川崎アイeyeセンター
メールマガジン『アイeye』

第79号

2018年11月10日(土曜日)発行

発行責任者 杉山雅章



目次

目次ここまで


1 ニュース&トピックス

(1) 12月1日(土曜日) 読書会のお知らせ

 読書会は、テーマとなる作品を各自で読み、作品の感想などを話し合うイベントです。個人で読んだときには気づかなかった視点から作品を見ることができ、色々な感想に触れることができます。どなたでも楽しんでいただける催しですので皆様お気軽にご参加ください。
 今回は、テーマとなる作品を2つあげさせていただきます。一つは日本の小説、もうひとつは外国の小説です。今回はテーマ作品を選べますので、ご興味があるほうを読んでいただき、感想を語り合いたいと思います。

テーマ作品1 『羊と鋼の森』
        宮下 奈都 著

内容
ピアノの調律に魅せられた一人の青年が、調律師として、人として成長する姿を、温かく静謐な筆致で綴る。2016年本屋大賞受賞作。
点字4巻、デイジー1巻(6時間17分)

テーマ作品2 『モンスーンの贈りもの−この地球を生きる子どもたち−』
        ミタリ・パーキンス 作/永瀬 比奈 訳

内容
インド生まれの母とアメリカ人の父をもつ15歳の少女ジャズは、母が育った孤児院のあるインドでひと夏を過ごすことになる。過去の失敗や容姿のコンプレックスにとらわれていたジャズは、インドで次第に心を開いてゆく。養子縁組、貧富の差、奉仕活動など、日本の一般的な暮らしでは知ることのできないインドの物語。
点字4巻、デイジー1巻(7時間38分)

日時
2018年12月1日(土曜日)13時30分から15時30分(予定)
会場
川崎市視覚障害者情報文化センター 3階 多目的室
お問い合わせ
川崎市視覚障害者情報文化センター 担当 岩渕・庄司まで

 感想を語り合いますので、どちらか一方の作品をお読みになってご参加ください。
 また、お時間が無くて読めなかったという方や、今後の読書の参考に気軽な茶話会として参加したいという方も歓迎いたします。ふるってお集まりください。川崎市外の方でも参加可能です。皆様のご参加をお待ちしています。


(2) お知らせと訂正

 前回のメルマガ78号にて「麻生区、宮前区の福祉まつりに出展します」とお知らせしましたが、記事中、それぞれの会場を「麻生区役所」「宮前区役所」としたのは、「麻生市民館」「宮前市民館」の間違いでした。
 お詫びして訂正いたします。


2 スタッフルームから

 こんにちは!「スタッフルームから」に登場するのは久しぶりの鳥居です。いつも映画の話を書いてばかりなので、「映画以外で」と言われてしまいました。そこで図書館職員らしく、「最近読んだ本」の話題を。

 最近、おもしろい本を2冊読みました。1冊目は「複眼の映像 私と黒澤明」。著者は今年7月に100歳で亡くなった脚本家の橋本忍さん。私が中学時代に日本映画を好きになったきっかけでもある「日本沈没」「砂の器」という大ヒット作を生み出した方です。その橋本さんがデビュー作「羅生門」でいきなり日本映画界のトップに躍り出てから「生きる」「七人の侍」など、次々と生み出していった黒澤明監督とのシナリオ作りの日々を語る、貴重な日本映画史であるとともに人間・黒澤明をもっとも身近に見た人物による評伝でもあります。

 黒澤監督自身、すぐれた脚本家ですが、デビューの一時期を除いて、何人かの脚本家と競作でシナリオを作ることを徹底していました。そのメインライターとして、橋本氏は不朽の名作「生きる」「七人の侍」を生み出しますが、その後これだけの傑作を越えることは不可能に近く、まさに生みの苦しみを味わいます。ものを生み出す喜び、そして競作だからできた奇跡の作品と、それゆえの苦悩。まさに名脚本化がつづる一編の大河ドラマのような伝記でした。

 つづいて春日太一著「あかんやつら 東映京都撮影所血風録」。著者の春日さんは1977年生まれの41歳。娯楽映画、特に時代劇に精通し、独自の取材で日本映画黄金期の活気を残し、蘇えらせようと活躍中の若手研究者です。この本が発売されたときの日本映画ファンの熱気はものすごかった。「映画村」といわれる時代劇の本場、東映京都の歴史を膨大な関係者の証言で1920年代から2000年代まで綴ります。あまたの破天荒な映画人たちの生の証言を、群雄割拠する歴史劇になぞらえ、戦後の混乱の中、廃墟同然のスタジオからスタートした映画会社が、時代劇、仁侠映画、実録やくざ映画、文芸ものと時代に合わせたブームを生み出し衰えていく波乱万丈の物語。普通は書けないやくざとのやりとりや違法なできごとも交えながら、必死に「おもしろい映画を作ろう」と命を懸けた人々の熱さを、余すことなく伝えたルポルタージュです。

 この2冊、どちらもデイジー図書でお聞きいただけます。映画好きの方、ぜひお読みください!

 以上、今回は「お勧めの本」のご紹介でした!


3 カワサキ・用具の窓

 そろそろお鍋がうれしい季節ですね。用具コーナーの定番商品の中から、鍋料理に便利な商品をまとめてご紹介します。価格はすべて税込です。

(1) 水切りおたま

 ヘッド(すくう部分)の柄に近い部分の周囲に穴が開いた形状のおたまで、おたま、穴あきおたま、味噌溶きの3役がこなせる優れものです。お鍋などで具材だけをすくいたい時には、おたまを柄の方に傾けると周囲の穴から汁を切ることができます。
 1620円。

(2) ザルバッとん

 正方形の容器でザルとバットが2つずつ合計4つのセットになっているキッチン用品です。バットは深さ6cmほどありますので、ボウルとして料理の下ごしらえの際に使うこともできます。どの順序で重ねても同じサイズに収まり、コンパクトサイズなので収納スペースに困りません。
 1295円。

(3) プッシュ式万能調味料入れ

 調味料入れを傾けて、頭のシリコンゴムのフタを強く押すと小さじ半分(約2.5cc)くらいの調味料を出すことができます。容器がガラスでできていますので、酢や油も入れることができます。
 Mサイズ 915円 / Sサイズ 810円。

(4) 奥秋曜子の電子レンジ鍋

 小型で底の深いすきやき鍋のような形です。本体と一体化した3cmほどの持ち手が左右についており、色は本体が濃い茶色、フタが白ですので、食材を入れた時にコントラストがはっきりして見やすいです。鍋底にあるマイクロ波を吸収して発熱する発熱体と、フタ、本体上部の外側にある反射膜により、鍋の中の加熱ムラをなくし、短時間で美味しく仕上げます。
 6265円。


4 生活お役立ちメモ

 おいしい秋の味覚がスーパーに勢ぞろいし目移りする最近です。
 前回にひきつづき、ずぼらレシピをご紹介します。今回は「とろろ昆布のお吸い物」。お椀にとろろ昆布とかつお節を適量、しょうゆで味付けします。そのあとお湯を注ぎ、できあがりです。小口ねぎをトッピングすると風味や彩りもよくなりますよ。最近は、カット野菜が普及してきました。特に、小口ねぎはとても便利なのでおすすめです。


5 イベント情報

(1) 11月24日(土曜日)13時30分から
    音声解説つきDVD映画体験会「街の灯」

 1930年台のアメリカ。世の中は極端に不景気な時代、失業中で住む家もない放浪紳士チャーリーは、街角で花を売っている、盲目の貧しい娘に出会う。チャーリーを大金持ちと勘違いした娘のために、彼は何かと面倒を見る。ある日、手術で彼女の目を治せると知ったチャーリーは金を稼ごうと一大決心をするが……。
 ドタバタ喜劇の王様、チャップリンが愛する娘のために奮闘するコメディ映画の最高傑作。たっぷり笑わせじっくり泣かせる、チャップリン喜劇の代表作です。無声映画の名作を活弁風音声ガイドでお楽しみください。

1時間26分 アメリカ
監督・脚本
チャールズ・チャップリン
音楽
アルフレッド・ニューマン
出演
チャールズ・チャップリン、ヴァージニア・チェリル ほか

6 編集後記

 「生活お役立ちメモの手抜き料理、いいですね」とご感想をいただきました。まさにお役に立っているようでうれしいです。味覚の秋、食材の持ち味を生かした「手抜き料理」で秋の夜長をゆったりすごしましょう。

メールマガジン『アイeye』編集長 鳥居秀和


発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
住所:〒210‐0026  川崎市川崎区堤根34番地15
電話: 044‐222‐1611
FAX : 044‐222‐8105
電子メール: kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
公式ウェブぺージ: http://www.kawasaki-icc.jp/


メールマガジンは ここまでで終わりです。



メールマガジンのバックナンバー 一覧に戻る

トップページに戻る