アイeyeセンター@川崎 メールマガジン『アイeye』

第26号

2016年8月25日(木曜日)発行

発行責任者 小野俊己



目次

目次ここまで


1 ニュース&トピックス

(1) 第58回視覚障害者相互激励大会

 川崎市視覚障害者福祉協会では今年も「川崎市視覚障害者相互激励大会」を開催します。式典の他、点字大会、点字初体験教室、落語、川柳・詩吟発表、地域芸能大会、作品展と企画も盛りだくさん。市内在住在勤の視覚障害者の方であればどなたでも自由に参加できます。

日時
9月11日(日曜日) 9時30分受付 10時開会 15時50分閉会
場所
ふれあいプラザかわさき2階ホール
及び 3階 アイeyeセンター

(2) ディズニーアニメが川崎で音声ガイド付き上映

 ディズニーのこの夏の最新作アニメ「ファインディング・ドリー」の音声ガイド付き上映が川崎でも行われることが決まりました。
 南の海の小さな魚たちの大冒険を美しいCGで描く大ヒットアニメです。今回、ディズニーが初めて公式に音声ガイドを制作し、全国7ヶ所で上映されることが決まりました。県内では川崎のみで上映されます。

日時
9月10日(土曜日)時間未定
場所
TOHOシネマズ川崎(京急川崎駅前 ダイス7階)

 この機会にぜひ大きな劇場で素敵なアニメをお楽しみください。
 時間、料金等のお問い合わせは 電話番号:050-6868-5025(劇場音声案内)まで。


2 スタッフルームから

 みなさんこんにちは、訓練・用具を担当している島田です。といっても今は川崎にいません。歩行訓練の指導員(正確には視覚障害者生活訓練等指導者)になるべく、大阪にある日本ライトハウスという施設に研修に出ています。もともと大阪の出身なので生活にもすぐに慣れ、昔のように関西弁を話す毎日を過ごしています。
 さて、せっかく大阪にいるので今回は大阪独自の習慣などを紹介したいと思います。まず有名なのがエスカレーターでの立ち位置です。普通は左側に立ち右側を空けますが大阪は逆で左側を空けます。関西でも大阪だけに見られる特徴らしく、何故そうなったのかは諸説あるようですが、とある大阪人に言わせると「1970年に開かれた大阪万博のときエスカレーターをたくさん作らなければいけなくなった。そのとき参考にしたのがニューヨークのエスカレーターで、ニューヨークなど米国や欧州のエスカレーターは左側を空けるようになっている。なので大阪がマイナーなのではなくこれが国際基準なのだ。東京とか他の地域がマイナーなのだ」ということらしいです。
 二つ目は言葉です。テレビなどで芸人さんが関西弁を使うのでだいぶ浸透してきた感はありますが、他の地域からすると不思議に思うこともあると思います。例えば、「自分」という言葉を大阪では二人称に使ったりします。例えば「自分、何が好きなん」とか「自分、どうしたいんねん」など。もっと柄の悪い言い方だと「おのれ、なにしとんねん」に変わっていきます(笑)。
 言葉の略し方も関東と違っており、マクドナルドなどは関東ではマックですが大阪ではマクドとなります。セブンイレブンはセブイレで、最近、ディズニーランドよりも人気のUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)はユニバと言ったりします。私も昔、大阪の高校生だったときは「関東の奴ら、マクドのことマックって言うやろ。なんか腹立つな〜」と偉そうに言ってましたが、今ではすっかりマックです(笑)。
 大阪は古くから「天下の台所」と言われ食べ物も安くて美味しいし、人々は人情味に溢れ(隣に立てば友達という説もあり)とても魅力的なところです。機会があれば是非訪れてみてください。


3 カワサキ・用具の窓

 歩行補助器具の「パームソナー」をご存知ですか? センター利用者の石原様から、実際に使ってみたご感想をお寄せいただきましたのでご紹介します。

「パームソナー」を使っています。 石原 清

 全盲で白杖使用の私は、今年の4月に職場が川崎駅の近くになりました。川崎駅から職場までは次のような道順を通ります。
 駅の改札を出たら右へ行き、エスカレーターは混んでいるので階段を下って直進します。しばらく歩くとアゼリア地下街の入口です。エスカレーターで地下街に降りて、北側通路を通り、市役所通り右側歩道に出る階段を上がります。第1京浜交差点に向かって直進し、交差点の少し手前のビルが目的地です。
 駅改札からアゼリア入口までと、アゼリアを上がった歩道から目的地までは誘導ブロックがありますが、アゼリア地下街には誘導ブロックはほとんどありません。
 地下街は通路の左右に店舗がならんでいます。店舗の壁を杖で叩くのは気が引けますし、出入りする人と接触する危険性もあります。誘導ブロックのない地下街を安全に歩くために、パームソナーを使い始めました。パームソナーは掌に収まるサイズの超音波探知機です。測定距離は4メートルから40センチまでの6段階に調整できます。測定範囲に障害物があると、手の中でプルプルと振動します。障害物との距離で振動数が若干変わるので便利です。経路が頭の中に入っていれば、使い慣れてくると店舗の壁か人なのかは状況で判断できます。
 また、誘導ブロックのあるところでも使用しています。自転車が誘導ブロックの上にあったり、お年寄りがゆっくり歩いていたり、立ち止まっていたりしていることがあるからです。使い始めてから3か月程になりますが、単独歩行がとても快適になりました。
 川崎市視覚障害者情報文化センターに予約すると、パームソナーの体験ができます。興味のある方は是非一度お試しください。

 用具担当より
 パームソナーの価格は81000円。
 体験見本の取り寄せに時間がかかりますので、あらかじめセンターにご相談ください。


4 生活お役立ちメモ

 アイeyeセンタートイレ探検隊です。今回はJR川崎駅付近のトイレを見てきました。
 さて、JR川崎駅構内には、トイレはいくつあるでしょう? 正解は1箇所だけ。
 改札を入って南武線ホームに降りる手前にあります。女子トイレは個室数が7つあり、乳児用のおむつ替えコーナーもありました。音声案内・触地図・ウォシュレットはありません。これだけ広い駅に、トイレがたった1箇所とは心もとないです。2017年に現在工事中の部分が完成したら、トイレも増えていると良いですね。
 駅以外では、東口の駅前交番裏のトイレも24時間使えます。駅構内のトイレに比べると比較的綺麗です。交番裏なので治安も最高!また、西口駅前にも公衆トイレがありますがこちらはあまり綺麗ではないです。場所は駅の改札を出て西口のバスロータリー方面に向かう階段の下です。
 駅の東口方面でトイレに行くなら、アトレのトイレが清潔でウォシュレット化もされています。水洗レバーで流さなくても、位置を離れると勝手に流れてくれる自動水洗です。アトレのトイレは各階に、大体同じ場所にあります。1階の南側(ヨドバシカメラに近いほう)では、スープ・ストック・トーキョーというお店の裏にあります。
 このフロアのお店は朝8時オープンなので、フロア自体も8時前から開いており、トイレも使用可能です。東口からは少し離れますが、1階の北側(ツバキひろばの奥)にもトイレがあり、こちらは比較的空いているようです。
 徐々にウォシュレット化はされていますが、なかなか音声案内・触地図などがついているトイレがありません。みんなが便利に気軽に使えるバリアフリー化が早く進むと良いですね。


5 イベント情報

(1) れきおんクラブ「詩人 サトウハチローの世界」

 国立国会図書館収蔵のSPレコードの音源をお楽しみいただく特別企画「れきおんクラブ」、今回は昭和を代表する詩人サトウハチローにちなんだ作品を特集します。昭和初期から戦後にかけて、童謡、軍歌、流行歌と幅広いジャンルで活躍したサトウハチローの人と作品を、豊富な音源でお楽しみいただきます。

日時
9月3日(土曜日) 14時から16時
場所
アイeyeセンター  多目的室A
入場無料
予約不要です

6 編集後記

 オリンピック、高校野球と熱い夏もひと段落、気がつけば夜の闇に虫の声が聞こえてきます。四季の移りかわりを楽しむ心の余裕がうれしいものです。

メールマガジン「アイeye」編集長 鳥居秀和


発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(アイeyeセンター)
住所:〒210‐0026  川崎市川崎区堤根34番地15
電話: 044‐222‐1611
FAX : 044‐222‐8105
電子メール: kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
公式ウェブぺージ: http://www.kawasaki-icc.jp/


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