2018年7月25日(水曜日)発行
発行責任者 杉山雅章
目次ここまで
前号でもお知らせしましたが8月11日(土曜日)から15日(水曜日)の期間、当センターは休館いたします。
11日(土曜日)は祝日(山の日)、12日(日曜日)はセンター内清掃、13日(月曜日)は月曜休館、14日(火曜日)と15日(水曜日)は図書整理のため休館とさせていただきます。16日(木曜日)からは平常通り開館いたします。利用者の皆さまにはご迷惑をお掛けしますが、何卒よろしくお願いします。
日差しが強く、気温の高い日が続きますね。朝、川崎駅からセンターまで歩くだけでも汗だくになってしまいます。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
ひと月ほど前のことになりますが、センターが休館の月曜日、折々に季節の花を楽しんでいる方からお誘いを受け、あじさい鑑賞に出かけることになりました。ちょうど一年前にも同じようなお誘いを頂いて東京都文京区の白山神社と白山公園にあじさいを見に出かけており、2年続けての花めぐりです。今年はどちらに行ってみましょうかと、かなりゆるめに相談するなかで横須賀市にある県立観音崎公園や北鎌倉の名月院、東京都北区の飛鳥山公園など候補地はいくつかありましたが、前日になってから、今回の目的地を横浜・八景島シーパラダイスにいたしました。理由としては、八景島には県内最多ともいわれる2万株のあじさいが咲いていること、しかもそれが無料で楽しめることがわかり、特に2番目の理由に引かれて出かけることになりました。
八景島ではあじさい祭が開催中で、あちらこちらに幟が立っています。また、ここでしか見ることができない「八景ブルー」「八景ピンク」「シーパラブルー」と名のついたオリジナル品種も丁度見頃になっていました。島内をゆっくり、のんびり歩きながらあじさいを眺めてまわります。日が暮れると竹灯篭でライトアップされるそうで、それもまた昼間の日の光に照らされた花々とは異なる雰囲気があって、見ごたえがありそうです。
出かけた日が平日で弱い雨の降る日だったからでしょうか、島内を歩く人もそれほど多くはなく、ジェットコースターやクルージング、メリーゴーラウンドなどのアトラクションも並ばずに楽しめるようでした。コース全体の3分の1ぐらいが海の上に大きくせり出しているジェットコースターからは時折歓声が聞こえてきましたが、これらは次回のお楽しみに取っておき、ゆっくりランチとデザートを頂きました。
昨年はあじさいの次に真夏のひまわりを見に出かけましたが、炎天下の広大なひまわり畑を歩き回ったためか、美しさよりも暑さの印象が強く残っており、今年は涼しい時期に咲く花を見に行きたいと思っております。
用具ルームでは新しい白杖の取り扱いを始めました。ぜひ手にとってお確かめください。
軽量で扱いやすい折りたたみ式の白杖です。材質は100パーセントカーボン製で、軽くて丈夫です。つなぎ部分が精密に仕上げられており、がたつきが感じられません。長さは90cmから5cmごとですので背の低い方にもお勧めです。
杖先はスタンダードの他、ローラーチップ、パームチップ、ティアドロップもお選びいただけます。
スタンダード 5850円
ローラーチップ 7855円
パームチップ 8650円
ティアドロップ 7120円
伸縮させて長さを変えることができる直杖式の白杖です。身長に合わせて3つのサイズからお選びいただけます。
杖の長さはSは83cmから108cm、Mは98cmから123cm、Lは108cmから133cmの範囲で伸縮可能です。身長の目安としては120cmから150cmの方はS、140cmから165cmの方はM、150cmから175cmの方はLがお勧めです。
またグリップは握りやすい形状のオリジナルデザインです。ぜひ一度センターで手にとってご覧ください。
スタンダード 6500円
パームチップ 8800円
会津・北海道ラーメン紀行(2) 歩行訓練士 中村透
前回の続きです。さて、還暦イベントの後半戦は北海道です。6月13日に一度横浜に戻り、14日の朝には北海道旭川に飛びました。15日から行われる日本ロービジョン学会のシンポジウムのパネリストとして依頼を受けたので、少し話をしました。で、どうせ北海道へ行くなら、ということで、何日か有休をとり、ブラブラすることにしたのです。
旭川と言えば旭川ラーメンです。以前、横浜のラーメン博物館で「蜂屋」という旭川ラーメンを食べましたが、この時は「ん?」という感じで、よくわかりませんでした。リベンジを決め込み旭川に乗り込んだ時に北海道在住の従姉妹から、「ひまわりのモルメンを是非」と勧められたので、14日に偶然合流した友人と、電車で2駅の「ひまわり」に行きました。普通の醤油ラーメンを食べようと思ったのですが、友人が「ここで一番の人気は何ですか?」と聞き「やはり、モルメンですね」と店の人が答えるので、折角なのでモルメンを食べました。モルメンとは、野菜とホルモンを炒めたものが少し辛味のあるラーメンにのっている、というものです。類としては中本の味付けに近いものがありました。メニューの中に「激辛」とついているものもありましたので、おそらく更に近くなると思います。ホルモンはうまかった。ラーメンは、うーん、中の中かな。
シンポジウムが終わった後、会場近くにフードコートのようなものがあり、そこに「味噌ラーメン・よし乃」という店が入っていました。これで二日連続昼はラーメンです。当然味噌ラーメンを注文しました。でもね、普通。中の中。特にすごいとは感じませんでした。もう少し濃厚な感じがほしい。
旭川からのブラブラ旅は、苫小牧の近くです。叔父が住んでおり、2,3日釣りでもしながらと考えました。旭川を出発し、まず滝川、次に岩見沢から苫小牧行きに乗り換える、という具合です。ディーゼルで、しかも1両編成や2両編成です。さすがローカル。景色がなかなか良く、遠くに雪を被った山々が見え、田園の中を進む、といった感じです。確か旭川~滝川へ向かう途中駅の「深川」という駅からは留萌線が出ており、本間一夫の生誕地の増毛方面へ行けるよなぁ、などと思いつつ列車に揺られていました。途中岩見沢で2時間ほどレンタサイクルを借り、ブラブラしましたが、きれいな川も見えず、やむなくラーメンの看板があったので、ビールと餃子と味噌ラーメンをいただきました。ごく普通な感じ。中の中。
おじの家でウダウダ飲み続け、18日に空港まで送ってもらい、最後の北海道でのラーメンを千歳空港ラーメン道場内の「けやき」という店の味噌ラーメンにしました。これも中の中。ちなみにえびラーメンの「一幻」は、長蛇の列でした。ラゾーナにもあるしな、などと思いつつ、若干の後悔を感じた次第です。結局「これは!」というラーメンにめぐり合うことはできませんでした。
あ、ちなみに娘の要望で土産に購入した「利尻・塩水馬糞ウニ」は最高の味でした。上の上!
まあ、今回食べたラーメンの合計金額より、高いけどね。
川崎アイeyeセンターでは、視覚支援関連機器のご紹介と相談をしていただくミニ展示会を開催します。各種拡大読書器、点字ディスプレイほか、最新式の暗所支援眼鏡HOYA MW10やアイホン用テンキーボードRivo2など話題の機器を手にとってご覧いただき、担当者から直接説明をお聞きいただけます。
詳細は後日お知らせします。
連日の記録的な猛暑に体力も落ちがちです。テレビでもしきりに言っているように、不要な外出は避けて、日中は涼しい室内でゆっくり読書などでお過ごしください。快適な読書のお手伝いは川崎アイeyeセンターが承ります!
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