2017年10月10日(火曜日)発行
発行責任者 杉山雅章
目次ここまで
3年半にわたり当センターで歩行訓練士として勤務していた遠藤佳世子さんが、残念ながらこの9月末を持って退職いたしました。9月28日に送別会があり、職員一同、新たな活躍を願い送り出しました。
去る人もいれば、来る人もいます。10月7日(土曜日)から日本点字図書館の澤村実希さんが約3ヶ月間、センターで研修を行います。日本ライトハウスで半年間、歩行訓練士の研修を受けましたので、実際の現場を見て研鑽を積んでいただきます。もし、お会いする機会がありましたら、一声かけてもらえると本人も喜ぶと思います。どうぞ、よろしくお願いします。
センター長 杉山
東京高田馬場にある日本点字図書館では11月11日(土曜日)、12日(日曜日)の両日、図書館事業を広く知っていただくと共に、日頃ご支援くださっている皆様への事業成果のご報告を兼ね、施設公開イベントを開催します。点字図書館業務の紹介をはじめ、小中学生の皆さんも楽しめるミニ点字教室や盲導犬体験コーナーなど体験型、参加型の催し物を用意しています。予約不要、入場無料です。
※この日は日本点字図書館の業務はお休みになりますのでご了承ください。
平成29年10月22日(日曜日)に第48回衆議院総選挙および第24回最高裁判所裁判官国民審査が行われるのに伴い、神奈川県ライトセンターなどで、次に挙げる号外を出します。
それぞれ、点字版・CD版・拡大文字版があります。必要な方はセンターにお申し出ください。
芸術の秋、お祭りの秋
今野 浩美
暑さも収まり爽やかなこの時期になると、各地・各界でお祭りイベント・展示会などが目白押しとなる。私の道楽が音楽、中でも楽器の演奏なもので、やたらこの時期にスケジュールが集中するのも毎年恒例となっている。
こうしたイベントでの演奏を頼まれるのは、いろいろなしがらみがあるためで、道楽での出演の動機と関連しているからである。
10月1日に千葉県のとある医療センターでの祭に、歌の伴奏で参加。ここは全国盲ろう者協会の生みの親、小島純郎(スミロウ)先生が顧問だった千葉大学の、いのはな手話会出身のドクターの赴任先で、彼が学生時代に私達と盲ろう者支援の活動で知り合ったことからお呼びがかかったもの。私の歌の相棒が「ブラックボックス」というユニットを組み、1990年代に音楽で盲ろう者のために募金活動を毎年実施していたことから端を発している。当時私は他のバンドにいたが、このユニットから声をかけられ合同コンサートを数回やったことがあった。そんな繋がりもあって、病院のお祭りの他に、いつも11月第一日曜日ごろに開かれる千葉大亥鼻(いのはな)キャンパスでの学園祭にもお邪魔している。
これらかつての募金活動に大きな功績を残した「ブラックボックス」とは、中身の分からない音楽集団とも言えるのである。演奏する人が変わっても名前は「ブラックボックス」だと言うのがおもしろい。
更に、今年は、この例年の演奏依頼に更に古くからのバンド仲間から声がかかりオリジナル曲を中心としたコンサートも行われた。
オリジナル曲をそれなりの作品数取りそろえているのが特徴で、私などは数曲書いたものの、中心的メンバーはその数倍も作品を書き下ろしているため、昔を思い出しては当時のメンバーで集まって掘り起こし発表をすることができるのだ。
こんな感じで仕事がオフになると、あちこち飛び回って練習に余念のないのが、9月から11月にかけての私の年中行事で有る。道楽多忙のこの時期ならではの楽器とふれあうひとときがうれしい、お祭りの秋となっている。
ものさし、定規、メジャー……長さを測る道具、お持ちですか?使い道に合わせたものさし・メジャー4種類のご紹介です。
価格はすべて税込です。
30センチまで計れる、触読式のプラスチック製の物差しです。1ミリ、5ミリ、10ミリごとに長さの異なる凸線があり、さらに5センチ、10センチごとに凸点がついています。弱視の人が
見やすいように、本体の色は明るい紺色にし、数字、目盛は白色で印刷しました。
430円。
三角定規一組、分度器、分まわし(コンパス)の4点セットです。いずれも凸点と凸線の目盛つきです。三角定規は盲児でも容易に平行線が引けるように5ミリ幅のスライドスペースを設けてあります。
770円。
150センチまでの長さが測れるヒモ状のメジャーです。1センチ毎に金属の目盛りがついています。
2590円。
計測結果を音声で読み上げるステンレス製のテープメジャーです。ケース本体からテープメジャーを引き出した長さを計測し読み上げます。最短1ミリから最長5メートルまでを、一度で計測する事が出来ます。メモリー機能で計測した数値を保存し、最長100メートルまで加算して計測する事が出来ます。
29160円。
こんにちは、アイeyeセンター探検隊です。先日ご紹介したカフェに引き続き、その2階にあるおしゃれなレストランへ行ってまいりました。名前は「中目卓球ラウンジ」、「中目」はナカメ、地名の中目黒の略です。本店が中目黒にあります。
そして、タッキュウ?ピンポンの卓球?練習場なの?とスポーツ全般が苦手の私は思い切って店内に行ってみると、卓球台が数台おいてあり、食前食後、一汗かけるようになっています。もちろんお食事だけでも大歓迎です。
先日、探検隊はディナータイムにお邪魔しましたが、ランチもお薦めです。
ランチメニュー
すべてのランチメニューにフリードリンクが付きます。
ランチタイムは混雑して待つ時もあるので、事前に電話予約すると安心です。
中目卓球ラウンジ 川崎分室
日進町3-4 ウニコビル2階 電話 044-211-1124
江戸時代の鎌倉、縁切寺として知られる東慶寺には、様々な事情を抱えて離縁を望む女たちが駆け込んでくる。その再出発を手助けする戯作者志望の見習い医者や御用宿の主人たちが繰り広げる悲喜こもごもを描く人情時代劇。
江戸の商家のおかみ、お吟は理由も告げずに家を出て夜通し鎌倉へと向かう。東慶寺の前で出会った若い女、じょごと二人で駆け込むが、寺に入るには門前の御用宿で事情を調べられなければならない決まりであった。御用宿の居候、信二郎は女たちの素性に興味を持つが……。
井上ひさしの連作「東慶寺花だより」を原案に、「わが母の記」などの原田眞人が脚本・監督。毎日映画コンクール脚本賞、ブルーリボン賞主演男優賞などを受賞。
読書の秋、イベントの秋。アイeyeセンターも新メンバーを向かえ、皆様のお越しをお待ちしています。
メールマガジン「アイeye」編集長 鳥居秀和
発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(アイeyeセンター)
住所:郵便番号 210‐0026 川崎市川崎区堤根34番地15
電話:044-222-1611
ファクス :044-222-8105
メールアドレス:kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
公式ウェブサイト:http://www.kawasaki-icc.jp/
メールマガジンは ここまでで終わりです。