川崎アイeyeセンター
メールマガジン『アイeye』

第68号

2018年5月25日(金曜日)発行
発行責任者 杉山雅章



目次

目次ここまで


1 ニュース&トピックス

(1) こうばこの会 朗読会のお知らせ

 こうばこの会は障害の有無に関係なく、ボランティアやスタッフの皆さんと共に力を合わせて活動している“トークパフォーマンス”グループです。トークパフォーマンスとは、物語、語り、群読、朗読劇など言葉を中心にした自由な表現を意味します。お香を入れた箱(こうばこ)のような芳しい香りを感じていただけるような発表会を川崎アイeyeセンターで行います。

日時
2018年6月9日(土曜日) 午後2時から午後4時
会場
川崎市視覚障害者情報文化センター 3階 多目的室
参加費
無料
演目
宮沢 賢治 作 『猫の事務所』  語り:かわい いねこ
江国 香織 作 『つめたいよるに』より「夏の少し前」  語り:みつよ
川上 弘美 著 『おめでとう』より「どうにもこうにも」  語り:バイオレッツ
お問い合わせ
こうばこの会 事務局長・野上
電話:090-4967-1801
メール:nogamic@m7.dion.ne.jp

2 スタッフルームから

 サウナのすすめ

 メルマガ読者の皆さん、こんにちは。元スタッフの島田です。私は4月から東京の高田馬場にある日本点字図書館に異動になりました。通勤時間も長くなり、環境も変わったので疲れが溜まります。そんな疲れを吹き飛ばしてくれるのがサウナです。今回は皆さんに、サウナの良さをお伝えしたいと思います。

 わりと誤解があると思うのですが、サウナは、サウナ室で汗を流したあと水風呂に入ることではじめて意味があります。あくまでセットなのです。熱いのと冷たいのを繰り返すことで、全身の血流が良くなり(通常の2倍近くとも言われる)新陳代謝が活発になり、疲労物質が排出されます。

 ただ、サウナの効果を知らない人にとってはただの苦行と思われます。以前、同僚のN氏と川崎駅前のカプセルホテルに泊まることがあり、そこの大浴場にサウナが併設されていたので誘ってみたのですが、「熱いのも冷たいのも嫌だ」とすげなく断られました。

 私も前は同じ考えでした。「何を好き好んで、グリルのように体を熱くして水風呂で震えあがらなければならないのか」とただ不思議ではありました。銭湯などに行くとサウナ室は人で賑わっています。「ただつらいだけなら、こんな多くの人がサウナを利用しないだろう」とも。リピートしたくなる魅力があるのだろうなとは思っていました。私もひょんな事からその魅力を知ることになります。

 見事にハマってしまった私は、今は週に3回ぐらいサウナに行っています。サウナ室と水風呂を数回繰り返したあと椅子やベンチに座っていると、全身の血流が促進され(ドクンと音が聞こえるような感じ)、脳に酸素が行き渡り、ものすごいリラックス状態がおとずれます。この状態をサウナ愛好家(通称サウナー)は「ととのった」と表現します。体もシャキッとし、疲労も吹き飛ぶ、これを味わいたくてサウナーは今日もサウナに行くのです。

 サウナ好きには著名人も多く、横綱の白鳳、女優の北川景子、お笑いの松本人志などが知られています。長島茂雄などは、日本サウナ・スパ協会という団体に公式に任命された、日本に二人しかいないサウナ大使でもあります。

 血流が良くなることで肩こりも取れ、体の痛み(足や腰)も改善し、飯や酒も更に旨くなる。皆さん、機会があれば是非一度お試しあれ。

 なお、サウナ室も水風呂も我慢大会ではないので、各自、無理のない時間で、水分補給もお忘れなく!


3 カワサキ・用具の窓

 センターまつりで開催しましたミニ機器展示会。ふだんセンターでは扱っていない最新式の機器をメーカーの皆さんのご説明で手にとって使って見られたということで、大変ご好評をいただきました。

 そこで再び各メーカー・販売店のご協力をいただき、川崎アイeyeセンターミニ展示会を開催することになりました。現在、参加予定の会社・団体は7社1団体。最新式の拡大読書器や遮光レンズ、音声読み上げ読書器、AIスピーカー、アイホン用テンキーボードなど、話題の機器が一同にそろいます。直接手にとってご覧いただけるだけではなく、各社から専門の説明員が来てさまざまなご質問も承ります。

 日時は2018年9月8日、10時から15時。川崎アイeyeセンター多目的室他で行います。詳細が決まりましたらお知らせしますので、しばしお待ちください。


4 生活お役立ちメモ

 新しくなったアトレ川崎、改札階(3階)と同じフロア、中央改札通路に面した場所にオシャレなフードコートができました。フードコートと言っても、それぞれ個性的なお店ばかり。今回はその中から2つと、フードコートの隣にあるカフェをご紹介します。いずれも改札を出た場所なので、切符を買わなくても楽しめますよ。

 ひとつめは、改札に近い場所にある「ドウ」という生どら焼きやさん。メニューは生どら焼き、生どら焼き(抹茶)、生どら焼き(いちご)の3種類のみ(季節限定品あり)。このどら焼きは洋菓子のエッセンスを取り入れて作られており、スポンジケーキのようにふわふわと軽い生地で、生クリーム・つぶあん・求肥をサンドした、とてもユニークなどら焼きです。1個270円(いちごは324円)と少々お高めですが、とてもおいしかったです。ぜひ一度お試しください。

 ふたつめ、ドウからアトレ店内に進んでいくと、フランスのパン屋さん「ポール」があります。クロワッサンなどデニッシュ、フランスパン、噛み応えのあるサンドイッチがあり、パウンドケーキやカヌレなどの焼き菓子も置いてありテイクアウトも可能です。朝7時から夜10時まで開店しているので、便利に使えそうです。

 そして、ポールの隣に、居心地のよいカフェができました。「ディーンアンドデルーカ」という食材店の一角がカフェになっていて、コーヒーや季節のジュース、ケーキやサンドイッチなどがあります。カウンターで注文・会計するスタイルで、食材店内で販売しているお惣菜やパンも食べられるそう。購入前に席を確保してくださいとのことです。カフェは朝8時から夜10時まで(食材店は朝10時から夜10時)、改札通路に面した入口は段差があるので、お気をつけください。

DOU
朝10時から夜10時まで
電話:044-276-8663
ポール
朝7時から夜10時まで
電話:044-245-5080
ディーン&デルーカ カフェ
朝8時から夜10時まで
電話:044-276-9601

5 イベント情報

(1) れきおんクラブ 「中山晋平 大衆歌謡の父」

 国会図書館収蔵のSPレコードの音源をお楽しみいただく特別企画「れきおんクラブ」、第16回は明治から戦後まで活躍した日本最初のヒットメーカー、中山晋平を特集します。日本初のヒット曲「カチューシャの唄」を始め、「ゴンドラの唄」「東京音頭」など今も歌い継がれる名曲や、「しゃぼん玉」「てるてる坊主」など童謡の数々を生み出した作曲家の人生を振り返ります。
 日本人の心に染み入る名曲を、楽しい解説トーク付きでお楽しみください。

日時
6月2日(土曜日)
14時から16時
場所
川崎アイeyeセンター 多目的室A
入場無料
予約不要です

6 編集後記

 「れきおんクラブ」で解説を担当してくださっている田口さんは生粋の川崎っ子。銀座の有名楽器店にお勤めのかたわら、センターのためにボランティアで膨大な薀蓄を楽しくご紹介してくださっています。ぜひお越しください!

メールマガジン『アイeye』編集長 鳥居秀和


発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
住所:郵便番号 210‐0026  川崎市川崎区堤根34番地15
電話:044-222-1611
ファクス :044-222-8105
メールアドレス:kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
公式ウェブサイト:http://www.kawasaki-icc.jp/


メールマガジンは ここまでで終わりです。


メールマガジンのバックナンバー 一覧に戻る

トップページに戻る