2015年9月10日(木曜日)発行
発行責任者 小野俊己
目次ここまで
アイeyeセンターでは、偶数月に発行している「ぶっくがいど」の他に、新しく奇数月に「アイeyeセンター便り」を発行します。
センターの紹介や情報をお手元にお届けするフリーペーパー、墨字版と点字版があります。「ぶっくがいど」をお送りしている方に郵送させていただきますので、メルマガ同様お楽しみください。
アイeyeセンターの入っている「ふれあいプラザかわさき」では、年2回、施設全体で防災訓練を実施しています。今年最初の訓練は9月1日、火災を想定した防災訓練がおこなわれました。
館内の他の施設の職員や利用者の方々も含め、総勢80名ほどが避難完了までに約10分。センターの職員も消火班、誘導班、救護班などにわかれ、それぞれ想定された役割を訓練しました。
災害は起きてほしくはないけれど、いつ起きてもおかしくないもの、職員一同真剣に訓練に取り組みました。
なお、アイeyeセンターのスタッフルームには、消火器の他AED(自動体外式助細動器)も設置してあり、職員も使い方の研修を受けています。
皆様に安心してご利用いただけるように、気持ちを引き締めたひと時でした。
こんにちは。 総務を担当している安藤です。カウンターからスタッフルームを覗いた時に、左手奥の席でいつもパソコンを睨んでいるのが私です。 総務の仕事は、縁の下の力持ち的な仕事なので、華々しくご紹介できるものがあまりありません。担当して早7ヶ月。経理もやっていますが、大雑把なO型人間なので、お金が動く度に何か間違ってやしないかとヒヤヒヤする毎日です。
もうひとつ、録音関係のプライベートサービスも担当しています。私は利用者とボランティアを結ぶコーディネート役です。これまで寄せられた依頼は、若い頃に読んでまた読み返してみたくなった絶版本や、趣味に関する会報誌、将棋の本、ギターの教本等、多種多様です。 読み手探しにちょっと苦労してしまうものが多いですが、「それを必要とする方がいる
限りできるだけの事をしましょう」と言ってくださる音訳者に支えられてサービスを提供しています。それでもさすがに、漢文の医学書の依頼がきた時には、ごめんなさい、降参でした。その他に、拡大写本の依頼を受けた事もありました。様々な依頼を受ける度に、試行錯誤しながらご希望に応えられるよう頑張っています。
そんな私の最近の息抜き。映画「あん」を観てきました。ハンセン病患者の、今なお残る偏見と差別と苦悩を扱うお話し。なのに、なんだかワクワクして観てしまった私。なぜかと言えば、その撮影場所が西武新宿線久米川駅周辺、私の地元だったから。ほぼ全編がそこで撮影され、以前よく自転車で走っていた国立ハンセン病療養所のひとつ、多摩全生園もその撮影場所のひとつになっていたから。さらに、エキストラで参加したと言っていた知り合いを、目を皿のようにして探してみたり。完全にストーリーとは別のところで楽しんでしまったわけです。映る風景はどこも見知った場所ばかりで、駅周辺や多磨全生園の見事な桜は、作中の重要な場面に何度も使われていました。毎日目にしている風景が、大きくスクリーンに映し出されている様は、本当に不思議な気分になるものですね。
舞台となったどらやき屋さんがあった所は、当然ながら今は何もない殺風景な場所になっていますが、春になり桜が咲く度に、映画の風景を思い出しそうです。
お店に梨やぶどう、さんまが並び、季節の移り変わりを実感する今日この頃、みなさまいかがお過ごしですか。
9月1日は「防災の日」。非常時に備えて備蓄品や連絡先、避難について、いま一度確認されてはいかがでしょうか?
用具の窓、今回のテーマは「防災」です。今年1月に当センターで実施した防災イベントの際、たいへんご好評をいただいた品物2点をご案内します。
小さなホイッスル(笛)と反射板がついた、音と光のキーホルダー、15グラムと軽く、ホイッスルの周りを反射板が囲んでいるデザインです。遠くからでも聞こえる音を、軽く吹くことができます。
また、通常の3倍の反射材を使っており、夜間の交通事故防止に役立ちます。杖の持ち手やバッグにいかがですか。885円
※9月10日から14日の五日間、期間限定特価セール対象商品につき価格が20%offの700円になります。数量限定につき売切れの場合はご容赦ください。
水・お湯を注ぐだけでできあがり!簡単で便利な非常用ごはんを、白飯、赤飯、五目ごはん、わかめごはんの4種類のセットにしました。
賞味期限はメーカー製造後約5年。炊飯いらずで水・お湯を注ぐだけでできるので、防災用の非常食だけでなく、アウトドアスポーツや海外旅行にも便利です。
1955円。
涼しくなってきて、お出かけがうれしい季節がやってきますね。買い物やイベント、芸術の秋、食欲の秋、秋は気持ちも花やぎ、ついつい心が浮き立ちます。
そこで、今回のお役立ちメモは地元川崎を離れて東京に行きませんか?というご案内。東京方面へのお出かけに役立つ耳寄り情報が届きましたので、ご紹介します。
当センターの利用者の方々の中には同行援護を利用されている方は多いかと思います。
このたび、東京にある社会福祉法人、日盲社協(日本盲人社会福祉施設協議会)では、直轄事業として「レッツゴー事業所」を開設しました。この「レッツゴー事業所」は、視覚障害者の方の東京での移動を支援する同行援護専門の事業所で、地方から東京へ、あるいは東京から地方へ行かれる方がご利用できるサービスです。
たとえばこんな使い方はいかがでしょうか?
また、事前に計画を打ち合わせておけば、宿泊を伴う外出にも対応しています。
サービス提供日は年末年始を除く年中無休。
サービス提供時間は午前7時から午後9時まで。
範囲は東京23区内となっていますが、必要に応じて相談もできます。
サービス開始から2ヶ月、このたびホームページが開設されました。
アドレスはこちら http://www.lets-go.or.jp
または「日盲社協レッツゴー事業所」で検索してください。ホームページには、利用された方の感想や、都内の見所案内などがあり、記事を読んでいるだけでも東京散歩に行ってみたくなります。
サービス内容や利用料金などのお問い合わせは、日盲社協レッツゴー事業所まで直接お電話、またはメールで、サービス責任者菅原さんあてにお願いします。
直通電話 03-6240-1714
メールアドレス nichimou.rettugo@vesta.ocn.ne.jp
以上、今回の担当は鳥居でした。
朝夕に涼しい風が心地よい季節になってきました。今回のお知らせは映画に講談。ぜひセンターにお越しください。
1998年のソウル。韓国情報部のジョンウォンは、相次ぐ要人暗殺が北朝鮮の工作員の仕業とみて捜査を始める。捜査の裏をかいて動く犯人、国内に持ち込まれた高性能液体爆弾、恋人ミョンヒョンとの結婚を控えたジョンウォンの身辺にも危機が迫る…。激しいアクションと美しく悲しいラブロマンスを描き、全世界で大ヒットした超大作が登場です。お楽しみに。
わが国で最初に点字図書館を創設した本間一夫先生の生誕百年を記念して、田辺(たなべ)鶴遊(かくゆう)先生の創作講談「点字図書館の父・本間一夫伝」を開催します。田辺先生は故・田辺一鶴(たなべいっかく)師匠のお弟子さんです。
一鶴師匠の代表作、昭和39年東京五輪の参加国をすべて読み上げる「東京オリンピック」も聞けます!みなさまにお楽しみいただけること受けあいです。お越しをお待ちしています。
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