2017年8月10日(木曜日)発行
発行責任者 杉山雅章
目次ここまで
前号でもお知らせしましたが図書整理、センター内清掃などのため11日(金曜日)から15日(火曜日)までの5日間が休館となります。16日(水曜日)からは平常通り開館いたします。また、用具に関しましては見積もりの発送等は17日(木曜日)以降になります。利用者の皆さまにはご不便をお掛けしますが、何卒よろしくお願いします。
9月23日、ブルガリア出身のピアニスト、ゲオルギ・ボイキンさんのリサイタルが横浜ラポールにて行われます。川崎市障害福祉課より、このリサイタルの招待券が届いておりますので、ご希望の方はアイeyeセンターまでお申し出ください。締め切りは8月25日、希望者多数の場合は抽選とさせていただきます。
パートの伴です。4月から今野さんの事務補助をしています。今野さんが訓練などで外出するときに一緒にでかけるガイドも仕事のひとつです。
6月から今野さんがアイメイト(盲導犬)とともにセンターに出勤されるようになりました。それまでは、アイメイトという言い方があることも知らなかったし、トイレのことをワンツーということも知らなかったのが、今では週に三日、なんとなく近くに存在を感じながら過ごすようになりました。そして、外出時のガイドの仕方が大きく変わりました。
アイメイトが来るまでは外出のとき、今野さんにわたしの右ひじあたりを持っていただいて歩いていましたが、アイメイトと一緒に3人(?)で出かけるときは、アイメイトを先頭に、アイメイトの右側少し下がって今野さん、その右側少し下がって伴の順に歩きます。狭い場所を人間が先頭になって歩くときはその逆で、伴、その左ひじを持って今野さん、その左側少し下がってアイメイトが歩きます。この配置は、今野さんを間に挟んでアイメイトからガイドの人間が見えないようにするためだそうです。
アイメイトが先頭のとき、ガイドは道順を「つぎ右です」など今野さんに伝え、今野さんがアイメイトに指示します。アイメイトに対応するのはかならず主人である今野さんです。これはアイメイトが誰に従えばよいのか混乱しないためだそうです。
アイメイトのために、誰が主人であるかということを混乱させないことがとても大切なのだそうです。「それはそうだろうな」とは頭ではわかっても、センターの事務室でハーネスをはずして静かに過ごし、リラックスしていびきをかいたりするアイメイトをみると、時にはちょっとなでたり、名前を呼んで話しかけたりしたくなります。我慢がまんです。
軽くて見やすい携帯型拡大読書器の新製品が出ました。現在、10月まで用具ルームにて見本を展示しています。購入をお考えの方、一度手にとってご覧ください。
画面サイズが10型と従来のものより大きく、ライン機能、マスキング機能もついた携帯型拡大読書器です。厚さ22ミリ、重さ680グラムと薄くて軽いので、持ち運びも便利。読書モードと望遠モードの切り替えができ、望遠モードでは約7センチから10メートルの範囲で自動でピントが合います。カメラを切り替えるとミラー表示となり、メイクやヘアーセットに使えます。
198000円。
夏休みの小中学生の皆さん、自由研究に「点字」を勉強してみませんか?
一見難しそうな点字ですが、実は簡単なルールで読み書きができるようになっています。夏休みの自由研究で「点字」に取り組んでみませんか?もちろん、点訳に興味のある大人の方にも最適な独習教材付きの入門セットです。
プラスチック製小型点字器(グレー、グリーン、ブルー、ピンク、オレンジ、クリームの6色からお選びいただけます。)と、初めて点字を学ぶ方のためのテキスト、点字一覧表、点字用紙100枚もセットになっています。
2150円。
メルマガご愛読の皆様こんにちは。スイーツ斉藤です。
これから8月ですが、夏バテ、してないですか?今回はちょっと夏休みっぽい話にお付き合いくださいね。
先日、スタッフルームの住人の中でも特に暑さに弱そうな編集長に連れられ、音訳担当のTさん、私の相棒・点訳担当のUさんと私の4人で、「怪獣酒場」という怪しげで涼しげな店に行きました。
場所は…バス停広場の交差点を斜めに左の方に渡って…角のビルの地下(地下っていうのがさらにあやしいでしょ)かな。M78星雲的なボヤ~っとした記憶しかないので、住所で書いときます。
川崎区駅前本町3-1 NMF川崎東口ビル地下1階(東口アゼリア26番出口徒歩1分) 電話 044-210-5565
「怪獣酒場」はバルタン星人が店長なので地球防衛隊員はお断り、ウルトラマンの関係者もNGです。入り口で「隊員じゃないかチェック」があります。怪獣の口に一人ずつ手を入れて噛まれたら即退場?今回の4人は「一般地球人」で無事クリア。
一歩入ると、怪獣の怪獣による怪獣のためのゾーン。ダダ(怪獣名)柄ウエアの店員さんもウルトラマンの味方は排除しにかかるし、メニューが怪獣寄りでぜんぜん頭に入ってこない~なんのこっちゃ!
ここは、ウン十年立派なヲタクとして生きてきた我らが編集長のリードで、まずはドリンク。「青色発泡怪獣アボラスの発泡ブルーシトラス」、「伝説怪獣ウーの雪ん子への想い」、「変身怪人ピット星人の小悪魔スカッシュ」をダダ柄店員さんにオーダーし、「チブル星人おススメ燻製ポテトサラダ」、「ノーバおススメ禁じられた言葉サラダ」、「出現!宇宙竜ナース」(ウインナーのグリルね)、「ツインテールフライ」(特大エビフライ)、シメに「バルタン星人のおもてなし」(カニピラフ)をチョイス。メニューは頭に入ってこないけど、ドリンクも料理もすっごくおいしい!やるじゃん怪獣!
そして私、スイーツ斉藤が参加したらデザートは頼まなきゃね。「ダダのホワイト&ブラックケーキ」と「カラータイマーを狙えVer3デザートバージョン」をみんなでシェア。ラズベリーアイス…じゃなくて、カラータイマーおいしかった!これなら怪獣もいいかも。
食事に使ったコースターと箸置きはおみやげにもらえるし、注文したものが来るたびに1枚ずつ別のコースターがもらえますよ。グッズもいろいろ買えるし、ヲタの方はもちろん、そうでない方も、ぜひ一度行ってみてください。ハマっちゃうかもよ。
最後にひとこと。編集長、あなたのヲタ知識に敬意を表します!
「男はつらいよ」シリーズの山田洋次監督が、シリーズ終了後にスタッフ・キャストと組んで制作した人情喜劇。職もなく、親とケンカして家を出た青年、平山亮。徳島の小さな町に辿り着いた亮は、無類の映画好き白銀活男が経営する古ぼけた映画館、オデオン座でアルバイトとして働き始める。活男は幼馴染みの未亡人・八重子に惚れていたが、それを口にすることはなかった。そんな活男を亮は叱咤するのだったが…。
映画館を守ろうとする人々の温かさと、数々の名作映画をモチーフとしたシーンなど、あふれる映画愛も魅力。
8月に入って朝夕の通勤電車がすいてきました。今朝は駅前でキャンプに行く子どもたちが貸切バスに乗り込んでいるのを見ました。子どもの頃、あんなに楽しみだった夏休み、田舎で過ごした懐かしい思い出が浮かんできました。
メールマガジン「アイeye」編集長 鳥居秀和
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