2016年12月10日(土曜日)発行
発行責任者 小野俊己
目次ここまで
12月29日(木曜日)から1月3日(火曜日)は休館となります。
年内の図書の貸し出しの希望については、12月24日(土曜日)までにリクエスト下さいますようお願いいたします。当センターの所蔵で在庫のある図書、サピエ図書館にデータのコンテンツがある図書については年内に発送を行います。
尚、他館所蔵のものは取り寄せとなりますので、発送が年明け以降になる場合があります。年末には郵便局も混雑することが予想されますので、早めにリクエストをいただきますようお願いいたします。
日本テレビ小鳩文化事業団様製作の写真付き点字カレンダーを、今年も無料配布します。今年のテーマは「花のある風景」。南北に長い日本列島の、花の名所を四季折々に訪ねた美しい写真が各月ごとにに紹介されています。ご希望の方はセンターまでお申し込みください。
点字サークル「芽の字会」より、「かわさき生活ガイド 幸区版」(2015年11月発行)の点字データ(全7巻)をご寄贈いただきました。点字データまたは点字印刷物をご希望の方は、当センター点字図書製作担当までお申し込みください。なお、点字印刷の場合、用紙代2240円をいただきます。また、ほかの区版をご希望の方は、その旨ご相談ください。
「かわさき生活ガイド」とは:日常生活に役立つ行政情報や地域情報をまとめた冊子で、NTTタウンページとの合冊版で発行されています。各区ごとに内容が異なります。
はじめまして。今年4月から週に三日、パートで働いている伴政子(ばん まさこ)です。9月からは用具の仕事もすることになりました。新しい体験で緊張しています。
点字サークル芽の字会の会員で、このセンターの点訳者でもあります。本を読むのが昔から好きで、それが点訳をはじめたきっかけの一つでもあります。なかでも時代小説が好きです。
「なんで、時代小説が好きになったんやろ?(わたし、関西人です)」と考えてみると、こどもの頃祖父母と一緒に銭形平次を見ていました。少し大きくなってからは、大川橋蔵、中村錦之助らが大活躍して若殿さまや渡世人になったり、美空ひばりがお姫様からやんちゃな若衆にあっと驚く大変身したりする、今から思えば少々荒唐無稽なところもある時代劇をわくわくしながら見ました。その延長で時代小説を読むのが好きになったのかなと思います。きっかけがそうだったので、時代小説といっても、ばっさばっさと人を切る剣豪の話や歴史ものより、町の人たちの日常を描いて、最後はめでたしで終わるような話を好んで読んでいます。近頃はせっかく気分転換のために読むのだから、悲しい気持ちになる本はあまり読みたくない!という気持ちが強くなっていて、悲しい結末になりそうな気配が漂ってくるとスピードが落ちてしまいます。その代わり、気に入った本は、繰り返し読んで、江戸時代にしばしの間タイムトリップして元気を取り戻しています。
先日、杉浦日向子さんの書いた『一日江戸人』という本を古本屋で見つけました。これは小説ではなくて、江戸のガイドブックのような本です。「これが江戸っ子だ!」とか、「1両をいまのお金にしたらいくら?」「江戸土産って?」「長屋の間取り図」「風呂事情」など、江戸時代の人の暮らしぶりが見てきたように文と絵で書いてあります。絵についている説明文も面白く、ときどき開いてみています。『一日江戸人』のおかげでちょっと江戸時代の人が身近になりました。そういえば江戸時代にも大食い選手権があったそうですよ。酒一斗九升五合、せんべい200枚、飯68杯などという記録が残っているそうです。この本、時代小説好きの人におすすめです。
センターで働き始めて8か月がたちました。あっと言う間でした。まだまだ未熟ですがよろしくお願いいたします。
寒い冬がやってきました。手軽なラジオ体操で健康アップはいかがですか。縮こまっていた体がポカポカしてきますよ。
いつでもどこでもラジオ体操!!手のひらサイズのブタのマスコットと一緒にラジオ体操を頑張りましょう!ラジオ体操は全身運動なので健康維持やダイエットにおすすめです。
マスコットのブタの色は白で、「B」の文字の書いてある赤いTシャツを着ています。鼻のボタンを長押しすると、「ラジオ体操始まるよ!」のかけ声の後に、ラジオ体操第一が流れます。
おなじみの曲に合わせて楽しく手足を伸ばしたり、普段動かさない身体を伸ばしたりと、全部で13項目の運動をすれば、身体はポカポカ、気分もリフレッシュ。
1390円。
NHK「視覚障害ナビラジオ」ではこれまで出演した皆さんの力を結集し、初の「視覚障害者による視覚障害者のためのラジオドラマ」を制作します。
原作は全盲の作家・米田京さんの「ブラインド探偵(アイ)」。脚本・キャスト・テーマ曲なども視覚障害者とその関係者たちが担当しています。
点字や音声などバラバラの台本を使いながらも、心はひとつ。先日の冬のコンサートにご出演いただいた筝曲家の澤村祐司さん、女優で当センターの点訳校正者をされている美月めぐみさんもご出演されています。制作スタッフとキャストのチームワークから生まれたラジオドラマをお楽しみください!
新春スペシャルドラマ「ブラインド探偵(アイ) 見えない力 白球の真実」
2017年1月1日(日曜日)[ラジオ第2] 午後7時30分から8時
再放送は2017年1月8日(日曜日)午前7時30分から8時
主人公の川田勇は35歳。交通事故のために失明した元雑誌記者だが、鋭い洞察力をもち、「言葉」や「音」を手がかりに様々な事件を解決に導いて「ブラインド探偵」と呼ばれている。
ある日、川田は知り合いから視覚障害者のスポーツ「グランド・ソフトボール」に誘われ、練習に参加した。初めての経験でプレーはボロボロだったが、突然の雨で練習は中断。仲間と雨宿りしていたとき、見知らぬ青年が声をかけてくる。「野球が大好きで思わず見入ってしまって…」と語る青年だが、その言葉や振る舞いに川田は違和感を感じ、正体を探ろうとする…。
アンデルセンの童話「雪の女王」をヒントに、王家の姉妹が繰り広げる真実の愛を描いたディズニーミュージカルアニメーション。
触れた途端にそのものを凍結させてしまう秘密の力を持つ王女エルサ。妹のアナを傷つけてしまったことから自分の力を隠し13年間閉じこもって暮らしていたが、ふとしたことから真夏の王国を冬の世界に変えてしまう。姉と王国を救うべくアナはエルサが隠れ住む雪山の奥深くへと旅に出る。
主題歌「ありのままで」も大ヒットした、第86回アカデミー賞長編アニメーション映画賞受賞作品。
先週末は蓄音機を聞く会、今週末は冬のコンサートと、イベントの続くアイeyeセンターです。毎回たくさんの方に聞いていただき素敵な会になりました。冬のコンサートはのちほどセンターのホームページから映像がご覧になれます。
メールマガジン「アイeye」編集長 鳥居秀和
発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(アイeyeセンター)
住所:郵便番号 210‐0026 川崎市川崎区堤根34番地15
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ファクス :044-222-8105
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