2018年12月10日(月曜日)発行
発行責任者 杉山雅章
目次ここまで
12月29日(土曜日)から1月3日(木曜日)は休館となります。
年内の図書の貸し出しの希望については、12月26日(水)までにリクエスト下さいますようお願いいたします。当センターの所蔵で在庫のある図書、サピエ図書館にコンテンツがある図書は年内に発送を行います。 なお、他館所蔵のものは取り寄せとなりますので、発送が年明け以降になる場合があります。年末は郵便局も混雑が予想されますので、お早めにリクエスト下さいますようお願いいたします。
日本テレビ小鳩文化事業団製作の写真付き点字カレンダーを、今年も無料配布予定です。このカレンダーは、長年にわたりご好評をいただき、今回で44回目となります。配布時期は12月中旬以降です。ご希望の方はセンターまでお申し込みください。
我が家にネズミが出てしまいました。このネズミ、以前台所で発見しましたが、その後逃走。足取りのつかめぬまま1週間ほど過ぎた、朝午前4時半、妻が、寝室でごそごそする音に気づいたのです。そして、ここから我が家のネズミと格闘する一日がはじまりました。
妻はネズミ捕獲の経験をもつ、ベテランです。その指示に従い作戦を行いました。まず、明かりをつけ、ネズミの動きを待ちます。妻が言うには、まず、相手の位置を確認する事が最も大切なのだそうです。適当に物を叩いたりして脅かしてしまうと逃げられてしまい、どこにいるかが分からなくなってしまうからです。
ネズミとの我慢比べが始まります。しばらくじっと、耳を澄ませていると、ガサっ、という小さな物音が、机の後ろからします。よーく見ると、しっぽが見えます。妻が言うには、ネズミは体を隠すがしっぽが出ているケースが多いとのこと。しっぽを見つけるのがコツのようです。
そこから、周辺の物を静かに、少しずつ動かしていきます。机の上、側面の隙間にタオルや段ボールをつめ、逃げる方向を制約していきます。一方向に逃げるようにし、そこに捕獲用の段ボールを用意し、私は魚をとる網を手にもち備えます。そして、夫婦で合図し、妻が机の後ろを突きます。ガサッ、素早く動き始めます。こちらの意図通りの方向に走り出します。そして段ボールに落ちると思いきや、それを瞬時にかわし、ヘリを走り抜け、ジャンプ。私は、網を出す間もなく、脇を走りぬけるのを見ているだけでした。速い!
そして、後方のベッドの下に逃げ込みます。そこから、また、我慢比べ。じっと聞き耳を立てます。少しずつ物を動かし、ベッドの横にある物入と床との間にいるのを妻が発見。そこで、周囲を覆うために段ボールを切ります。(ここで私はあわててしまい、カッターで手をきる負傷を負います。)そして、二人で、せーので、物入を囲むことに成功。そのあと、底に段ボールを少しずつ挿入。しっぽがはみ出てきますが、何とか挿入に成功。「確保しました!」
ただ、ここからどのようにこのネズミだけをつかまえるか……。
そこまで頭は回らず行動していました。大きなビニール袋を用意しましたが、覆うことはできません。それでも、妻が何とかビニールをダンボールの下をくぐらせようとしたその瞬間、ネズミはわずかな隙間からパッ飛び出て、走りぬけてしまいました。
「あーーー。」 (後編に続きます。お楽しみに!)
暗くなるのが早い季節です。足元を照らしたり、周囲の人に合図を送るライトはいかがでしょうか?明るさが自慢のLEDライトのご紹介です。価格は税込です。
多機能モデルのLEDライトで、3タイプのモードの設定ができます。レンズが付いているヘッド部を前後にスライドして照射角度を調節、スイッチを1回クリックするごとにプロフェッショナル、イージー、タクティカルディフェンスの3タイプを切り替えます。各モードでは最初にスイッチをクリックすると100%の明るさで点灯し、その後はスイッチをタッチする度に明るさや点滅を切り替えられます。
使用時間:最大約35時間 使用電池:単4形アルカリ電池×4本 9160円
手のひらに収まるぐらいの小型かつ軽量のライトです。足元など身近な場所が暗くて見えづらいときの確認などに適しています。ライトの先端をまわして、光を絞ることができます。本体は伸びませんので、よけいな隙間ができず十分な気密性を確保できます。照射距離は最大72メートル、丈夫なつくりで2メートル落下耐久テストをクリア、傷がつきにくいボディです。
使用時間:約4.5時間 使用電池:単3アルカリ乾電池×1本 6480円
シネマ・デイジーはプレクストークで聞くことのできる映画です。往年の名作で心身ともに若返ってみませんか?センター名物・T編集長の渾身のおすすめ、シニアユーザー向けの昭和の名作10本をご紹介します。
このシネマ・デイジーはそれぞれデイジー図書として絶賛貸し出し中です。なお、お手持ちのSDカード・CFカードをお持ちくださればダウンロードしてお渡しすることもできます。ひばりさん、健さん、裕ちゃん、ミフネ、九ちゃん、そして原節子さん……。なつかしい名優の声や思い出の名場面が甦ります。ゆったり名画座気分でお楽しみください。
日本点字図書館の「ふれる博物館」好評開催中の「宇宙をさわる」展を来年1月10日(木曜日)から12日(土曜日)の3日間限定で当センターにて開催します。
この企画展は、国立天文台の協力を得て行われるもので、“宇宙に行く”、“宇宙を調べる”、“太陽系の広がり”の3つのコーナーにわかれています。
サターンロケット、はやぶさ、スペースシャトルなどのロケットや、ハワイにある「すばる望遠鏡」、また、天の川銀河のモデル、各惑星まで距離や大きさなどを、説明員による解説を聞きながら、触ったり、体感していただけます。
また最終日の12日(土曜日)には、国立天文台の特任専門員で、すばる望遠鏡のあるハワイ観測所で、研究を行っていた臼田-佐藤 功美子(くみこ)氏の講演会も行います。宇宙の神秘と人類の挑戦に思いをめぐらす、有意義な一日をお過ごしください。
長らく山田洋次作品で脚本を担当した朝間義隆の監督デビュー作。川崎で働く労働者たちの合唱団をモデルにした山田洋次の原案を、朝間と梶浦政男が共同で脚本化、武田鉄矢が初主演をつとめた青春映画。
川崎の鉄工所で働く工員、徳治郎は駅前で京子から「一緒に第九を歌いましょう」と誘われ、女の子目当てで合唱団に入団する。徳治郎は京子が団長の勝彦に好意を寄せていることを知り、練習に参加しなくなってしまうが、京子の説得で仕方なく戻る。さまざまな事情で練習に出られない者、去っていく者、厳しい練習や青春の悩みを乗り越えて十二月、市民ホールで「第九」を披露する日がやってきた。
「宇宙をさわる」の企画点に備え、センターの職員も交代で研修中。にわか解説員ではありますが、スタッフ一同、準備万端でお待ちしています!
メールマガジン『アイeye』編集長 鳥居秀和
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