川崎アイeyeセンター
メールマガジン『アイeye』

第69号

2018年6月10日(日曜日)発行

発行責任者 杉山雅章



目次

目次ここまで


1 ニュース&トピックス

(1) 多摩ふれあいまつりに川崎アイeyeセンターコーナーが出ます

 67号でご案内しましたが、6月17日に多摩市民館で開かれる「多摩ふれあいまつり」に川崎アイeyeセンターが参加します。主な内容は

 などです。なかなかセンターへお越しになれない方々や、見えにくいために不自由を感じていらっしゃる方とそのご家族の方にもぜひお越しいただけたらと思います。

日時
6月17日(日曜日) 10時から15時
場所
多摩市民館 5階

 なお、川崎アイeyeセンターは11月の麻生区、宮前区の福祉まつりにも参加する予定です。地域の皆様よろしくお願いします。


2 スタッフルームから

 巷の話題「スマートスピーカー」   今野浩美

 センターの無類の音楽好き、今野です。

 スマートスピーカーとかAIスピーカーなどと言う物が私達の周りでも使われ始めているようです。

 大福のような薄型から茶筒のような円筒方の物まで、とってもおもしろい形をした四方八方から音が出るこのスピーカー、マイクも内蔵していて無線でインターネットにも繋がる、そしてもっとも特徴的なのは、人みたいに聞きやすい声で話をする。

 このスピーカーには、AI(人工知能)が入っていて、私達の声をマイクから聞いて意味を理解しようとしています。インターネットではおなじみの会社数社がこの機器を作って、日本でも手に入れることができるようになりました。ちゃんと日本語にも対応(反応)することができる機器なのです。スピーカーに注意を促すキーワードから話し始めれば、その先の指示をきちんと聴き取って実行しようとがんばります。

 「オーケー、グーグル。今何時?」
 「アレクサ、今日の天気を教えて?」

などと、メーカーごとに話し出しの言葉は違いますが、できることを幾つか紹介しましょう。

 ・ラジオを聴かせてくれる。
 ・天気予報を教えてくれる。
 ・タイマーをセットしアラームを鳴らしてくれる。
 ・ジャンルや演奏者を指定したりして音楽を聴かせてくれる。
 ・言葉の意味を調べてくれる。
 ・計算をして結果を話してくれる。
 ・目覚ましで朝起こしてくれる。
 ・エアコンのリモコンを操作したり、リモコン式の部屋の明かりのスイッチを操作してくれる。
 ・簡単な買い物を手続きしてくれる。
 ・指定した材料で作れる料理を教えてくれる。
 ・電話で相手を呼び出してくれる。
 ・ゲームのお相手を勤めたり、司会進行をやってくれる。
 ・早口言葉に真剣に挑戦してくれる。
 ・歌を上手に歌おうとがんばってくれる。
 ・簡単な挨拶や会話をしてくれる。

 などなど、これからできることがどんどん増えていくそうです。

 これらの機器を使うには、インターネットの準備ができていること、スマートホンが使える状態であること、有料のサービスも一部含まれていること、など準備やメンテナンスに必要な条件がありますが、家族や友人、仲間と一緒なら、複数のしゃべる用具を一度に手に入れたような感覚になれるおもしろい便利な機器だと思います。なにしろ、キーボードやマウスで指示するのではなく、言葉で指示ができること、言葉の認識も抜群に優れているということが魅力。

 センターにも現在2種類のメーカーの物を置いて研究中です。おもしろいで終わるか、便利の領域にまで思えるのか、それはみなさんの工夫次第かも知れませんね。


3 カワサキ・用具の窓

 活字印刷された文書の読み上げに使われているOCR。センターでは「よむべえ」のシリーズをご案内してきましたが、持ち運びに便利な携帯型OCR機が登場しました。カメラ機能を使って活字を読み取る機能のほか、いろいろ便利に使える多機能型マルチプレイヤーです。

(1) 携帯型OCRマルチプレーヤー ブレイズET

 OCR機能を使って活字文書の読み上げができる携帯機です。

 大きさは、幅58.9×奥行116.7ミリ。高さ(厚み)も16.3ミリ、重さ138グラムとポケットに入るサイズです。携帯電話に使われるような内臓カメラで文書を撮影し自動的に活字文書を読み取り、音声で読み上げます。

 A4サイズの紙がぴったり収まるように撮影できる専用スタンドがついているので、手軽に読み取りができます。また読み取った文書はテキストデータと画像データで保存されますので、パソコンやメールで扱うことも可能です。

 さらに、DAISY図書の再生、DAISYオンラインを使ったサピエの検索とDAISYデータのダウンロード、音楽データの再生、Podcast、ラジオ(ワイドFM対応)、カラーリーダー などができます。録音機能もついているので、ラジオの録音やボイスレコーダーとしてもご利用いただけます。

 さらに無線LANに接続するとサピエやWebラジオをお楽しみいただける、まさに多彩な機能を備えた「マルチプレーヤー」です。センターに見本がありますので、ぜひ一度手にとってお試しください。

 118800円 (税込)


4 生活お役立ちメモ

 「暮らしの手引き」をご活用ください

 川崎市視覚障害者福祉協会は今年で創立70周年。歴史がありますね!同協会が製作した70周年記念誌の中に、視覚障害者が受けられる支援サービスや生活に役立つさまざまな情報をまとめた「暮らしの手引き」が収録されています。この「暮らしの手引き」は、身体障害者手帳の取得や日常生活の訓練など基礎的なサービスを受ける方法に始まり、公共交通機関の割引制度、点訳や外出などの支援ボランティア団体など、具体的な支援サービスの連絡先などが紹介されています。視覚障害者たちが読書や囲碁、登山やダンスなどの趣味を楽しんでいることや、音声ソフトを組み込んだパソコンを使って事務職に就いている人がいることも取り上げています。

 また、外出時の注意事項として、駅ではチャイム音が改札口、小鳥の鳴き声がホームの階段の位置を示していることや、点字ブロックが設置されていないホームがあることなどを紹介しています。生活面では、靴下を洗うときには左右がばらばらにならないようにクリップで留めることや、チューブ入りの歯みがきは指先に取って口に入れてから歯をみがくことなどの小技も列挙されています。

 人生半ばで視覚障害となった人には、暮らしのために新たな情報や生活技術が必要です。視障協が長年積み重ねてきた具体的な情報をぜひご活用ください。

 「暮らしの手引き」には、活字版・デイジー版・一般CD版の3種類があります。活字版はA4判63ページで弱視の人でも読みやすいように太字で印刷されています。既に視障協の会員であるという方には自動的に配布されます。会員でない方で、暮らしの手引きご希望の方は、川崎市視覚障害者情報文化センター(電話:044-222-1611)までお申し込みください。


5 イベント情報

(1) 6月23日(土曜日)13時30分から 音声解説付きDVD映画体験上映会
     「上を向いて歩こう」

 川崎出身のスーパースター、坂本九のヒット曲をモチーフに、日活青春スター総出演の青春群像劇。
 少年鑑別所を脱走した九と良二。ふとしたことから九は刑事の永井の世話になり、運送業で更生の道に入るが、良二は親しくしていたジャズ喫茶の用心棒、健に世話になる……。
 東京オリンピック前夜、高度経済成長期の東京を舞台に、二人の少年の友情と葛藤、彼らを取り巻く若者たちの悩みや夢を高らかに歌い上げる。ラストシーンで全員が合唱する主題歌の歌詞には、永六輔による映画オリジナルの四番が入っているのも貴重です。

監督
舛田 利雄
脚本
山田 信夫
音楽
中村 八大
出演
坂本 九、浜田 光夫、高橋 英樹、吉永 小百合 ほか
上映時間
1時間31分

6 編集後記

 関東も梅雨入り、うっとおしい日が続きますね。体力も落ちがちになります。皆様も健康にはくれぐれもご注意ください。

メールマガジン『アイeye』編集長 鳥居秀和


発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
住所:〒210‐0026  川崎市川崎区堤根34番地15
電話: 044‐222‐1611
FAX : 044‐222‐8105
電子メール: kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
公式ウェブぺージ: http://www.kawasaki-icc.jp/


メールマガジンは ここまでで終わりです。



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