アイeyeセンター@川崎 メールマガジン『アイeye』

第32号

2016年11月25日(金曜日)発行

発行責任者 小野俊己



目次

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1 ニュース&トピックス

(1) ダウンロードサービスとおすすめセットのご紹介

 当センターでは、サピエにコンテンツのあるデイジー図書のダウンロードサービスを行っております。SDカード・CFカードをご自身で用意していただき、お好きな図書・雑誌を10タイトルまで当センターがダウンロードしてお渡しいたします。例えば、シネマ・デイジーを古いもの順に10作品とか、人気のある著者のシリーズ物を最初から10タイトルずつなど、ご希望に応じておりますのでSDカード等にご自分のコレクションを作ってみてはいかがでしょうか?
 また、お好きな図書といわれてもやっぱり何をダウンロードして良いのかわからないという方のために、今回期間限定で3つのセットをご用意いたしました。

@ おすすめセット「時代小説15」
A おすすめセット「推理小説15」
B おすすめセット「シネマ・デイジー15」

 @とAは、いままでサピエベスト30にランクインしなかった、デイジー図書15作品をご紹介します。Bは当センター職員おすすめのクリスマスに楽しみたい15作品をご紹介いたします。ご希望の方は、当センター貸し出し担当までお申し込みください。尚、このセットのお申込期間は、12月1日から来年2月28日までとさせていただきます。
 SDカード・CFカードについては、当センターの用具販売で取り扱っておりますので、お気軽にご購入いただくことができます。その際は、入金確認後、ご希望のデイジー図書がすでにダウンロードされた状態で送付させていただきます。
 このサービスなら、返却期限を気にすることなく読書をお楽しみいただけます。どうぞご利用ください。

 お申し込み・お問い合わせ:貸し出し担当 庄司まで

(2) 年末年始の休館と図書の貸し出しについて

 12月29日(木曜日)から1月3日(火曜日)は休館となります。
 年内の図書の貸し出しの希望については、12月24日(土曜日)までにリクエスト下さいますようお願いいたします。当センターの所蔵で在庫のある図書、サピエ図書館にデータのコンテンツがある図書については年内に発送を行います。
 尚、他館所蔵のものは取り寄せとなりますので、発送が年明け以降になる場合があります。年末には郵便局も混雑することが予想されますので、早めにリクエストをいただきますようお願いいたします。


2 スタッフルームから

 山登り            職員 中村透

 先日、日本点字図書館の若い?(30代半ば)の男性職員と八ヶ岳という山に登りに行った。以前から何となく“登ってみたいなぁ”と漠然と思っていたのだが、ついに念願がかなったというところだ。実は、山登りはあまり好きではない。「頂上に立つ」ことに大して興味がない、と言った方が合っているかも知れない。それに、歳だし、体力や筋力に自信が持てない。しかし、森の中に入るのは好きで、特に沢を見るのは大好きなので、渓魚が禁漁になったこの時期は、登山でもしなければ沢に出会うこともないので行くことにした。

 事前にネットで八ヶ岳を調べた。予定の八ヶ岳の最高峰の赤岳〜横岳〜硫黄岳というコースは「もっともポピュラーで、初心者向きである」と記されている。少し安心した。1泊2日で、赤岳鉱泉という所にテントを張り、頂上へは軽装で行くことにした。

 朝6時半に山登りを開始した。初心者向きのはずの山だが、ほぼ直登のような山道で、勾配がきつい。それに階段のようなものが備え付けてある箇所がやたらと多い。普段エスカレーターしか利用しないのに……。もうすぐ頂上というところでは、なんと「鎖場」が続く。ちょっとしたロッククライミングだ(クライマーには怒られそうだが)。落ちたら死ぬ。私は高いところが苦手で、極力下を見ないように登るが、お尻がムズムズする。なんとか赤岳山頂に着いた時にはヘロヘロで、景色はきれいなのだが、楽しむ気力が残っていなかった。

 時間は12時を過ぎていた。

 ここで相棒は、「しばらくしたら横岳へ向け出発します」と言う。「ここから下山ルートはないのか?」と聞いたら、「ある」と言う。しかし「縦走しても大して変わらないですよ」とも言う。いやな予感がしたが仕方がないので横岳に とり付いた。またもや鎖場の連続である。見ると岩場が切り立っており、滑落するとひとたまりもないことは素人でも分かる。「八ヶ岳にでも・・・」と思ったことを後悔した。しかし後悔しても始まらない。ゆっくり歩をすすめ、フラフラしながら何とか硫黄岳山荘にまでたどり着いた。

 ここで「俺はここで宿泊する!」と駄々を捏ねてみたが、通じなかった。「ゆっくり休みながら行けば大丈夫ですよ!」とニコニコしながら相棒が言う。“こいつ鬼だな・・・”と思った。横岳のような危険な箇所はないが、だらだらと登り、だらだらと下った。“山を楽しむ”などという気分にもなれない。股関節が痛み、足首が痛み、ヘロヘロ、フラフラと下山する。赤岳鉱泉にたどり着いたのは、18時を過ぎていた。“初心者コース”は絶対に嘘だ。山に関するネットの情報は嘘で固められているに違いない。

 山をあまく見てはいけない。肝に銘じた日になった。


3 シネマデイジーを百倍楽しむための作品ガイド

 映画ならではの不思議な世界。ちょっと変わったファンタジーの世界をお楽しみ下さい。名づけて「不思議な力で守ってあげたい!」

(1) 「ゴースト ニューヨークの幻」 1990年 アメリカ映画

 まじめな銀行員サムと新進陶芸家のモリー。いつかは結婚をと夢見るもののなかなか二人の仲は進展しない。ある日、銀行で不正の証拠を見つけたサムは街中で襲われ、モリーの腕の中で息絶える。しかし、サムはゴーストとなってモリーの周囲に現れ、自分を殺した真犯人がモリーを狙っていることに気づく……。
 死んでも愛する人を守りたいサムと、サムを忘れられないモリーの愛の物語ですが、さすが監督は「裸の銃を持つ男」のジェリー・ザッカー。持ち前のコメディセンスでドタバタ喜劇とラブロマンスを巧みに混ぜ合わせ、笑って泣ける名作になっています。

(2) 「大魔神」  1966年 日本映画

 戦国時代、領主花房家を謀反によって乗っ取った家老、大館左馬之介一派は、その後十数年にわたる悪政で領民を苦しめていた。村の人々が魔神の山として怖れる山奥に隠れすむ花房家の嫡男、忠文たちは左馬之介を倒すため立ち上がるが、捕らえられてしまう。しかし、神を畏れぬ左馬之介の振る舞いに、巨大な魔神像が怒って立ち上がった……。本格的な時代劇と、巨大な魔神が暴れるスペクタクルが見事な特殊撮影で組み合わさった、日本製ファンタジー映画の傑作。


4 イベント情報

(1) 2016かわさき冬のコンサート 再発見 日本の心 〜箏 尺八〜

日時
2016年12月10日(土曜日) 13時30分開場 14時開演

 お待たせしました。今年の「かわさき冬のコンサート」は日本の伝統楽器 箏(こと)尺八でお届けするプログラムです。邦楽は初めてお聴きになる、という方にもお楽しみいただける内容となっております。和の調べが織り成す間(ま)や響、風情を感じていただけるよう、心を込めてお届けいたします。
 琴奏者の澤村さんは東京藝術大学音楽学部邦楽科 を経て、伝統的な古典曲(地唄)の演奏をはじめ、作曲や編曲にも取り組んでいます。NHKラジオの福祉情報番組「聞いて聞かせて」に、 2011年新春スペシャルを初め、6回に渡り出演。他、谷川俊太郎、佐々木幹郎(詩人)、二代目 高橋竹山、小室等らと共演するなど活躍されています。

演奏
琴/澤村祐司 小畔香子 加藤侑子
尺八/見澤太基
演奏曲目
『春の海』(宮城道雄)
『琉球民謡による組曲』(牧野由多可)
朗読 箏 尺八による『日本の昔話 〜鶴の恩返し〜』(澤村祐司) ほか
場所
ふれあいプラザかわさき 2階ホール
入場料無料・予約不要

5 編集後記

 にわかに初雪、お足元は大丈夫でしたか?気がつけば12月が近づいてきました。アイeyeセンターのカウンターにも先日から恒例クリスマスツリーが点灯。皆様のお越しをお待ちしています。

メールマガジン「アイeye」編集長 鳥居秀和


発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(アイeyeセンター)
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