2018年8月10日(金曜日)発行
発行責任者 杉山雅章
目次ここまで
歩行訓練士の遠藤佳世子さんが、ほぼ一年間の充電期間を終え、7月から再びセンターに復帰いたしました。すでに精力的に訓練を始めています。これでセンターの訓練士は3名。歩行訓練士は、生活上の様々な不便さへのアドバイスも行います。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
9月17日(月曜日)ルーマニア出身のピアニスト、ミハイ・リティヴォユさんのリサイタルが横浜ラポールにて行われます。主催の日本音楽文化交流協会のご厚意により、この演奏会の招待券を50枚いただきました。
ミハイ・リティヴォユさんは国立ブカレスト音楽大学を首席で卒業し、2010年にブカレストの「ディヌ・リパッティ全国コンクール」で優勝し、その後も多くのコンクールで上位入賞を果たしている若手のピアニストです。
ご希望の方は川崎アイeyeセンターまでお申し出ください。先着順にお送りいたします。なお、お申し込みの際は、お名前、住所、電話番号、希望枚数をメール、またはお電話でご連絡ください。お一人何枚でも結構ですが、必ずコンサートに行かれる人の枚数分をご希望願います。
貸し出し係りの岩渕です。
高校生の息子がいて、先月初旬にスーパーでの職場実習があり、2週間正式には10日分、お弁当を持っていくことになりました。
小中高とすべてお昼は給食があり、普段自分のお昼もあまりお弁当を作っておらず、さあどうしようかと悩んでいたら、実習先のお店で売っている、お弁当やパンなど購入してもよいとの朗報!何日かは買ってもらおうと提案するも、案の定きっぱりと拒否されました。
この時期のお弁当は、暑さでいたんでしまわないか、レパートリーのない私は、色々考えるだけで頭がいっぱい……。
ひとまず、お弁当特集の掲載された雑誌などを息子に渡し、「この中から食べたいものをチェックして」と気に入ったものに付箋をつけてもらうことにしました。
前日からある程度野菜は切っておくなどして、準備はしておいたものの、朝から気温が高くてボーっとしてしまい、5時半に起きたにもかかわらず、私の出勤時間ギリギリになってしまい、翌日からはおかずは3品と決め、なるべく火を使わず電子レンジをフル活用することにしました。
そうめんをゆでて水でしめたあとごま油をまぶし、一口ずつくるくるまとめて、タッパーにいれてその上にいり卵、レンジで蒸したインゲン、蒸したささみをのせたそうめん弁当。小さい容器につゆを入れて凍らせたものを持たせ、食べる直前にかけてもらいます。つゆが保冷剤代わりになるし、簡単でいいなと思ったのですが、「やっぱりごはんがいい」と言われ1回で終了。
ひき肉に塩、パン粉と卵を入れて作ったミートボールは、焼かずに茹でて、小分けにして冷凍。朝レンジで解凍してケチャップとあえたり甘酢風味にしたりと活躍してくれました。
あ、例のお弁当の本から息子が選んだお弁当は、牛丼とか、親子丼とかとろとろ卵や半熟たまごがのっているものだったので、いたむのが心配で却下してしまいました。(ごめんね~)
たった2週間でしたが、給食って本当に有難いとひしひしと感じ、毎日お弁当を作っている人は、えらいなあとつくづく思った2週間でした。
去る8月3日、おとなりのこども文化センターに通っている小学生の皆さん30人を対象に「夏休みこどもクエスト」という体験イベントを開催しました。川崎アイeyeセンターに登場したキャラクター「テンジマン」に導かれ、点字の世界の修行を積む、というアドベンチャーイベント。こどもたちは5人一組のグループに分かれ、それぞれセンター内の3つの場所を順にめぐって「点字の技」「貸し出しの技」「白杖の技」をすべて体験します。一つ体験をクリアするごとにヒミツのアイテムをもらい最後のミッションに挑戦します。低学年の子が多かったのですが、同じ班のメンバーで協力し上級生がめんどうを見たりして、少し難しいミッションも無事クリア。
「はじめて点字が読めた」「点字ブロックが大切なことがわかった」、とみんな笑顔で終了しました。最後にはオリジナルのメダルや缶バッジをもらい、みんなでテンジマンになれる顔出しパネルで記念写真。
センターに元気なこどもたちの声が響きわたった一日。参加してくれた子たちには夏休みの楽しい思い出になってくれたようです。
みなさんは「艦めし」をご存知ですか?海上自衛隊の艦隊や部隊で実際作られているレシピ、カレー和洋中アジアン、そしてスイーツの50のレシピをまとめた本「海上自衛隊最強レシピ集艦めし」を、現在センターで製作中です。点訳・音訳ともに冬に完成予定です。
今回、そのなかから、横須賀を母港とする「潜水艦やえしお」の「簡単りんごのパウンドケーキ」を作ってみました。材料を用意してあとは混ぜるだけ!やえしおの乗員定員は70名、なるほど、簡単においしく作るレシピなのですね!お味は、ふっくらしっとり、やさしく懐かしい味。そしていい香り。混ぜ込まれている角切りりんごがアクセントになり、とっても美味しかったです。狭い艦内では楽しみが少ないので食事がまずければ暴動が起きるとのうわさがあり(?)、隊員たちの胃袋をがっちりつかむさすがのレシピです。冬のリンゴの季節にまた作ろうと思っています。
ぜひみなさんも本を読んで試してくださいね。
ノーベル賞作家川端康成の同名小説、6度目の映画化。アイドル歌手で女優としても活躍する山口百恵の初主演作。
大正末期、伊豆を旅する一高生の川島は、天城の街道で旅芸人一座と会う。彼らは温泉宿の客を相手に芸事をしながら生計を立てていた。川島は座長の妹で踊り子の薫の無邪気さに癒され、薫もまた川島に惹かれていくのだが、若い二人の行く先には切ない別れが迫っていた……。
青春映画の名匠、西河克己が丁寧な時代考証で川端文学の原点を映像化。山口百恵とのコンビで数々のヒット作をうむ三浦友和との初共演も話題に。
危険な暑さの毎日がかれこれ一月続いています。くれぐれも体調を崩さぬようお気をつけください。なお、川崎アイeyeセンターは明日から15日(水)までお休みをいただきます。お電話も通じませんのでご注意ください。
メールマガジン『アイeye』編集長 鳥居秀和
発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
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