2018年9月25日(火曜日)発行
発行責任者 杉山雅章
目次ここまで
サイトワールドは、最先端の技術・機器、日常生活用品、および、ユニバーサルデザイン製品等の展示会、講演会、学会発表、フォーラム、体験会等が催されるイベントです。3日間で延べ3000人以上の来場がある、世界でも例を見ない視覚障害者のための総合イベントです。今年も日本点字制定記念日の11月1日(木曜日)から、2日(金曜日)、3日(土曜日・祝日)にわたって開催されます。
新宿、高田馬場の社会福祉法人桜雲会と馬場村塾の主催によるイベント、BABAフェス2018が今年も開催されます。視覚障害者が企画するイベントとして今年はさらにパワーアップ。
「インクルーシブな街 TAKADANOBABAで逢いましょう!」をスローガンに「はたらく」「くらす」「あそぶ」「あるく」「ICTを使ってみる」などの各コーナーで、体験や紹介、相談ができるほか、チャレンジド・ヨガ、便利グッズの紹介もあります。
9月一杯で退職
利用者支援グループ 中村透
9月一杯で情報文化センターを退職することになりました。川崎でお世話になり4年余りになります。あっという間でした。しかも11月には還暦を迎えます。チャンチャンコです。在職中は皆さんに大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
若いころは60歳なんて、本当に成熟した大人で、しかも初老な感じ、と思っていましたが、いざ自分がその歳になると、こんなんでいいのか?と思うほど未熟者です。頭の中はまだ20歳そこそこの若造とかわりません。しかし、肉体は歳相応ないしはそれ以下です。
最近世間一般では定年が65歳まで伸びましたが、私の場合、50半ばで傷めた、股関節の痛みが引きません。歩けないほどの痛みではないのですが、長時間歩くと痛みが徐々に出てきます。「坐骨神経痛」(実際には医者にも行っていないので診断名は不明ですが)というのでしょうか。「もう歩行訓練を担当するのは無理だな」と自覚し始めてから1年ほどたちます。ですので、自主的に今月を「定年」としました。
今後は九十九里浜で「保護犬」の保護センター(仮称)で仕事をします。「保護犬」とは、保健所などに保護された犬のことですが、それらの犬達を引き取り、訓練し、一般家庭に引き取ってもらう、という活動をします。
単身赴任です。通勤がなくなり、長距離を歩かずにすみます。時間に追われることもないので、マイペースで仕事ができるだろうと思います。勤務先のセンターは、浜辺まで100メートルほどの自然環境に恵まれた場所にあります。小さな畑もあります。500メートル程歩いた小さな川の河口では海釣りを楽しめそうです。近隣の漁協で売っているハマグリは絶品です。
最後になりましたが、皆さん今後も元気で楽しくお過ごし下さい。それが私の願いです。私は、ゆっくり身体を使いながら、これからも仕事も趣味も充実させたいと思っています。
カラフルな色が揃いました、ユニバーサル財布のご紹介です。
ファスナーをあけると中は6つの部屋に分かれており、扇型にしっかり開きます。仕切りにはそれぞれ1から4の凸点がついていますので、さわって何番目の部屋か分かるようになっています。
材質は牛革、大きさは縦105ミリ、横90ミリ、厚さ20ミリ。お札なら半分に折って収納することも可能で、革が柔らかいので出し入れがしやすくなっています。カラーは7色(ブラック、ブラウン、ピンク、パステルブルー、クリームイエロー、ネイビー、オリーブ)からお選びいただけます。中のお部屋の色もおしゃれです。たとえばパステルブルーの内側はライトなピンク、外側がピンクの内側はクリームとなっています。また、ファスナーの金具には小さなカラビナがついており、ネイビーとオリーブは、ファスナーもゴールドで高級感を出しています。色選びは楽しいですね。ぜひセンターにいらしてお手にとってお選びください。
お値段はネイビーとオリーブが6200円、それ以外は5800円(各税込)です。
ラゾーナ川崎では、川崎駅からつながっている「ルーファ広場」の全面人工芝敷設に続き、1階の食品売り場「グラン・フード」が全面改修中です。「グラン・フード」は川崎駅中央通路からエスカレーターで1階に降りた右側のエリア、生鮮食品やお惣菜、和洋菓子の名店が集まる人気のコーナーです。リニューアルはすでに8月27日から始まっており、現在「グラン・フード」は一時休業しています。今回のリニューアルでは、通路幅の均一化や回遊性の強化等、上質で利便性の高い空間を創出するハード面の改修がなされ、フードコートやスーパーマーケットなども新規・改装するそうです。
リニューアルオープンは11月29日(木)の予定。全85店舗のうち新しい店舗が30店舗もあり、神奈川県初出店となる豆スイーツのfeve(フェーヴ)、「特別なキットカット」が登場するキットカットショコラトリーや、人気の新宿高野、鎌倉紅谷も初登場するそうです。
食欲の秋、食品売り場がリニューアルしたら、また探検に出たいと思います。報告をお楽しみに!
当センターの場所が川崎駅から少し遠いことなどから、高齢のかたにとってなかなか足を運ぶことができないという声をお聞きします。そこで、11月11日(日曜日)に麻生区役所で、11月25日(日曜日)に宮前区役所でそれぞれ開催される福祉まつりに、川崎市視覚障害者福祉協会のブースを一部お借りして、当センターの事業の紹介を行なうことになりました。時間は10時から15時までを予定しております。点字図書や音声図書(デイジー図書)の紹介、音声パソコンによるサピエ図書館の操作体験、歩行訓練士による白杖歩行の体験、便利グッズの紹介を行ないます。どちらも予約などは不要です。ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったもので晴れた日も涼しい風が心地よくなってきました。とはいうものの、このところの天気は油断なりませんね。衣替えのタイミングが難しいです。
メールマガジン『アイeye』編集長 鳥居秀和
発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
住所:郵便番号 210‐0026 川崎市川崎区堤根34番地15
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ファクス :044-222-8105
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