2017年2月25日(土曜日)発行
発行責任者 小野俊己
目次ここまで
2月18日、第3回センターまつりを開催いたしました。当日は晴天に恵まれ、160名の方が来館されて、さまざまなイベントを楽しんでくださいました。ご参加いただいた皆様、ボランティアでご協力をいただいた皆様、ありがとうございました。
センターの最寄り駅、八丁畷駅には京浜急行の上りホームと下りホームのそれぞれに改札口があります。このうち、下りホーム側の改札口は進行方向一番後ろ、品川寄りにあります。この改札口、「中央改札口」と呼ばれていましたが、このたび「東口改札口」に呼び名が変わりました。まだ表示は「中央改札口」のままのところもありますが、順次変更になります。
なお、下りホーム側の改札口は従前どおり「西口改札口」です。
貸し出し担当の庄司です。
先週行われたセンターまつりには、たくさんの皆様にご来場いただき、ありがとうございました。いつも電話でしかお話をしない利用者の方々とお会いすることができ、楽しいひとときを過ごすことができました。センターまつりで貸し出し担当は、点字プリンター体験や点字を書庫から出すという体験などを行いました。初めて点字プリンターを動かしたり、点字の電動書庫を動かしたりすると、皆さん「すごい!」と感心してくださいます。色々なことに、感動を覚えることができるというのは皆さんとっても感性が若々しいのだなーと感心しました。
さて、近頃、若々しさがすっかり失われていっている気がする私ですが、最近、娘の友達に「18才と81才の違い」というのを教えてもらいました。
恋に溺れるのが18才、風呂で溺れるのが81才。
道路を暴走するのが18才、道路を逆走するのが81才。
心がもろいのが18才、骨がもろいのが81才。
偏差値が気になる18才、血圧・血糖値が気になる81才。
まだ何も知らない18才、もう何も覚えていない81才。
東京オリンピックに出たいと思うのが18才、東京オリンピックまで生きたいと思うのが81才。
自分探しをしている18才、皆が自分を探している81才。
うーん。昔は18才のほうに近かったのに、だんだん感性が81才に近づきつつある。これを機に、私も若々しくいられるよう、日々過ごしていきたいと思うのでした。
利用者支援グループ 訓練担当 今野浩美
完成が待たれていた八丁畷駅からふれあいプラザかわさきまでの点字ブロックが、この2月から利用できるようになりました。
JR川崎駅よりずうっとセンターに近い京急線のこの駅、各駅に止まる普通電車のみの停車駅であると共に、JRの南武線支線も乗り入れているので、時刻表を調べて尻手駅から利用すれば、川崎北部エリアからの方にも便利です。
今回の主な敷設箇所は、
・駅からセンターに向かうルートの線路を背に右側の歩道に敷設された部分、
・その先で右に曲がりセンターの正面に繋がる歩道までの部分、
・八丁畷駅西口利用者が使う歩道の部分
の3つのルートです。
このブロック完成によって、自力歩行をする利用者が狭い歩道を安心して移動できるようになり、センターまでのルートの道標としても充分に活用いただけます。
駅からの歩道では、通常連続した部分にのみ付けるものを、途中で歩道が切れた道の合流箇所でもそのまま直進するようにブロックが設けられています。
更に歩道のブロックを進み次の歩道が切れた所の道を渡ってから右に曲がれば、引き続き左の建物沿いにブロック敷設が見つかります。ここは歩道はありません。
このブロック、途中細道を超える部分で一度切れますが、更に進むと、センター正面に左折して進む道の手前で切れています。左側がその歩道となるので、このブロックのない歩道の上を進みます。この区間、左側は植え込みが続き、植え込みの向こう側はふれあいプラザの建物です。植え込みが切れれば正面エントランスが左側です。
この正面歩道部分も敷設をお願いしていて、完成すればこの点字ブロックルートは完璧となります。
ここで、レポーターが何度も歩いた結果から幾つかの注意をお伝えします。
羽田、品川方面ホーム、西口からおいでの方は、改札を出て右手、線路側の歩道に新設されたブロックがあります。踏切近くまで歩いたら左側の横断歩道を渡り、更にもう1度右側の横断歩道を渡って左に進むブロックを見つけてください。横断歩道の正面はオリジンのお弁当屋さんです。
鶴見、横浜方面ホーム一番後ろの東口(旧中央口)から出たら、左側の踏切を渡り、少し左側の線路に沿って戻れば右側に西口から来た方が渡る横断歩道となります。右に曲がって道を渡り、もう一度右に渡った正面がオリジン、これを右に見るように左に曲がって歩道を延びるブロックを見つけて進みましょう。
なお、ここから暫くほぼ直進する歩道は、ときどき左車道側に植え込みがあり、右側にも電柱がありますのでブロックの上でも注意深く進む必要があります。狭い歩道に後付けブロックですので、ご理解ください。
そもそも、八丁畷駅は歩きづらいと言われています。環境認知のお手伝いは、センター職員までご相談ください。
センターの最寄り駅、八丁畷駅前に「オリジン弁当」が開店しました。正しい名前は「キッチンオリジン 八丁畷店」、「オリジン弁当」の新形態です。
メルマガ委員会から原稿依頼をうけ、さっそくその日の昼に行ってみました。
まず、店内に入って驚くのが、品数の多さ。作り置き弁当が並んでいるだけでなく、お惣菜、おにぎり、スープ、カレー、驚くことに、ラーメン、うどん、おでん、そして挽きたてコーヒーまで扱っています。
また、買い方もユニークです。お惣菜は量り売りで、すべて100グラム183円(税込み)、和食・洋食・中華、煮物、揚げ物、サラダと、種類がとても豊富です。パックに、自分で好きなものを好きな量だけ入れていき、その総量で金額が決まります。
店は、左に長い長方形をしており、入口を入って、右側がイートインスペース。正面がお惣菜ケース(入口とケースの間におにぎりが置いてある低い机があります)、惣菜ケース奥がイートインスペース。左側(道路側)には、作り置き弁当、おでん、注文・受け取りカウンター、受け取り待ちソファー、レジ、挽きたてコーヒーマシーンなどがあります。
会計方法がユニークです。カウンターで店員に商品を渡し、入力された商品代金を切符販売機のような機械を使って支払います。
また、この店の特徴は、店内で買った商品を食べるスペースがあること。うどんやステーキなどもあり、定食屋のようにも使えます。お弁当だけでなく、プリンも売っているのでコーヒーで一息いれるのもいいですね。
お友達と待ち合わせて、昼食を取るもよし、コーヒーでまったりするもよし、夕飯のおかずを買うもよし、使い方によっては、「町のキッチン」のような便利なお店になりそうです。(高橋)
キッチンオリジン八丁畷店 電話:044-589-7835 朝6時から夜1時まで営業
国会図書館収蔵のSPレコードの音源をお楽しみいただく「れきおんクラブ」、3月はヴァイオリン名演奏集です。「ユーモレスク」、「ツィゴイネルワイゼン」などのクラッシックの名曲から日本の叙情歌まで、1930年代に日本中でブームとなった名バイオリニストの演奏でお聞きいただきます。
八丁畷は、旧東海道として多くの人が通った町。田んぼの中を八丁(およそ800メートル)続くまっすぐな道であることからついた地名です。これから暖かくなりますし、六郷の土手から鶴見まで、歴史のあとをたどるのもお勧めです。
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