2016年11月10日(木曜日)発行
発行責任者 小野俊己
目次ここまで
平成28年度の第2回読書会を12月に開催いたします。読書会は、一つの作品を各自で読み、作品の感想などを話し合うイベントです。個人で読んだときには気づかなかった視点から作品を見ることができ、色々な感想に触れることができます。どなたにでも楽しんでいただける催しですので、視覚障害当事者の方だけでなく、ボランティア・ガイド・点訳者・音訳者・ご家族の方々もお気軽にご参加ください。川崎市外の方でも参加可能です。
今回は『とんび』(重松清著)の感想を語り合います。作品をお読みになってご参加ください。
イベント盛りだくさんの秋です。東京高田馬場にある日本点字図書館では今年も11月12日(土曜日)、13日(日曜日)の2日間、オープンオフィスを行います。図書館の業務の紹介をはじめ、小中学生のお子さんも楽しめる、ミニ点字教室や盲導犬体験コーナーなど体験型、参加型催し物を用意しています。
また、今年もスターバックス コーヒー ジャパン株式会社様ご協力の無料カフェコーナーや、パンの販売、そして昨年大好評だった、ミニミニ北海道物産展などおいしいものも盛りだくさんです!
みなさま、こんにちは。歩行訓練、日常生活訓練等を担当している遠藤です。今回は、私の川崎のちょっとした思い出についてお話させていただきたいと思います。
みなさまは、「宮前メロン」をご存知でしょうか?宮前区の特産品であり、有馬・野川地区で栽培されている甘みたっぷりのメロンです。
今からはるか遠く昔のことになりますが、小学生の頃、宮前区に住んでいた事があり、その当時の同級生に、親戚がメロン農家だというA少年がいました。A少年のご親戚の粋な計らいのもと、宮前メロンの苗をもらいうけ、みんなで育て、収穫しようという授業が始まることになりました。
甘い期待に胸をふくらませ、みなでせっせと水をやる日々が開始したのですが、待てど暮らせど、実がなる気配が一向に見られないのです。収穫の危機に不穏な空気がクラスに立ち込める中、ようやく、花が咲き、育ち始めた実がひとつだけありました。
再びクラスは活気を取り戻したのですが、しかし、この実、一向に丸くならないのです。
いびつに細長く伸び、立派に表面を這うはずだった網は、かなり貧弱なものでしかありません。珍妙な形にかなり戦々恐々としていたのですが、食べればおいしいはず!と都合のよい思いを抱きながら、いよいよ収穫の時を迎えました。
30数人にいきわたるよう、細かく細かく切り刻まれてしまったメロン。いざ、試食の時。そのお味はというと…「……う、うり!?」でした。平生忘れ去っていたのですが、メロンはウリ科。そのことをまざまざと思い起こさせるほどに、瓜味だったのです。味の無いきゅうりを食べている、まさにそのような感じでしょうか。A少年のご親戚が育てたメロンと食べ比べつつ、おいしい果物を育てるのは難しいことなんだと、世間の厳しさを知った小学3年生の夏でした。
現在でも、訓練で宮前区に行く時に、その小学校の前をバスで通り過ぎる事があります。当時よく通った駄菓子屋は居酒屋へと姿を変え、ちょっぴり切ない気持ちにならなくはないのですが、訓練で市内を回ると色々な事を思い出し、中々に充実した毎日を送っています。
桃屋のつゆ 利用者支援グループ 中村透
“桃屋のつゆ”をご存知だろうか?
いわゆる“めんつゆ”であるが、これはなかなかの優れものだと私は思っている。何せ万能である。400mlで380円~400円と若干割高だ。概ねスーパーに置いてある。最初に断っておくが桃屋からは一銭も貰ってはいない。
さて、桃屋のつゆで私が作ったもののレパートリーをご紹介する。まず、イカと里芋のにっころがし。米のとぎ汁で柔らかく茹でた里芋を4倍に薄めためんつゆで炊き、最後にイカを入れる。仕上げに摩り下ろした生姜を加えるのもいい。
次にほうれん草ともやしの胡麻和え。ほうれん草ともやしはお好みのやわらかさに茹でる、あるいはレンジでチンする。そこに桃屋のつゆを適量かけ、味が整ったら、すりゴマをまぶす。簡単である。
次はカレイの煮付け。これも2倍に薄めてカレイを煮るだけである。カレイの煮付けはフライパンを使うと意外と便利。落し蓋の代わりにアルミホイルをかぶせればいい。
ぶっかけそば・うどん。つゆだくそば、うどんの場合は4倍。ぶっかけの場合は2倍でいけます。冷やしでもOKです。温める場合はチンすればよし。私の場合は、茹でたそばに、納豆、卵、ねぎ、てんかすをのせ、つゆを上からかけて、ぐりぐりかき混ぜて食す。結構うまい。
ここまで作ってみれば、ドレぐらい薄めればよいかの見当は大概つく。応用範囲も広がると思う。だまされたと思って一度試してはどうだろうか。
大ヒットメーカーのスティーブン・スピルバーグがロバート・ゼメキスのオリジナル脚本をもとに製作。世界中で大ヒットをした話題作。
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1955年のアメリカの風俗や流行をふんだんに取り入れながら、未来の高校生がもたらす大騒ぎを描く。ジョークとユーモアが随所に仕掛けられたSFアドベンチャーシリーズの第1作。
古い映画などで見かける手回し式の蓄音機。CDのデジタル音楽が普通になった今、古いアナログレコードの持つ深みのある音に、懐かしさ・暖かさを感じる方も多くいらっしゃいます。アイeyeセンターでは、この貴重な蓄音機の音をお楽しみいただく鑑賞会を開催します。SPレコードによる名録音の数々をお聞きいただくほか、蝋管レコードで実際に録音をする体験もしていただけます。
にわかに寒くなりましたね。冬支度はおすみでしょうか?センターでは先日、暖房が入らずしばらく寒い思いをしていました。メインのリモコンの設定が「冷房」だったのが原因とわかり無事解決。もう大丈夫と一安心です。
メールマガジン「アイeye」編集長 鳥居秀和
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