2016年4月25日(月曜日)発行
発行責任者 小野俊己
目次ここまで
2月のセンターまつりで行われました弁護士、大胡田誠さんの講演「全盲の僕が弁護士になった理由」にはたくさんの方がお越しいただき、とても感動したというご感想をいただきました。このたび大胡田さんのご好意により、当日の講演の映像をYouTubeで公開することになりました。
以下のリンクからお聞きください。
当センターのホームページからもご覧になれます。
映画の音声に解説(ガイド)のついたシネマデイジー。このほど当アイeyeセンターがシティライツの皆さんに依頼して制作したシネマデイジーが完成し、順次貸し出しを開始する予定です。
可憐なオードリー・ヘップバーン「麗しのサブリナ」や懐かしい石原裕次郎「陽のあたる坂道」など、「映像の街カワサキ」のシネマデイジーにふさわしい、古今東西の名作・話題作。まずはぶっくがいど6月号で13作品を発表する予定です。往年の名画座気分でお楽しみください。
毎回、スタッフがリレー形式でお送りするこのコーナー。今回はちょっと趣を変えて「ファンタジー」です?!お楽しみください。
勇者シマダは、とあるK市を守る勇者です。困っている人がいると、すぐに助けに行くのです。
ある日、白杖が折れて困っている人がいました。シマダは白杖を直して言いました。「白杖をもっと安全に使う技は無いだろうか?」そこに杖の妖精エンドーとその従者ナカムラが現れて言いました。「杖には色々な種類もあるし、その人に合った長さや重さ、使い方もあるんだよ。教えてあげよう!」
そこでシマダは白杖が折れて困っている人を二人に託して旅を続けました。
次の日、パソコンの使い方がわからなくて困っている人がいました。シマダはその人と一緒にパソコンの使い方を練習しました。でも、どうしても分からない所があります。そこでシマダはパソコンの妖精コンコンを呼び出しました。するとコンコンは頭の中に格納してある全てのマシンのマニュアルを紐解き、懇切丁寧に教えてくれました。また、コンコンは、アイテム「ノリコ」を使うと、遠くの場所に移動できるというのです。シマダは、別の場所でメールの送り方がわからないと困っていた人を思い出し、ノリコでパワーアップしたコンコンを派遣しました。
しばらく行くと、子供が泣いていました。「点字の本を読みたいのにその本が点字になっていないよう」。
シマダは点字の妖精サトー&サイトーに頼みました。サトー&サイトーは、ウラーノというパワーアップアイテムを得たばかりだったので、あっという間に点字の本を仕上げて、その子供に渡しました。
「ありがとう。でも、お母さんは点字が読めないんだ。デイジー図書があったらいいのに!」
シマダは音の妖精アンドー&サッチーに頼みました。アンドー&サッチーはあっという間にデイジー図書を仕上げて言いました。
「もっと早く聞きたいときはテキストデイジーっていう新技もあるから相談してね」
しばらく行くと、何かを調べたくて困っている人がいました。そこに何でも知っているオノのご隠居が現れて「よくわからないときはイワブチに聞け」。
シマダはイワブチに聞きました。イワブチは秘伝の武器サピエを駆使して色々な情報を集めました。従者ショージがその結果をリストにして送りました。
しばらくすると、シマダは疲れてきました。すると映画の妖精トリイが現れて「この映画を見てリフレッシュするといいよ!」とお勧めの映画を紹介してくれました。
どこからか再び現れた従者ナカムラは「オレの趣味は料理だ!」と言って、どこかで釣ってきた魚を料理しようとしました。その時、用具の妖精クロカワ&サッチーが「こんな便利なグッズもあるのよ」と料理用具などを紹介したので、料理はとても早く美味しく出来ました。
シマダはお腹いっぱい、勇気百倍。そして更にパワーアップするため修行の旅に出かけました。
つづく。
※この物語はフィクションです。
アイeyeセンターで扱っている防災関連商品をご案内します。日頃の備えにお役立てください。
ホイッスルは、周囲に助けを求めるときに役立ち、災害・遭難時、防犯・チカン等の対策になります。 小さな笛に反射板がついていて、車・自転車のライト、懐中電灯の明かりなど当たると反射し、光りを放ちます。
885円
蛍光緑色の目立つメッシュ生地のベスト。前身ごろに「目が不自由です 手を貸してください」、後身ごろに「BLIND Please Help」と書かれています。緊急時や災害時に着用の上で、周囲にサポートを求めてください。
1650円
水・お湯を注ぐだけでご飯ができる簡単で便利なアルファ米を白飯、赤飯、五目ごはん、わかめごはんの4種類のセットにしました。
1955円
災害時や断水時に頼りになる、洋式便器用の中敷きのビニール袋です。吸水性パッドで便や尿を500mlまで30秒ほどで凝固化し、悪臭を軽減します。使用後は密封して家庭用のゴミとして処分できます。
2810円
グランドオープンした川崎駅東口地下街・アゼリア。レストラン街のオープン時のにぎわいも落ち着いた頃、仕事帰りに回転寿司に高橋が行ってきましたのでレポートします。
お店の名前は「海鮮三崎港」、京樽が運営している回転寿司チェーンのひとつです。女性が一人でも気軽に入れる明るく開放的な回転寿司屋です。店中央にカウンターレーンが設置してあり、レーンのなかに数名の店員さんがいます。レーンに流れていないネタはこの店員さんに「アボサーモン軍艦とおいなりさんください!」のように声をかけて注文します。おすしのほかに、茶碗蒸し、汁物、海鮮サラダ、から揚げ(鶏・たこ・げそ)、もつ煮、デザートにわらび餅、大学芋などがあります。
カウンター上には、熱湯が出る小さな蛇口があり、粉茶を湯飲みに入れ熱湯を注ぎます。メニュー表もカウンターに置いてありますが、結構みなさん気軽に店員さんに話しかけていました。
一皿に2貫、お皿の色で値段が違い、110円皿(赤)180円(青)240円(白)300円(藍)360円(金地に花の文様)450円(黒地に金色の文様)の6種類があります。カウンター席のほかに、テーブル席もあります。※席数確認中
営業時間は11時から夜11時まで。 電話番号:044-245-1844
国会図書館収蔵のSPレコードの音源をお楽しみいただく特別企画「れきおんクラブ」、第5回は日本のジャズの特集です。1920年代にアメリカで急速にブームになったジャズは、大正から昭和の初めにかけて日本でも一大ブームとなり、多くの日本人ジャズシンガーが登場しました。
本格的なジャズから日本オリジナルの名曲まで、戦後のジャズブームに至る名演奏をSPレコードの懐かしい響きでお楽しみください。
アイeyeセンターでは、5月13日(金曜日)13時より盲導犬体験歩行会を開催します。実際に盲導犬に触れ、犬と歩く感触を楽しんでみませんか?協力してくださるのは日本盲導犬協会の方々です。当日は犬の飼育方法や健康管理の方法なども話してくれます。参加希望の方は、5月11日(水曜日)までにアイeyeセンター(担当:中村)宛てにご一報ください。なお、予約のない方の当日参加も歓迎いたします。
九州の群発地震のニュースに心を痛めていらっしゃる方も多いことと思います。災害の多い国に住む私たちとして、今できること、これからやるべきことを考えていくことが大切でしょう。センターでも防災イベントを始め災害に備えた情報を適宜発信してまいります。
メールマガジン「アイeye」編集長 鳥居秀和
発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(アイeyeセンター)
住所:郵便番号 210‐0026 川崎市川崎区堤根34番地15
電話:044-222-1611
ファクス :044-222-8105
メールアドレス:kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
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