いテニスから遠のいていたのですが、錦織圭、大坂なおみ両選手の登場で、にわかにテニス熱が復活しました。彼女らの試合を観戦してみたいですね。
新しいプレクストークに対応した録音メディア。USBメモリやSDカードはお近くの電気店などでも購入できますが、センターでも販売しております。用具ルームでご購入の上、図書を録音してお持ち帰りいただけますので、お気軽にご利用ください。
USB接続で、録音などの記録ができる記録メディアです。幅132ミリ、高さ43ミリ、奥行き17ミリの薄い長方形で、先端のノック部分をカチッと押せば本体内部からUSB端子が出てくるため、片手でも簡単に操作できます。プレクストークのPTN3、PTR3でお使いいただけるほか、パソコンでも使用できます。
2500円。
PTN3やPTR3、PTP1、リンクポケットなどのプレクストークシリーズに最適な、メーカー推奨品のSDメモリーカードです。大きさは縦32ミリ、横24ミリ、高さ2.1ミリで少し厚い切手のような形です。容量は8GB（ギガバイト）と16GB（ギガバイト）の2種類。デジタルカメラなどの様々な機器に対応しています。
8GB 1370円、 16GB 1870円。
SDカードとmicroSDカードをそれぞれ4枚ずつ、最大8枚が収納可能なメモリカード用のケースです。内側のトレーにはSDカードを保護するため帯電防止、衝撃吸収クッションが使われています。薄くて小さいメモリーカードの紛失防止にぜひお使いください。
670円。
皆さんは、お買い物、どのようにしていますか？ヘルパーさんやご家族と一緒にお買い物をされている方が一番多いでしょうか？
携帯型の拡大読書機やルーペを使って値段などを確認し、お一人でお買い物を上手にされている方もいますね。最近は、障害者差別解消法などの普及もあり、百貨店はもちろんコンビニやスーパーでもスタッフがお買い物をお手伝いしてくださることも増えてきました。「お買い物をお手伝いしていただけませんか？」と積極的に声を出したら、案外お手伝いしてもらえる方が見つかるかもしれません。近くに安心してお買い物できるお店を開拓できるといいですね。
また、インターネットを使って買い物をしている、という方もいます。日本点字図書館の「わくわく用具ショップ」や生活協同組合（生協）の通販を使っている視覚障害者の方も増えてきています。
生協の「コープデリｅフレンズ」というサイトには、視覚障害者の方が読み上げソフトを使用して注文するための、文字だけのサイトもあります。パソコンやインターネット環境が必要ですが、重いもの・かさばるものも玄関先まで届けていただけますし、食品から日用品まで毎週2000から4000品目がネットでいつでも注文OK。商品情報やレシピも充実していてかしこく便利にお買い物できます。ネットでのお買い物は確かに便利そうだけれど、ちょっと不安、という方もいらっしゃると思います。生協を利用するには会員登録が必要ですし出資金も必要です。
ご興味がある方はお近くの生協にお問い合わせください。当センターでは、ネットでのお買い物をするためパソコン訓練をしてほしいという方のご相談も承ります。どうぞ お気軽にご相談ください。
1823年ウィーンの街で自殺を図った老人は、かつてウィーンで最も尊敬された宮廷音楽家、アントニオ・サリエリ。彼の告白を聞くために訪れた若い神父にサリエリは回想を語り始める。作曲家として優れた才能を持っていたサリエリが憧れるのは、幼い頃から天才の名をほしいままにしているモーツァルト。ある日、サリエリはサロンで奇声を発して若い娘を追いかける青年を見かけた。この青年こそヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトだった。余すことなく才能を発揮するモーツァルトと、彼によって人生を狂わされながらも彼の芸術を愛するサリエリの苦悩をスケールの大きな映像で描く。アカデミー賞作品賞他8部門受賞の名作。
冷たい雪の中、川崎アイeyeセンターまつりにお運びいただいた皆様、ありがとうございました。外は寒いけれどセンターの中は皆さんの熱気でいっぱいでした。センター職員一同、皆さんからいただいたセンターへの思いを受け止めて、これからもがんばってまいります！
メールマガジン『アイeye』編集長 鳥居秀和
発行：川崎市視覚障害者情報文化センター（川崎アイeyeセンター）
住所：郵便番号 210‐0026 川崎市川崎区堤根34番地15
電話：044-222-1611
ファクス ：044-222-8105
メールアドレス：kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
公式ウェブサイト：http://www.kawasaki-icc.jp/
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