2015年11月10日(火曜日)発行
発行責任者 小野俊己
目次ここまで
11月14日、15日の両日、東京都新宿区の日本点字図書館で、館内を自由に見学できる「オープンオフィス」が開催されます。
日本点字図書館の業務の紹介や、小中学生のお子さんも楽しめるミニ点字教室、盲導犬体験コーナーなど、体験型・参加型の催し物がいっぱいです。
またスターバックスの無料カフェコーナーや、パンの販売、そして今年の特別企画「ミニミニ北海道物産展」などおいしいものも盛りだくさん。
当センターも「見えない・見えにくい体験をしてみよう!」のコーナーを担当します。
皆様もどうぞこの機会にお出かけください!
主なイベント
パソコンやタブレットを使っての読書体験、ユニバーサル商品の展示と販売、ローラー印刷機を使っての点字カレンダー製作体験などもあります。
お問い合わせ電話 03-3209-0241
川崎市社会福祉協議会ボランティア団体部会の主催によるイベント「かわさきボランティアタウンフェスタ2015」が11月29日(日曜日)中原区の川崎市国際交流センター(元住吉駅より徒歩10分)で開かれます。
いろいろなジャンルの「一芸ボランティア」の皆さんによる出し物、ボランティア活動の紹介、特別展示「災害に強い地域づくりを私たちの手で!」、手作り品やお菓子、お弁当などの販売もあります。
お問い合わせは ボランティア活動振興センター 電話 044-739-8739 まで。
こんにちは、録音図書製作・用具担当の高橋です。
本格的な冬ももうすぐ、暖かい飲み物がおいしい季節ですね。みなさんはいかがお過ごしですか?
今年ももう11月、時の流れの早さに驚いています。
昨年4月からセンターで働き始め、今年2月に録音図書製作担当になり、毎日無我夢中で過ごした一年でした。
私の仕事は、デイジー図書を作ること。
とはいえ、本を読んでいるのではなく、製作コーディネートをしています。音訳者、校正者、編集者のみなさんが、気持ちよく滞りなく作業できるよう環境を整え1冊でも多くの本を利用者の方へお届けするのが私の仕事です。
みなさんは、どんなふうにセンターへいらっしゃいますか?センター最寄駅は、JRの川崎駅と京急の八丁畷(はっちょうなわて)駅の二つです。
八丁畷駅は、勤め始めて久しぶりに降りました。小学生の頃、ごみ焼却熱を利用した「堤根温水プール」へ遊びに来ていたので、なんと数十年ぶり…センターからも赤と白のストライプの煙突が見えます。
八丁畷は、あまり知られていない場所ではありますが、日本を代表する映画監督の作品の舞台になっています。それは、小津安二郎の「お早よう」。昭和34年の作品です。
郊外の新興住宅地を舞台に元気な子供たちにふりまわされる大人たちをコメディタッチで描いた作品で、オデコを指で押すとオナラをするという「おなら遊び」をしながら多摩川の土手を歩くこどもたちが印象的で、とてもほのぼのとする作品です。
この映画の佐田啓二と久我美子が立ち話をするシーンで、八丁畷駅のホームが使われました。
デイジー図書では、小津安二郎の著書「小津安二郎『東京物語』ほか(大人の本棚)」(点字図書もあり)、「僕はトウフ屋だからトウフしか作らない(人生のエッセイ)」、シネマデイジーでは「東京物語」「晩春」が製作されています。
これからもコネタをお知らせし、センターを身近に感じていただけたらとても嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
朝夕めっきり冷え込むようになりました。先日は木枯らし1号も吹いていよいよ冬の訪れです。衣替えはお済みでしょうか?今回の用具の窓は冬に向けてのおすすめ商品です。
空気が乾いてお肌のお手入れが大切な季節にぴったり。日本点字図書館創立者本間一夫の生家、国稀(くにまれ)酒造のオリジナルハンドクリームです。
その名の通り、お酒の成分を生かした手に優しいハンドクリーム。北海道増毛町(ましけちょう)の暑寒別岳(しょかんべつだけ)の伏流水と国稀酒造の特別純米酒を使用して作ったもので、ソフトクリームのように柔らかくフワッと肌に馴染み、なめらかで伸びが良く、かすかに上質なお酒の香りがするハンドクリームです。使用感はとても優しく、薄い膜に包まれたようなサラッとした付け心地です。30グラム。
750円
日点わくわく用具ショップと手袋メーカーが企画・製作したオリジナル手袋、今年はS、M、Lの3サイズで、それぞれ柄が入っています。両手の親指、人差し指、中指の指先の横にスリット(穴)があり、手袋をはめたまま指先を出すことができるので、点字を読んだり、お金を数えたり、携帯やスマホを使ったりと、様々なシーンで便利にお使いいただけます。色やデザインのバリエーションも増えて、ご家族皆さんで色違いのおそろいも楽しいですよ。
1970円
みなさん、JR川崎駅周辺では、どこでお買物されますか?やっぱり西口ですか?当センターがあるのは、駅の東口。西口のラゾーナにグイグイ押され、さいか屋までもが撤退してしまった東口。かわいそうな東口…。と思っていたら、8月にJR川崎駅東口の地下街「アゼリア」がリニューアルオープンしました!
JR川崎駅の改札を出て、右に行くと東口です。センターに来るときは、東口の長い階段を降りて、右方面に歩きますね。そこを右に行かずにまっすぐ地下に降りるエスカレーターに乗りましょう。エスカレーターの前方にからくり時計があるので、時間が合えば楽しい音楽が前方から聞こえてきます。エスカレーターを降りたところはサンライト広場という空間。右手前方の角が、インフォメーションセンターです。きれいなお姉さんが2~3人、お店の情報などを教えてくれます。
今回オープンしたのは、エスカレーターから見て右半分。45店舗ほどが営業を再開しています。エスカレーターの右手にある「旬菜百華」のエリアは、肉・魚・野菜などの生鮮食料品を売っています。エスカレーターを降り切った、右前方の「惣菜馳走」エリアはスーパーマーケット仕様。米・パン・冷凍食品などの一般食料品を扱っています。同じエリアに「ザ・ガーデン自由が丘」というセレクトショップがあり、選りすぐりのお菓子・食料品のブースが連なっています。通路を挟んで一番奥のエリアは川崎銘菓。カラフルな和菓子の「東照」、大師巻きの「堂本」など、おなじみのお店が並んでいます。
一番のおすすめは、インフォメーションセンターの隣にある「箱根ベーカリー」。カレーパンが有名で、甘口・辛口・野菜など何種類ものカレーパンがあります。なんと朝7時から開いており、イートインコーナーもあるので、朝一番でセンターに行こうと思っているあなたでも、おいしいコーヒーやスープとパンのモーニングセットがゆっくり楽しめます。
ファッションやグルメだけではありません。行政サービスコーナー、川崎信用金庫、セブン銀行、時計の電池交換などをしてくれるお店など、便利なお店もたくさんあります。
今回、リニューアルオープンしたのは、全体の面積の約3分の1。現在、第2期工事が進行中で、工事が終わるのは来年3月とのこと。それまでは、通路などが封鎖されている可能性もありますのでご注意を。3月には、全体がリニューアルされて、グルメウォーク(レストラン街)も新しくなっているはず。来年の3月が楽しみです。
平成27年度の第2回読書会を12月に開催いたします。
今回は『紅梅』(津村節子著)の感想を語り合います。どなたにでも楽しんでいただける催しですので、初めての方もお気軽にご参加ください。
人気漫才コンビ「品川庄司」の品川祐が、自身の原作小説を映画化した監督第2作。漫才の頂点を目指す主人公たちの笑いとケンカの熱血青春模様を描きます。
売れない漫才コンビ“ブラックストーン”のボケ担当・飛夫は、ついに相方から一方的に解散を告げられ、ヤケを起こしてトラブルに巻き込まれた末、留置場送りに。そこで出会ったのが、ケンカに明け暮れるストリートギャングの龍平。龍平のツッコミの才能を見抜いた飛夫は、コンビを組もうと強引に誘い、異色の漫才コンビ“ドラゴンフライ”が誕生するのだが…。
監督・原作・脚本は品川ヒロシ、主な出演に佐藤隆太,上地雄輔,石原さとみ、ほかテレビでおなじみのお笑い芸人の皆さんが持ち味を生かして登場するのも見所です。
並木の木々もすっかり色づき、足元に枯葉のカサカサという音が秋の深まりを感じさせます。読書の秋、芸術の秋、食欲の秋…さまざまな「秋」の魅力をお届けしました。皆さんの秋の魅力は何ですか?
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