2017年3月10日(金曜日)発行
発行責任者 小野俊己
目次ここまで
ご好評いただいている音声解説付きDVD映画体験上映会、新年度も引き続き開催いたします。
ラインナップが決定しましたので、ご案内します。
各回とも土曜日、13時30分から 多目的室Aにて。
古今東西の名作・話題作がそろいました。川崎制作の新作も登場します。皆様のお越しをお待ちしています。
メルマガご愛読の皆様、こんにちは。スイーツ斉藤です。「なんだ、また甘いものの話か。胸焼けしちゃうよ」という辛口な方のために、今回は「センター職員あるある」をお届けします。職員のみなさん、笑ってコラえてね!苦情は一切受け付けません!
<男性編>
<女性編>
以上、個人の勝手な感想です。諸説あり。スイーツ斉藤でした!
こんにちは!お久しぶりの用具の窓コーナー、今回は先日のセンターまつりでもご好評いただいた便利グッズ2点のご紹介です。
「おかるのキモチ。」は丈夫で軽くて美しいうつわです。碗の内側を細かい凹凸形状にすることで、ごはん粒がくっつきにくくなっています。色は赤と青の2色。赤色は食欲をそそる色であるとともに、食材の色をハッキリと引き立てます。青色は深い紺色に近い色で、ごはん粒が白く立ってより美味しそうに見えます。
販売価格:1500円
手のひらに載るサイズのネコの形をした、音声と光でお知らせする温湿度計、1時間に1度自動でおしゃべりします。熱中症やインフルエンザ対策に、お部屋の光センサーとしてもお使いいただけます。
販売価格:2980円
UDCast体験記「相棒 -劇場版IV(フォー)-」
こんにちは。点字図書製作担当の浦野です。
みなさんはテレビ朝日の刑事ドラマ「相棒」をご存知ですか?水谷豊さん主演のドラマで、毎年10月から3月までの毎週水曜日21時から放送されています。以前は再放送にのみ副音声による解説放送が実施されていましたが、今シーズンからは本放送でも音声解説が付くようになりました。私が「相棒」にはまったのは、シーズン5からですが、DVDや再放送で、すべてのドラマを見ています。
さて、この「相棒」、映画も製作されています。私はもちろん、毎回見に行っています。全盲の私は、これまで同行者に場面の状況を聞いていました。しかし、2月11日に公開された「相棒-劇場版IV-」はUDCastによる音声解説に対応したのです。
そこで、私は「相棒」好きのスイーツ斉藤とこの映画を見に行くことにしました。ところが、ここで問題が一つ。UDCastはiPhoneなどのスマートホンか、iPadなどのタブレット端末で動作するのですが、私もスイーツ斉藤もいわゆるガラケーユーザーです。iPadについては、2、3度チャレンジしたことがあるのですが、文字入力がスムーズにできず、撤退を繰り返してきました。
けれど今回は、何としてもUDCastを使いたい。そこで、iPadを晴眼者の友人から借りることにしました。また、音声解説を楽しむためには、iPadにUDCastアプリ本体と「相棒」の音声解説データをダウンロードする必要があります。これらの操作ができない私はこの作業を友人にお願いし、ボイス・オーバー(読み上げ機能)をオンにした状態でiPadを借りたのです。
私がやったのは、iPadの電源を入れる→UDCastを起動する→「相棒」の音声解説を選ぶという操作のみを練習したことです。
そうしてなんとか使えるという状況になってから、映画館にいきました。今回いったのは、センターに程近いチネチッタです。本当に使えるか、映画が始まるまでどきどきしましたが、無事に音声解説付きで映画を楽しめました。
解説は非常にわかりやすく、十分内容を理解できました。特に終盤には、長時間せりふのない場面があったので、音声解説があって助かりました。また、いつもは静かな映画館で同行者に状況を聞くのに罪悪感を覚えていたのですが、今回はそんな心配もありません。
考えてみれば良い時代になったものです。これまで音声解説で映画を楽しめる機会は限られていました。けれどUDCastに対応した映画であれば、好きなときに好きな場所で映画が楽しめます。iPhoneなどのユーザーであれば、仕事帰りに1人でふらっと映画を見にいくことも可能です(もちろん映画館の場所をある程度把握しておかないといけませんが)。すべての映画がUDCast対応になればいいですね。
北海道に実在する旭山動物園が廃園寸前の状況から復活する過程を、一部フィクションを交えて描く。俳優の津川雅彦がマキノ雅彦名義で監督。
1992年、北海道の旭山動物園に新人の飼育係がやってくる。動物園は年々入場者が減り続け、閉園をせまられている状態だったが、園長は建て直しのために奔走していた。やがて職員がアイデアを持ち寄り、動物の習性を生かした「行動展示」の試みを始めてみる。職員一丸となった取り組みで逆境を乗り越えていく動物園の姿を、さまざまな動物たちとのふれあいを交えながら描く感動物語。
花粉が飛び交う季節になりました。穏やかな陽射しに誘われて、とはいかない花粉症の私はマスクと目薬でパソコンに向かう毎日です。皆様はいかがですか?
メールマガジン「アイeye」編集長 鳥居秀和
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